ひねもすのたりにて

阿蘇に過ごす日々は良きかな。
旅の空の下にて過ごす日々もまた良きかな。

日本酒の数々

2009年10月27日 | 酒と料理と
日本酒で、インパクトのあったものがいくつかある。
燗酒が主体で、宴会でしか飲まなかった中、
「上善如水」は、その香りと端麗さで、日本酒の印象を一変させてくれた。

出羽桜の「桜花吟醸」もまた同じ系列で、
フルーティーな香りに魅せられた酒である。
淡麗に物足りなくなったとき、出会ったのが、黒龍の「吟醸垂れ口」
フルーティーな香りと濃醇な口当たり。
全く異質な日本酒との出会いだった。

須藤本家の「山桃桜(ゆすら)」は非常にきれいな酒質で、
香り高くて、女性好みの酒であった。
有名な「十四代本丸」もまた、そのコストパフォーマンスでインパクトのある酒だった。
愛媛にある酒六酒造の「吹毛剣」は非常にきれのある酒で、これも印象は強かった。

テレビで紹介されて品薄になったもので、「村祐」という新潟の酒がある。
なかなか手に入り難いので、ここ2年ほど飲めないのが残念である。

すでに100種類以上の酒を飲んだが、当然当たり外れはある。
しかし、そのほとんどは旨く飲めた。
味は様々である。
淡麗で辛口もあれば中口、甘口もあり、
芳醇で辛口、中口、甘口がある。
その組み合わせで日本酒は飲み飽きない酒である。

日本酒は、一升で3,000円以内のものが基本である。
高ければ旨いのは当然で、安くて旨いのを探すのが楽しい。
最近、本州一という酒を飲んだが、これは値段の割に旨かった。
広島の安芸市にある梅田酒造が醸した作品で、初めて飲んで唸ったものだ。
これだから日本酒探しはやめられない。
コメント
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