ひねもすのたりにて

阿蘇に過ごす日々は良きかな。
旅の空の下にて過ごす日々もまた良きかな。

鍋の季節

2009年10月16日 | 酒と料理と
昨日の朝など、阿蘇地方の最低温度は、5℃である。
北海道のような寒さだ。
昼間は陽が差せば20℃にもなるが、夕方からまた冷え始める。

こんな時は鍋に限る。
先日えらく安い鶏の胸肉があったので、上さんに買っておいてもらった。
2ブロックのうち、一つを切り分け、
味噌、みりん、塩、砂糖、ショウガとニンニク。
これらを適当な量混ぜ合わせて、一気にフードプロセッサーにかける。

よく練れたところでボールに出しておく。
野菜は、白菜が欲しいところだが、畑のものはまだ巻いていない。
市販のやつはまだ高い。
青物は水菜に決定。
そのほかに、大根の薄切り、生椎茸、里芋を具にする。

鍋の汁は、昆布を底に敷き、白出汁と酒、みりんを少々垂らす。
昆布の味が出たら、味を見て、少し甘めの味にして完成。
里芋は先に炊いておいたものを入れ、大根の薄切り、生椎茸の順に入れて熱を加える。
次に、ボールに入れた鶏ミンチは、匙ですくって片栗粉を絡めて丸める。
これを鍋に入れて、しばらく弱火にかけておき、
野菜に出汁の味がしみてきたら、水菜を上に載せてふたをし、火を止める。

鶏のつみれ汁のできあがり。
濃い口が好きな人は、薄口醤油か白味噌で味を調えても美味い。
熱々の鍋は、今から大活躍の予感。

今日は、日本酒もあるが、芋焼酎で行こう。
鹿児島は指宿市山川にある白露酒造の「麻友子(mayuko)」
度数は22度と若干低め。
まずはお湯を3分程度入れたグラスに、残り7分の麻友子を注ぐ。
お湯割りとしてはいささか強めだが、芋焼酎独特の香りが立つ。
味はまろやか。鍋にぴったし。
身体の芯から温まり、極楽極楽。
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カクテルパーティー

2009年10月12日 | 「名も知らぬ駅」に来ませんか
名も知らぬ駅に通って、15年以上になる。
先にも書いたように、この店は客筋がよくて、
不愉快な思いをしたことが一度もない。

この店に通っていて、一つ楽しいイベントを教えてもらった。
バーテンダー協会主催のチャリティーカクテルパーティーである。
毎年、時期は年によって異なるが、鶴屋東館の7階ホールか、ホテルキャッスルで開催される。

カクテルパーティーと言うだけあって、客は結構ドレスアップして来る。
男の場合は、たかだか知れているいるが、
女性の中には、外国のパーティー?と思えるくらいに着飾った者もいて、なかなかに見ものである。

カクテルのコンテストが全国レベルであっていて、
多分そこに出るために九州大会があり、
九州大会への出場者を決めるコンテストがこのパーティーの前に催される。
このコンテストの1位~3位までの創作カクテルを飲めるのも、
このパーティーだけの特権である。

このパーティーは、テーブルが店ごとに決まっていて、
名も知らぬ駅のテーブルはだいたい一つで、
参加者の多い店のテーブルは2~3ある。

入り口側の壁には、ビールのブースがあり、
ここでウェルカムドリンクのビールをいただく。
サントリーのプレミアムやキリン一番搾り、アサヒのドライなどの生がある。

あと2ヶ所の壁側には、カクテルブースと、酒造会社のブースがある。
カクテルブースには、後方の壁に客に分かるようにカクテル名を書いて貼ってあり、
自分の飲みたいカクテルをオーダーすることができる。
約20種のカクテルがあり、シェイクするのは勿論協会のバーテンダー、プロである。

酒造会社のブースでは、焼酎からウィスキー、
ワインに珍しいビールなど、いろんなものを飲ませてくれる。
パーティー途中に抽選会があり、その景品を出しているのもこのブースの会社である。

会費は7,000~8,000円で、鶴屋ホールであるときは少し安い。
料理も結構な種類と量が出るので、十分満足できるだろう。
酒類は勿論飲み放題という酒好きにはこたえられない4文字(?)熟語。
だが、酒を飲めない人にはコストパフォーマンスは悪い。

ここ数年参加したが、昨年は世界一周中だったので残念ながら行けなかった。
パーティーと言っても、同じテーブルは同じ店の客なので、
知った顔に合うことが多いし、酒の力も手伝って話は弾む。
最後はまた名も知らぬ駅で会いましょう、といって散会する。

さて今年はいつあるのだろう。
それとももう終わったのだろうか。
退職してから、名も知らぬ駅に行くのもすっかりご無沙汰で、情報が入らない。
まだなら是非にも行きたいものだが。
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ゆとり

2009年10月04日 | 日記(?)
ブログの更新が希なときは、たいてい気持ちのゆとりがないときだ。
今回は、10月1日から、1年半ぶりに現場復帰したことによる、

たった1年と6ヶ月だが、悠々と、というと聞こえがいいが、
要するに気ままに時間を過ごしてきた身体と、
何よりも、縛られることのない時間を過ごした気持ちの部分が、
きっちりと規則正しく、かつ拘束されることの精神的負担が、
自分から余裕を奪っているように思う。

たった2日で疲れるようでは先が思いやられるが、
身体と気持ちが慣れれば、疲れもなくなるかも知れないとも思う。
仕事の内容については、昔取った杵柄、それほどの戸惑いはない。
何とかなるだろうというところもある。

旅行会社のツアーのチラシや送ってきたパンフレットを見ると、
しまった、この仕事受けるんじゃなかったと一瞬思うことはある。
退職したら、その先の人生はたかだか知れている。
仕事をしている場合じゃなかったという思いもある。

もう一つ計算違いがあって、
年金受給者が再就職したとき、年金+給料の額が、
48万円以下なら年金額の一部停止はないという計算だったのだが、
これは、65才以上のものに適用される金額で、
65才未満の年金受給者の限度額は、28万円だそうだ。
つい最近、熊日の記事で見てがっくり来てしまった。
28万円を超える額の2分の1が年金から減額されるそうで、
こんなことなら受けなきゃよかった、とも思ったりした。

ま、そんなことを考えている間に時間は過ぎ、
ブログの更新がおろそかになったのだ。
と、言い訳しておこう。
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