ひねもすのたりにて

阿蘇に過ごす日々は良きかな。
旅の空の下にて過ごす日々もまた良きかな。

中国は、雲南省へ行ってみよう  -4- 

2010年08月11日 | 中国の旅2010
7月21日は、大理への移動があるので、6時40分過ぎにはチェックアウトした。
デポジットの170元を返してもらい、ホテル前のタクシーに乗る。
西部客運站と書いた紙を見せるが、いまいちはっきりしない。
中国語で西部かと訊くので、そうだというと発車。

途中から高速に入るが、それでも30分近くかかってバスターミナルに着く。
時刻表を見ると、7:50の高快バスがあったのでこれに決定。
ターミナル前のリヤカーにひかれた麺屋の麺が朝飯、一杯5元。
待合室でしばらく待って、バスに乗る。


昆明発大理行き高快バス

バスは出るや否や、GSで給油をし(出る前に済ませとけよ!と思わず突っ込みたくなる)、
途中トイレ休憩等を挟んで、途中高速道路をひた走る。
面白いのは、高速道路内で鳥やウサギを抱えて、多分通りかかる車に売っているのだろう。
そんなんあり!と再びの突っ込み。
高速道の途中が工事中なのか、一般道に入り、狭い悪路を50㎞ほど走ってやっと大理に着く。
既に13:30になんなんとする。

降りた場所は、歩き方にもないバスターミナルで、自分の立ち位置が分からない。
タクシーの運ちゃんが、古城まで40元などと吹っ掛ける。
これを振り切るために通りに出ると、おおラッキー、交差点の通り名が分かる
通りの名前で判断するに、少し歩くと古城行き8路バスの停留所があるはずだ。

一度迷ったが、古城行きバスに無事乗車。
その後も何度かあったが、若い青年や女性が、すぐに席を譲ってくれる。
大きな荷物を持っている身にはすごくありがたい。
古城までは10㎞以上あり、これでバス賃は1.5元。


「文化園客桟」の看板が左の柱にあるが、この門は公園の入口、公園に入って奥に宿がある。

復興路バス停で降車し、「菊屋」を通り過ぎて、洋人街に入る。
そこを抜けて、まずは「文化園客桟」をあたる。
1泊160元の値段に、まずは次をあたろうということになり、
南門のすぐ外にある「段世客桟」に足を伸ばす。


南門を出たらすぐ左側に目に入る「段世客桟」

「段世客桟」から見た南門

ここにはかわいい娘が受け付けをしていて、しかし全く英語が通じない。
我々の拙い中国語はもっと通じない。
しかし用件は一つ。泊まりたいというだけだ。
筆談を交えながら、1泊60元の2泊で120元に正体不明の10元で計、130元前払い。


右2人が「段世客桟」の父娘

「段世客桟」は実にお勧めの宿で、まず内部が非常にきれいである。
宿賃が安いのにバスタブがある。
親父さんが人のいい方で、サンサン茶という旨い茶を御馳走になったり、
娘は全く英語が駄目だが一生懸命相手してくれる上に可愛いし、
すぐ隣に美味くてフレンドリーな食堂もある。
古城内のレストランはべらぼうほどではないが高い。


古城内のメインストリート

まずは、シャワーを浴び、洋人街まで出かけて茶をする。
ただの緑茶が5元とびっくりの高値。
出際に洋人さん4人組が来て、ちょっと笑う場面があったが、
私がバックを置き忘れて30mほど行って思いだし、
取りに帰ろうとしたとき、4人組の一人が走って届けてくれた。
多謝、多謝。


洋人街の門。

上には、洋人街にある宿で、先日「茶馬古道」のテレビ放送で俳優の高嶋政伸が宿泊した、?春和小酒店の看板。

スーパーでワインを買って帰り、隣の食堂に夕食に行く。
大理名物、砂鍋魚という鍋料理と川エビのフライ、
白飯とビルを2本飲んで、71元だった。

夜の古城見物に別々に出かけ、西門のライトアップを見て、
宿の前の屋台の果物屋でランブータンを買って帰り、今日は終了。


ネットで評判の宿、「一閑居」の緑の案内板、復興路を南門から北上し、右に菊屋がある。洋人街とは反対方向

「一閑居」の入口。ここのフロントのお姉さんは英語ペラペラ。1泊100元ということだった。

旅の情報

※「段世客桟」は全く英語が通じない。筆談で、泊まりたい等の簡体字は覚えていた方がいい。
※「菊屋」でバスの手配をしてくれるが、若干手数料を上乗せされる。
※古城内の取扱事務所で申し込めば、下関まで行かなくても、古城の西門付近で麗江行きのバスに乗ることができる。
※大理古城内の土産物屋や、通りの土産物は値段があってなきがごとし。言い値の2~3割から交渉を始めるべし。
※8路バスは、古城に東門から入り、西門が終点。復興路で降りるのがベスト。
※4路バスが南門から入るので、こちらに乗りたかったが、下関での乗り場が分からなかった。
※下関から古城まではタクシーでも20元がいいところだろう。
※南門を出たところに「段世客桟」のほか、数軒新しそうな宿がある。
※南門付近には5~6軒の食堂があり、メニュー値段ともほぼ変わらないと思われる。
※最後に紹介した「一閑居客桟」は新しくお勧め。我々は場所が分からず、利用しなかったが、次回は是非。

旅の経費

※タクシー代:30元(28元+チップ)、高快バス代:138元(一人)、水:1元、朝食の麺:5元、大理の8路バス:1.5元
※宿賃(2泊分):130元、洋人街の茶:5元、夕食(砂鍋魚ほか):71元、ワイン:16.4元、ランブータン:10元
※合計(1人当):279.2元  1元=14円
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