ひねもすのたりにて

阿蘇に過ごす日々は良きかな。
旅の空の下にて過ごす日々もまた良きかな。

ベトナム一人旅2014 -11-

2014年05月07日 | ベトナム2014
今朝の朝食はお粥があったので、、これに持参の大人のふりかけをかけて食べる。美味い。
フーンチャンバスのミニバスが、ホテルまで迎えに来るので、
8:20にチェックアウトしてロビーで待つ。
8:45ミニバスに乗ってフーンチャンバスの待っているところへ。

ところで、このバスは、前日宿のフロントのお姉さんが電話で予約してくれたもので、
9時発のホーチミン行きの、座席も決まっている予約メモをくれた。
着いた時とは違うバスターミナルから乗るのだが、
フーンチャン専用らしく、降りてすぐそのオフィスでメモを渡してチケットを購入する。

バスは既に目の前に停まっていて、早速乗り込むが、私の座席に欧米人らしき男が座っている。
座席が違うんじゃないかというと、大袈裟に謝って、
実は2つ後ろだが隣の女性と知り合って話が弾んでいるんだ、ようなことを言う。
じゃあいいよ、俺があんたの席に座るといって腰を下ろす。

バスは来た時と同じ休憩所で1回停まり、12時過ぎにはミエンタイバスターミナルに着いた。
バスを降りると、もちろん乗った時とは異なる場所で、入口から向かってずっと右奥になる。
ターミナルの方に歩くと、だだっ広い駐車場になっていて、いろんなバスが停まっている。
その中に、02番の市バスも止まっている。覗くと既に乗客が乗っている。
ドライバーに、「ベンセーベンタン?」と訊くと頷いて乗れと言う。ラッキー!

1時前には、ベンタンバスターミナルの一つ手前の公園のバス停で降りた。

その公園で談笑する若者たち
見覚えのある場所だったので、上手いこと降りることができた。
ターミナルに行くより、宿までは大分近い。

ルアンブに再度チェックインすると、最初にチェックインした時のお姉さんが、
よく帰ってきたねー、カントーはどうだった?てな調子で出迎えてくれた。

ルアンブホテルのフロントのお姉さん
預けてあったバゲッジを受け取って部屋に。今回は4階だ。階段がきつい。

すぐに洗濯をして、昼食に。
遠出は辛いので、デタムのSASACafeにする。
サイゴンビア2本にフレンチフライ、ガーリックトースト。
ガーリックトーストのガーリックはガーリックバターとかではなく、ニンニクを刻んだものだった。

帰りにブイビエンのギャラリーを見て回り、後輩の転居祝いに絵を1枚購入する。
今日は、ショッピングプラザZENに入っているThe Susi Barで、一番高い寿司セットを食べる予定。
初日に会ったTさんに、ベトナムの寿司がどうだったか報告することになっているのだ。
そのため、若干手元不如意になりそうで、デタムのATMで100万ドンを引き出す。

一度宿に帰り、夕方からZENに向かう。宿から徒歩10~15分。
ちょっと微妙な「いらっさいませ~」の声でカウンターに通された。
早速上寿司セット325,000ドンと、シーバス12年のオンザロックを注文。
出てきた寿司は、見かけは寿司そのもの。

最高級寿司セット
しかし、1,700円という、ベトナムでは途方もない値段を考えるとどうなのか。
日本の回転寿司の味とコストパフォーマンスには遠く及ばない。
それでも店内は大賑わいで、ベトナムの経済発展も結構進んでいることを伺わせた。
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ベトナム一人旅2014 -10-

2014年05月06日 | ベトナム2014
カントー2日目の朝。
朝食はホテルの最上階で一応ビュッフェ。
選べるようなおかずはないが、目玉焼きはその場で焼いてくれた。

観光と言っても水上マーケットに行くわけではなく、市内をブラブラと過ごすだけだ。
まず近くのローカル市場に行ってみる。

野菜から果物、魚に蛸、貝類どれも冷凍じゃないピチピチの食材だ。

その後、西の方に向かって、大通りを横切り、デタム通りを行く。
この通りにはローカル食堂が並び賑わっている。

突き当たりまで行くと、大きめの池があって、その角の右手に「EMI Cafe」というカフェがある。
ちょっと洒落たオープンカフェのところは木立になっていて涼しい。
朝からお茶する暇な男ども(もちろん女性もいるが男の割合が多い)で結構店は混んでいる。
木陰の席に座って、アイスコーヒーwithミルクを注文。

ほかの誰よりも暇な私は、コーヒー1杯で1時間以上まったりと過ごす。

カフェを出て、郵便局に行ってみる。
特に何ということもないので、道向かいのコープマートに行く。
結構大きなショッピングセンターで、美味しそうなパンとハムがあったので、購入。
チーズに魚の素揚げ、ビールを買って、部屋で昼食にしよう。
冷房の効いている店はあまりないし、パンがあまりに美味そうだし。


