ラッキーあぐら

幸運の上にあぐらをかく状態

又吉直樹『火花』

2016-02-21 21:44:41 | 本と雑誌
火花/文藝春秋

¥1,296
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今日読み終わった本は又吉直樹『火花』である。
和田アキ子が芥川賞を受賞したことについて納得いかない発言をしたようだけど
和田アキ子が紅白歌合戦に出場するよりも
遥かに納得のいくことだと実感した。
そもそも和田アキ子が小説の評価をすること自体が『ヘン』だし
普段の言動とかクイズの答えとか聞いていると
『お前は何様だ、上から目線で言えないだろ』って思うんだけど
CDが売れない歌手、世間知らずなMC
ま、安心した。
和田アキ子と同じ感想だったら
相当な音痴じゃなくて本痴だと認めるような事になるからな。
芥川賞がもらえる作品だったと私は言いたい。

上から目線で言う奴って
無知な奴だと思うのだ。
現実とか本物とか知らないで
あるいはみようとしないで
自分の料簡の狭い頭の中での、勝手な決めつけで
ランク付けして、自分は甘ーく、他人には厳しくって
感じがする。
上から目線な人はそもそも人としてどうなんだ。

『実るほど頭を垂れる稲穂かな』って判るよなぁ