11月21日
の前に、シェムリアップで初日に泊まった宿がどこだったのか、ちょっと気になって調べてみた。
「リシー リン アンコール レジデンス」というホテルで、部屋はデラックスダブルだったようだ。
チーサタスイーツの正面に位置するホテルで、金額的にはチーサタアンコールホテルのデラックスダブルとほぼ同額。
朝食はスイーツの方で摂ったので感想は述べられない。
さて、いよいよ今回のメインテーマ、サンボープレイクック遺跡を観光する。
その前に準備をして、宿を出る。
朝食は、ベトナムのバインミー(ソフトフランスパンのサンドイッチ)に似た屋台を探すが見つからない。
これは後で聞いたのだが、カンボジアにもあって、ヌンパンパテと言うらしい。
市場の方を回って、一回りしたが見つからずに近くのパン屋に行ってみるが、
日本風のサンドイッチだけで、仕方なく肉まんがあったので、店員のお姉さんがお勧めの方を買う。

合計5,500リエルの朝食(約1.5ドル)
その肉まんを持って、来るときに見つけた屋台のカフェに行く。
カフェオレを1杯頼んで、ひとつだけあるテーブルに落ち着く。
肉まんをついばみながら、のんびりしていると、誰かが後ろから私の肩を叩く。
振り返ると、昨日約束した小太り運ちゃんが、あそこで待っているというジェスチャーで待ち合わせ場所を指さす。
「OK、OK」と頷くと去って行った。
まだ8時前じゃん。と思ったが、約束を忘れていないか心配だったのかな。
店に親子3人連れが来たので、持っていた風船をひとつ膨らませて妹の方に上げると、キャッキャッと喜んだ。
お兄ちゃんの方には、折り紙を出して紙風船を作ったら興味深そうにしている。
二つ目は、お兄ちゃんにも折り紙を渡して一緒に折ってみた。なかなか筋がいい。
折り紙を5枚ほど渡して、「持って帰り」と、決して通じない日本語で言うと、にっこり笑って父親と去って行った。

可愛い兄妹
またしばしコーヒーを楽しんでいると、小太り運ちゃんさんがまたやって来る。
そんなに心配しなくても約束破らんよ。
でも、もうそろそろ8時10分になる。じゃあいいかと席を立つと、
こちらまでトクトクを持ってくると言って道の反対側に行った。
いよいよ出発。まだそれほど暑くはない。風が心地いい。
しばらく走って町を抜けると、6号線から右折して遺跡方向へ。
そこからはのんびりした田園風景が続く。途中でまた右折して遺跡入口のチケットオフィスに着く。

国道6号線から右に入る
オフィスで「いくら?」と訊くと、「10ドルだ」。
「ディスカウントできる?」と私。「できない」とスタッフ。
「ちょっと高いんじゃないの?」と私「今年の6月から値上がりしたんだ」とスタッフ
「今は5月じゃないのか?」と私「アホぬかせ、グダグダ言ってないではよ払わんかい」とは言わなかった。
充分遊んだので、10ドル払って再びトクトクに乗って遺跡の中心部へ行く。

私と遊んでくれたチケット売り場のスタッフ
小太り運ちゃんさんはそこの広場で待っていると言う。
大まかな地図をプリントしていたので、それを頼りに遺跡を回る。
アンコールワットとは趣の異なる、それなりに風情のある遺跡である。
遺跡の範囲は広いが、建造物の一つ一つは小ぶりで、崩壊もかなり進んでいる。
この崩壊を食い止めるために、ユネスコはここを世界遺産に指定したのではないかと勘ぐってしまった。

