11月6日(金)
シェムリ3日目です。
今日のメインは、やはりスケッチトラベルツアーのベンメリア遺跡。
真偽のほどは定かでないが、宮崎駿監督のアニメ「天空の城ラピュタ」のモデルとなったと噂されています。
楽しみです。
宿の朝食は洋食を頼む限り毎日同じメニューです。
クイッテウを食べる選択肢もありますが、
これはシヴァタ通りにとても美味しい店があるので、そこで食べることにします。
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カウンターのお姉さんとは日本からの土産で仲良くなりました
8時過ぎに日本語のできるガイドが迎えに来ました。
ミニバンには既に6名の若い日本男子が乗っています。
日本人だけですので、気楽なもんです。
このベンメリアツアーも車をチャーターするとかなり高くなるので、ツアーの方が効率がいいです。
2人以上だとチャーターがいいでしょうが。
トゥクトゥクという手もありますが、40キロの距離をトゥクトゥクというのはいささか躊躇います。
ガイドさんのいろんな説明を聞きながら、小1時間でベンメリアに着きます。
本当に辺鄙なところにあり、ゲートもなく、ガイドさんはどこで入場料を取られたのでしょうか。
しばし奥の方へ歩いていくと、崩壊した石積みが見えてきます。
確固として建っている建造物は一つと言ってありません。
崩壊した石、浸食する木の根、
行き着くところ、自然の営みには決して抵抗できない権力の残滓がそこにあります。
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先頭がガイドさん
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最初に目にする場所
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崩壊した遺跡
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崩壊
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絡みつく木の根っこ
崩壊した石積みと、絡みつく木の根、延々と続きます。
ベンメリアの遺跡は、アンコールワットのように整備されたところを歩きません。
崩壊した石の上を慎重に歩を進めるしかないのです。
これ以上年齢を重ね、足下がおぼつかなくなったなら、この遺跡を巡ることは叶わないでしょう。
今回来ることができて本当に良かったと思います。
アンコールワットの壮大さやバイヨンの穏やかさ、バンデアスレイノのたおやかさはなけれど、
もっとも遺跡らしく、人の力や権力の儚さをこれほどに見せつけるところはありません。
多少なりとも足に自信のある方は是非訪なってください。
ガイドさんは自分の身の上話を例に取りながら、カンボジアの田舎の学校の実情について話してくれました。
ベトナムの田舎では学校が不足し、片道1時間歩いて通っている子もいるそうです。
中学校に進むともっと遠くなって、途中退学者は3割を超すとか。
自分も何度か辞めようと思ったが、先生の説得で続けたから今この職に就くことができた。
あのとき辞めていれば、田舎で細々と農家の手伝いをしているしかなかっただろうと。
富める者はますます富み、貧しい者はそこから抜け出せない、そんな状況が見えます。
発展途上国のこれが教育の実情です。
シェムリへ来るときのバスでも気になった、竹筒を焼いて売っている屋台について訊くと、
あれは竹飯だと言います。竹の中に餅米と豆を入れ、ココナツの汁で炭火にかけて蒸すのだそうです。
ベンメリアの帰りに寄ってもらって1本買いました。1ドルです。
ついでにその竹を作っている様子や高床式の家を見せてもらいました。
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お母さんが道端で焼いて売っています
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お父さんは家の下で竹筒作りです
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娘は竹の皮などを始末して手伝っています
昼過ぎに帰ったので、オールドマーケットで昼食です。
北側にある通り沿いは食堂になっています。
店の看板の1杯0.5ドルのドラフトビアが気になります。早速生ビールを頼んで、食事ははて?
メニューにビーフステーキとあります。一瞬嫌な予感はしたのですが、これを頼みました。
タイヤで作ったゴム草履といい勝負の堅さです。思わず足に履きたくなります。
ポテトがあったのでよしとするか。
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ティラノザウルスの歯でも借りたい
午後は休息のあと、スーパーに土産を買いに行きます。
カンボジアコーヒーと蓮の実の砂糖まぶし菓子、パームシュガーが目的です。
帰りに再度オールドマーケットでクローマーを買って帰る途中、
カンボジアティータイムという店の店員に日本語で声をかけられ、
つい、餅米の焼酎とライム塩を買ってしまいました。いかんいかん、衝動買いはいかん。
夕食にでる頃雨が降り出したので、腹と相談して、宿の食堂で生ビール1$(ちと高い)。
2杯飲んで部屋に帰り、昼間買った竹飯を食することに。
食べてみるとこれは全く日本の赤飯ではないか。美味い!
