ひねもすのたりにて

阿蘇に過ごす日々は良きかな。
旅の空の下にて過ごす日々もまた良きかな。

天安門広場から故宮へ

2011年05月31日 | 中国の旅2011
5月25日の朝は、天安門広場は市内の車の多いところだからということで、
予定を30分繰り上げて、7:30にホテルを出る。
最大で50万人が入ることのできる天安門広場はさすがに広いが、想像したほどでもない。
敷石一つに3人が並んで立ったところで計算してあるので、太った人なら一つに2人が限度だろう。

50万人の計算の基礎となる前提が、寿司詰めの満員電車と同じなのかよ、と思わず突っ込みを入れる。




公安の車や、セグウェイでパトロールする公安がやたらと目立つ広場から門をくぐり、
故宮博物院、いわゆる紫禁城に入る。

大和殿を始め、主なところを3ヶ所ほど巡り、この中にある掛け軸屋に連れて行かれた。

ここで商売やってんだと、さすが華僑発祥の国。
それでも買う人は買うんだよね。確かにいいものはあったんだが、手が出ない金額。

昼は、ジャージャー麺中心の昼食と言うことだったが、
給食で食べるジャージャー麺とはかなり印象が違う。
あっちの方が美味い気がするのだが。

その他にもいろいろでるのだが、やはり野菜中心の食材。
29,800円のツアーでは、海鮮など求めるのは無理な話だろうが、も少し肉が欲しい!

昼食後の観光は世界遺産の天壇公園。一方でここはリタイヤした老人たちの遊び場というか溜まり場。

皇帝が天に対して祭祀を行った宗教的な場所で、明代の建造物。

陳クンのガイドは相変わらず簡素で素っ気ない。
次に行くラテックス寝具ショップの説明をバスの中でするときは随分熱心なんですけど。
海外で寝具の土産なんて、と思うでしょうが、ナント買う人がいるんです。
一部屋に入れられ、催眠商法みたいな雰囲気で説明されると、買う人がいるのです。
私はすぐに店を出て近所をウロウロしますが。

意外に早く今日の予定が終わりそうなので、胡同(フートン)散策を翌日から今日に繰り上げて実施。
胡同はスラム街並みに扱われ、北京オリンピックの前にほとんどが立ち退かされ、
それに抵抗する住民の姿などが日本でもニュースになったところで、
いまでは事前の1割しか町並みは残っていないそうである。

そこを自転車で引く人力車でぐるっと回るだけのことである。

15分で10元(2人乗り)。途中1回も停まらず、全く面白くなかった。
胡同の後は、今回で一番不味かった四川料理の夕食を摂って、7:15に帰宿。
早速ホテルの前の歩道橋を渡ったところにあるフランス系スーパーマーケットのカルフールに行く。
ここで1時間ほど買い物や、いろんなものの値段などを見て過ごす。
ホテルに帰って9:30にNさん夫妻が部屋に来て、カルフールで買った缶ビール(1本1.9元)飲みながら歓談。
話題はやはり同行者の威圧感のある姉妹や、例の夫婦、そしてガイドの陳クンのことなどで、観光地の話は一切無し。
11時前に解散し就寝。

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