他にも土産のえびせんを買ったり、店を一回りして帰宿したのは2時過ぎだった。
部屋で昼食にし、暑さしのぎで、部屋で読書したりネットしたりで過ごす。
6時過ぎにカントー川沿いに再び出る。
ブラブラと散策したあと、メコンレストランに入る。今日は欧米人はいない。

サイゴンビアの赤を2本、エビのバインセオ、カーコートで14万ドン。
バインセオは普通あまり大きくないのだが、ここのはビッグサイズでご飯はいらない。
カーコートという魚の煮付けは味付けが濃く、ビールのお供に非常に美味かった。満足。


このあと、再び川沿いで休んでいると、若い男女3人組に声をかけられた。

出身はカントーではないが、今カントーに住んでいるとのこと。
カントーは暑いので、夕方になると皆涼みにこの公園にやってくるんだ、等々。
しばらく話をして8時過ぎ宿に帰る。


ついでに綺麗どころの写真を1枚。

カントーは水上マーケットでも行かなければ、何もないところで、
ぼんやり過ごすにはいいが、人によっては退屈きわまりないだろう。
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ベトナム一人旅2014 -9-

2014年05月05日 | ベトナム2014
ホテルの朝食を摂って、すぐ出発。
まずベンタンバスターミナルへ歩いて行く。
そこから、02番バスでミエンタイバスターミナルへ行く。

02の案内板が下がっているプラットフォームに行くと、
「どこへ行くんだ」と男が訊いてくる。
「ベンセ・ミエンタイ(ミエンタイバスターミナル)」と答えると、ここじゃないという。
案内板を指さすと、違う違うあっちだと指さす。

どうやらターミナルの建物と最初のプラットフォ-ムの間に停車するらしい。
そこら辺りにたむろしているバイタクの運ちゃんに確認すると、間違いないようだ。
そうこうしているうちに02番バスがやってくる。
先ほど確認したバイタクの運ちゃんに、あれかと指さすと、うんと頷いてくれた。

ミエンタイバスターミナルまでは10㎞ある。空港より遠いが、5,000ドン。
40分弱でバスは到着。バスが停車したところから向かって右の建物にフーンチャンバスの窓口がある。
ここでカントーの次のバスを訊くと、8:30だというので、そのチケットを買った。
フーンチャンバスだと大型バスなので、ミニバスに比べると楽なのだ。

ここにもフーンチャンバス専用の待合所があって、このバス会社の勢いを感じる。
10分程待つとカントー行きのバスが来た。
次々と乗客が乗り込んできて、ほぼ満席状態。
隣は大学の先生(とてもそうは思えない出で立ち)を自称する男が流暢な英語で話しかけてきた。

途中休憩で15分程休み、3時間30分でカントーのバスターミナルに到着。
ここからホテルまではミニバスで送ってくれる。
フーンチャンバスの人気の高さはこういったサービスにもあるのだろう。
ホテルの名前をドライバーに告げると、目の前まで送ってくれた。

大体地理を頭に入れるために散策する。
まずは昼食だが、ガイドブック情報は高い。
歩いている内にCOM屋を発見。若い兄ちゃんが店番で2人いるが、
こちらを外国人だと思って、接客を譲り合う。
一人の方に、いいから来いと手招きをして、おかずを3品頼んで20,000ドン。安いなぁ。
やはり豆腐が旨い。豚肉も結構いける。湯葉らしきものもあったが定かではない。

棒に巻いてあるのが湯葉ではないかと思ったのだが。

昼食後はかなり暑くなってきたので、帰宿して休憩。
6時過ぎにカントー川沿いに行く。涼み客のカップルや家族連れで賑わっている。
通り沿いにあるメコンレストランで夕食をと思ったが、欧米人で満席だった。


夕涼みの家族

公園に立つ、ホーおじさん。

カントーマーケット前の広場に屋台がたくさん出ていて、
そこのエビすり身や、春巻き、サルサなどの揚げ物を購入。
帰る途中の店で333とサイゴンの缶ビールの冷えたのを買って部屋で食べる。
冷房も効いているし、これもまたいいか。夕食50,000ドン也。

今日の食事代は、全部で70,000ドン、350円なのだ。これでいいのだろうか。
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ベトナム一人旅2014 -8-

2014年05月04日 | ベトナム2014
朝食は昨日と同じ、バインミーとダラット牛乳。
バインミーの中身は昨日とちょっと違う。

フーンチャンバスは市内からバスターミナルまでピックアップしてくれるのがいい。
8:20予定が遅いので、フロントのスタッフが電話してくれて、
8:40に無事ピックアップされてバスターミナルへ。
9:15寝台バスは満席でダラットを出る。

寝台バスの内部。170度くらいにリクライニングする。2階になっていて定員30名程。

12時過ぎに昼食休憩。フーンチャンバス専用の大きな休憩所で、食堂もある。
フォー・ボ・タイを30,000ドンで食べて、休憩40分くらいで出発。
3時過ぎの休憩の時、バスの乗り降りもできないくらいの、もの凄いスコールが来た。