駐車場の近く

ちょっと珍しい造り

木立の中の遺跡

最も印象的な遺跡3方向から

木に喰われる

何者も自然には勝てない

レリーフは至る所にある

なかなか風情がある

内部にある像

天井部分はほとんどこの形

○○の象徴

ライオンテンプルの入口にある獅子像
約2時間ウロウロしてすっかり疲れてしまった。
こうなると遺跡もどうでもよくなる悪い癖が出て、ライオンテンプルを最後に帰ることにした。
トクトクに乗り込んでいざ出発というときに、近くに見覚えのある中年女性がいる。
初めての場所で見覚えもないもんだが、実は、彼女は遺跡ガイドで、
日本で見たあるサイトに顔写真があり、もし出会えばガイドをお願いしようと思ってプリントしていたのだ。
彼女を手招きして、「これ貴女でしょう?」「ええ、そうよ」てな具合で、
ガイドはお願いできなかったが、何となく会えてよかった、という感じになり、
写真のプリントを渡すと、ニコニコして「ありがとう」と。
何故とはなくほんわりした気分でサンボープレイクックを去る。
コンポントムのアルンラスホテル前に帰ったのは12時を過ぎている。
10ドル札と5ドル札を運ちゃんに渡すと、おつりが返らない。
ずっと左手を出していると、お願いポーズを繰り出す運ちゃん。
途中のココナツ竹メシを売っている屋台に寄ったりと、嫌な顔ひとつせずに言うことをきいてくれたし、
はなから15ドル払うつもりだったのだが、このまま温和しく別れるのも勿体ない。少しは遊ばせてくれよ。

全然強面でないのがいい運ちゃんさん

代金支払いで運ちゃんをからかうタチの悪い客
取り敢えずすぐ前の店で冷えたカンボジアビアの缶を買って、そこで立ち飲み。
昼はクイッテオに決めていて、昨日見つけていたThird Place Cafeに入ってみる。
予想通り、冷房が入っている、少し高くてもここに決めた。
クイッテオとパッションシェイクの昼食をまったり。

店の外観

クイッテオ

パッションシェイク
外に出ると、やはり暑い。
今日の歩数は15,000歩は過ぎているだろう。充分歩いた。
最近では1万歩も歩くことはないので、股関節付近に若干疲れが出ている。
言い訳は止めて、やっぱり昼寝しよう。

地元食堂の前にある虫屋

夕方になると出る屋台群

ナマズの塩焼き。そそられる

鶏の丸焼き。こちらもそそられる
6時前に地元飯屋に行くが、今日はおかずの種類が少ないのでやっぱりやめる。
昼と同じカフェに行って、鶏モモの焼いたのとご飯、
ご飯に振りかけるのはやはりソフトふりかけの鮭、最強。
昼に比べると客は少ない。中国人カップルらしき2人と、あとで現地ファミリー組が2組入ってきた。

ふりかけがあれば白飯だけでもいいのだが

お客さんが少ないからって、立ったまま寝ちゃ駄目よ
7時前に出て、暗くなった町を急ぎ足で帰る。
の前に、シェムリアップで初日に泊まった宿がどこだったのか、ちょっと気になって調べてみた。
「リシー リン アンコール レジデンス」というホテルで、部屋はデラックスダブルだったようだ。
チーサタスイーツの正面に位置するホテルで、金額的にはチーサタアンコールホテルのデラックスダブルとほぼ同額。
朝食はスイーツの方で摂ったので感想は述べられない。
さて、いよいよ今回のメインテーマ、サンボープレイクック遺跡を観光する。
その前に準備をして、宿を出る。
朝食は、ベトナムのバインミー(ソフトフランスパンのサンドイッチ)に似た屋台を探すが見つからない。
これは後で聞いたのだが、カンボジアにもあって、ヌンパンパテと言うらしい。
市場の方を回って、一回りしたが見つからずに近くのパン屋に行ってみるが、
日本風のサンドイッチだけで、仕方なく肉まんがあったので、店員のお姉さんがお勧めの方を買う。

合計5,500リエルの朝食(約1.5ドル)
その肉まんを持って、来るときに見つけた屋台のカフェに行く。
カフェオレを1杯頼んで、ひとつだけあるテーブルに落ち着く。
肉まんをついばみながら、のんびりしていると、誰かが後ろから私の肩を叩く。
振り返ると、昨日約束した小太り運ちゃんが、あそこで待っているというジェスチャーで待ち合わせ場所を指さす。
「OK、OK」と頷くと去って行った。
まだ8時前じゃん。と思ったが、約束を忘れていないか心配だったのかな。
店に親子3人連れが来たので、持っていた風船をひとつ膨らませて妹の方に上げると、キャッキャッと喜んだ。
お兄ちゃんの方には、折り紙を出して紙風船を作ったら興味深そうにしている。
二つ目は、お兄ちゃんにも折り紙を渡して一緒に折ってみた。なかなか筋がいい。
折り紙を5枚ほど渡して、「持って帰り」と、決して通じない日本語で言うと、にっこり笑って父親と去って行った。

