ラッキーあぐら

幸運の上にあぐらをかく状態

語りつづけろ、届くまで

2013-01-24 21:58:30 | 本と雑誌

語りつづけろ、届くまで 語りつづけろ、届くまで
価格:¥ 1,680(税込)
発売日:2012-04-25

今日読み終わった本は大沢在昌『語りつづけろ、届くまで』。
まきこまれサラリーマン坂田の第三弾の作品となる。
ダイハードシリーズのように坂田君は厄介に巻き込まれてしまうのだ。
シリーズ1作目ではハラハラドキドキしたものだが
3作目ともなると、読むほうも慣れてきて
坂田君はどうやって、がんじがらめの巻き込まれから
上手い具合にハッピーなエンディングに持っていくのかと
楽しみにもなってきたものである。
坂田君はどう考えても巻き込まれるような行動をとってしまうのだな
私だったら多分、通り過ぎてしまうような所を
立ち止まって、声をかけてしまう人なのだ。
私の周りの例えばコッコちゃんだったら
肩がぶつかって、思いっ切り文句を言われたとすると
その場は押し黙ったまま、歩き続け
絶対に聞こえない所で、『ばっかやろう』って言うのだ。
あまりに距離がありすぎるのである。
『あの場で言えばいいじゃん』って私はとりあえず言うが
奴の気持ちは100も知っているわけである。
その場で言えない事って沢山ありますよね。
でも相手が聞こえない所で言っても虚しくなるだけだろうに
どこか負けず嫌いっていうか、寝る前までに解決しておきたいんだろうな。
私は根に持たずにスッパリと忘れる事にしている
っていうか、人と肩をぶつかるような迂闊な歩き方はしないのだ。

今日のリーダーは午前休みだった。
一日たりともきっちりと来ない。多分、家庭が大変なのだろう。
ただのサボり屋かもしれないけど
きっと、人には語れない大変な状況なのに違いない
哀れみの目でみる事にしたのだ。
詳細は聞かないけどね、聞いても何もしてあげられないから
ただ、勤怠の悪さとズーズーしさは許す事にした。
ただし、明日金曜日になって
『今日明日中に終らせるべき仕事がある』って言い出さない限りね。