ホーチミン市に入るしばらく前で渋滞になり、ファングラオー通りのデタム付近に着いたのは5:30だった。
この8時間以上の移動は、寝台バスでなかったら耐えられなかっただろう。
足を伸ばして移動できるというのは本当に楽なのだ。

ホテルはルアンブというミニホテルで、ブイビエン通りから小さな辻を入ったところにある。
スタッフの対応は非常によく、部屋も清潔だが、エレベーターがないのは辛い。
幸いこの日の部屋は、2階だったのでよかったが、最上階の6階になったらえらいことになる。

チェックイン後ブイビエン通りに出て、道路の反対側にバッグや小物などを売っている普通の店で両替。
再びミリオネアーになる。日本語で言えば、お大尽だ。
この店には、両替の看板は出ていないが、店先に両替のレートを書いた紙が貼ってある。
ホテルで聞いていなければとても両替してくれるとは思わなかっただろう。

前回来たときにあったファングラオ通りの両替屋はなくなっていて、
いくつかのツーリストオフィスに、EXCHANGEの表記があるくらいだ。
ホーチミンの時間の流れは早い。
17年前に来たとき、大河の水のようにゆっくりと流れていた時間は、今は激流のように過ぎ去っている。

ベンタン市場に行くが、既に多くの店は閉まっている。
明日のカントー行きのための小さめのバックパックが欲しかったのだ。
しかしベンタン市場では目的のバックパックは見当たらず、先ほどの両替屋にあったので、そこで調達する。

相変わらずバイクが多いホーチミン。

夕食は、ブイビエンをデタムから100メートルほど西に行った左手にある、155Aという店にした。
小さな食堂で、ここはビールが安いので、地元民も(たま~に見かける)欧米人も、そのほとんどはビールが目的だ。
ビール2本と貝を2種類、炒飯で160,000ドン。散在!という程の額でもないか。
この店の155Aというのは番地ではないかと思うのだが・・・、はてどうでしょう?
ガイドブックの地図には出ております。個人的にはお勧めの食堂です。
少し年配で、厚めの化粧のお姉さん(?)には英語も通じます。
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ベトナム一人旅2014 -7-

2014年05月03日 | ベトナム2014
ダラット2回目の朝。朝食は今日もフォーでは芸がない。
実はすぐ目の前にダラットの超人気ベーカリー、リエンホアがある。
店先で作った先から売れていくバインミーをゲット、
それにダラット牛乳を買って、中二階の踊り場的なところにあるテーブルで朝食。24,000ドン。

バインミーは美味い。
2階にはレストランがあって、ここは朝から客が多い。

バイクがないので、徒歩で散策に出る。
フリーの朝食で有名なドリームホテルのある界隈に行ってみる。
私の宿の近くにあるレイキーコーヒー店がドリームの近くにもある。
このコーヒー屋さんは、その場で豆をひいて袋詰めしてくれるのだが、
地元の人がひっきりなしに訪れる地元密着の店なのだ。

ブラブラと湖畔の方に足を伸ばす。休んでいる人たちもいるが、全体的に雰囲気はあまりよくない。
早々に切り上げて朝のティータイムに、昨日のカフェに入る。
アンティーチョークのお茶を頼んだが、ティーバッグだった。
独特の香りがあって、あまり好みではない味だったので、土産に買うのは中止。

生のアンティーチョーク。西洋料理に使われるらしい。

アンティーチョークはダラット名産の野菜で、料理にも使われるが、乾燥して茶として飲むことも多いようだ。
乾燥したものが大きな袋に入って売られている。

明日は移動なので、ダラット名産を少し買っておくかと、市場に行く。
苺のドライフルーツを買って次に向かうと、おおっ、SUP CUAが今日も営業している。

路上営業のSUP CUA屋。赤い椅子に座って食べる。
ポリスが来ると、そそくさと店をたたむ。いなくなるとまた出店するのだが・・・。

早速1杯頂く。多分茸と鶏肉だと思うのだが、これは何度食べても美味い。
本来SUP CUAは、蟹の身を入れたトロトロスープだが、10,000ドンで蟹肉はないだろう。

一度宿に帰り、レイキーのコーヒーを1㎏ほど土産に買う。
帰りにリエンホアで調理パンと飲むヨーグルトを買って、これを昼食にする。
コーヒーは200グラムパックに分けて詰めてもらったが、この密閉部分が甘く、破れてしまった。
持参のフリーザーパックに詰め直して少し荷物の整理をしておく。

7時前に外に出ると小雨模様だ。
遠くに行くのも面倒なので、リエンホアの2階で夕食を摂る。
メニューにSUP CUAがあったので注文した。
本物の蟹入りトロスープだが、市場のものの方が圧倒的に美味い。
他にクリスピー麺の野菜あんかけと333で80,000ドン。400円。安いっちゃ安いな。

帰りに路上の豆乳屋の客引きの声に釣られて、熱々の豆乳を飲む。7,000ドン。
熱々の豆乳が美味しいくらいにダラットの夜は冷えてきた。吐く息が白いのだ。
3泊でダラットは堪能した、かな。
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