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実に美味しい豆ご飯でした
結果、これが夕食となりました。外は激しい雨で出られません。
最後のディナーは貧弱ではありましたが、今回カンボジアで食べた一番美味しいご飯でした。
シェムリ3日目です。
今日のメインは、やはりスケッチトラベルツアーのベンメリア遺跡。
真偽のほどは定かでないが、宮崎駿監督のアニメ「天空の城ラピュタ」のモデルとなったと噂されています。
楽しみです。
宿の朝食は洋食を頼む限り毎日同じメニューです。
クイッテウを食べる選択肢もありますが、
これはシヴァタ通りにとても美味しい店があるので、そこで食べることにします。
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カウンターのお姉さんとは日本からの土産で仲良くなりました
8時過ぎに日本語のできるガイドが迎えに来ました。
ミニバンには既に6名の若い日本男子が乗っています。
日本人だけですので、気楽なもんです。
このベンメリアツアーも車をチャーターするとかなり高くなるので、ツアーの方が効率がいいです。
2人以上だとチャーターがいいでしょうが。
トゥクトゥクという手もありますが、40キロの距離をトゥクトゥクというのはいささか躊躇います。
ガイドさんのいろんな説明を聞きながら、小1時間でベンメリアに着きます。
本当に辺鄙なところにあり、ゲートもなく、ガイドさんはどこで入場料を取られたのでしょうか。
しばし奥の方へ歩いていくと、崩壊した石積みが見えてきます。
確固として建っている建造物は一つと言ってありません。
崩壊した石、浸食する木の根、
行き着くところ、自然の営みには決して抵抗できない権力の残滓がそこにあります。
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先頭がガイドさん
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最初に目にする場所
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崩壊した遺跡
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崩壊
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絡みつく木の根っこ
崩壊した石積みと、絡みつく木の根、延々と続きます。
ベンメリアの遺跡は、アンコールワットのように整備されたところを歩きません。
崩壊した石の上を慎重に歩を進めるしかないのです。
これ以上年齢を重ね、足下がおぼつかなくなったなら、この遺跡を巡ることは叶わないでしょう。
今回来ることができて本当に良かったと思います。
アンコールワットの壮大さやバイヨンの穏やかさ、バンデアスレイノのたおやかさはなけれど、
もっとも遺跡らしく、人の力や権力の儚さをこれほどに見せつけるところはありません。
多少なりとも足に自信のある方は是非訪なってください。
ガイドさんは自分の身の上話を例に取りながら、カンボジアの田舎の学校の実情について話してくれました。
ベトナムの田舎では学校が不足し、片道1時間歩いて通っている子もいるそうです。
中学校に進むともっと遠くなって、途中退学者は3割を超すとか。
自分も何度か辞めようと思ったが、先生の説得で続けたから今この職に就くことができた。
あのとき辞めていれば、田舎で細々と農家の手伝いをしているしかなかっただろうと。
富める者はますます富み、貧しい者はそこから抜け出せない、そんな状況が見えます。
発展途上国のこれが教育の実情です。
シェムリへ来るときのバスでも気になった、竹筒を焼いて売っている屋台について訊くと、
あれは竹飯だと言います。竹の中に餅米と豆を入れ、ココナツの汁で炭火にかけて蒸すのだそうです。
ベンメリアの帰りに寄ってもらって1本買いました。1ドルです。
ついでにその竹を作っている様子や高床式の家を見せてもらいました。
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お母さんが道端で焼いて売っています
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お父さんは家の下で竹筒作りです
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娘は竹の皮などを始末して手伝っています
昼過ぎに帰ったので、オールドマーケットで昼食です。
北側にある通り沿いは食堂になっています。
店の看板の1杯0.5ドルのドラフトビアが気になります。早速生ビールを頼んで、食事ははて?
メニューにビーフステーキとあります。一瞬嫌な予感はしたのですが、これを頼みました。
タイヤで作ったゴム草履といい勝負の堅さです。思わず足に履きたくなります。
ポテトがあったのでよしとするか。
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ティラノザウルスの歯でも借りたい
午後は休息のあと、スーパーに土産を買いに行きます。
カンボジアコーヒーと蓮の実の砂糖まぶし菓子、パームシュガーが目的です。
帰りに再度オールドマーケットでクローマーを買って帰る途中、
カンボジアティータイムという店の店員に日本語で声をかけられ、
つい、餅米の焼酎とライム塩を買ってしまいました。いかんいかん、衝動買いはいかん。
夕食にでる頃雨が降り出したので、腹と相談して、宿の食堂で生ビール1$(ちと高い)。
2杯飲んで部屋に帰り、昼間買った竹飯を食することに。
食べてみるとこれは全く日本の赤飯ではないか。美味い!
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実に美味しい豆ご飯でした
結果、これが夕食となりました。外は激しい雨で出られません。
最後のディナーは貧弱ではありましたが、今回カンボジアで食べた一番美味しいご飯でした。
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