可愛い兄妹
またしばしコーヒーを楽しんでいると、小太り運ちゃんさんがまたやって来る。
そんなに心配しなくても約束破らんよ。
でも、もうそろそろ8時10分になる。じゃあいいかと席を立つと、
こちらまでトクトクを持ってくると言って道の反対側に行った。
いよいよ出発。まだそれほど暑くはない。風が心地いい。
しばらく走って町を抜けると、6号線から右折して遺跡方向へ。
そこからはのんびりした田園風景が続く。途中でまた右折して遺跡入口のチケットオフィスに着く。

国道6号線から右に入る
オフィスで「いくら?」と訊くと、「10ドルだ」。
「ディスカウントできる?」と私。「できない」とスタッフ。
「ちょっと高いんじゃないの?」と私「今年の6月から値上がりしたんだ」とスタッフ
「今は5月じゃないのか?」と私「アホぬかせ、グダグダ言ってないではよ払わんかい」とは言わなかった。
充分遊んだので、10ドル払って再びトクトクに乗って遺跡の中心部へ行く。

私と遊んでくれたチケット売り場のスタッフ
小太り運ちゃんさんはそこの広場で待っていると言う。
大まかな地図をプリントしていたので、それを頼りに遺跡を回る。
アンコールワットとは趣の異なる、それなりに風情のある遺跡である。
遺跡の範囲は広いが、建造物の一つ一つは小ぶりで、崩壊もかなり進んでいる。
この崩壊を食い止めるために、ユネスコはここを世界遺産に指定したのではないかと勘ぐってしまった。

駐車場の近く

ちょっと珍しい造り

木立の中の遺跡

最も印象的な遺跡3方向から

木に喰われる

何者も自然には勝てない

レリーフは至る所にある

なかなか風情がある

内部にある像

天井部分はほとんどこの形

○○の象徴

ライオンテンプルの入口にある獅子像
約2時間ウロウロしてすっかり疲れてしまった。
こうなると遺跡もどうでもよくなる悪い癖が出て、ライオンテンプルを最後に帰ることにした。
トクトクに乗り込んでいざ出発というときに、近くに見覚えのある中年女性がいる。
初めての場所で見覚えもないもんだが、実は、彼女は遺跡ガイドで、
日本で見たあるサイトに顔写真があり、もし出会えばガイドをお願いしようと思ってプリントしていたのだ。
彼女を手招きして、「これ貴女でしょう?」「ええ、そうよ」てな具合で、
ガイドはお願いできなかったが、何となく会えてよかった、という感じになり、
写真のプリントを渡すと、ニコニコして「ありがとう」と。
何故とはなくほんわりした気分でサンボープレイクックを去る。
コンポントムのアルンラスホテル前に帰ったのは12時を過ぎている。
10ドル札と5ドル札を運ちゃんに渡すと、おつりが返らない。
ずっと左手を出していると、お願いポーズを繰り出す運ちゃん。
途中のココナツ竹メシを売っている屋台に寄ったりと、嫌な顔ひとつせずに言うことをきいてくれたし、
はなから15ドル払うつもりだったのだが、このまま温和しく別れるのも勿体ない。少しは遊ばせてくれよ。

全然強面でないのがいい運ちゃんさん

代金支払いで運ちゃんをからかうタチの悪い客
取り敢えずすぐ前の店で冷えたカンボジアビアの缶を買って、そこで立ち飲み。
昼はクイッテオに決めていて、昨日見つけていたThird Place Cafeに入ってみる。
予想通り、冷房が入っている、少し高くてもここに決めた。
クイッテオとパッションシェイクの昼食をまったり。

店の外観

クイッテオ

パッションシェイク
外に出ると、やはり暑い。
今日の歩数は15,000歩は過ぎているだろう。充分歩いた。
最近では1万歩も歩くことはないので、股関節付近に若干疲れが出ている。
言い訳は止めて、やっぱり昼寝しよう。

地元食堂の前にある虫屋

夕方になると出る屋台群

ナマズの塩焼き。そそられる

鶏の丸焼き。こちらもそそられる
6時前に地元飯屋に行くが、今日はおかずの種類が少ないのでやっぱりやめる。
昼と同じカフェに行って、鶏モモの焼いたのとご飯、
ご飯に振りかけるのはやはりソフトふりかけの鮭、最強。
昼に比べると客は少ない。中国人カップルらしき2人と、あとで現地ファミリー組が2組入ってきた。

ふりかけがあれば白飯だけでもいいのだが

お客さんが少ないからって、立ったまま寝ちゃ駄目よ
7時前に出て、暗くなった町を急ぎ足で帰る。