Potential of aromatherapy

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植物油の説明

2005年06月20日 | 雑記
オリーブ油
脂肪酸の80%が「オレイン酸」で、これは人の肌に馴染みやすいものです。
天然の保湿成分「スクワレン」を、自然な形で含んでいますし、「グリセリン」も多いので、
水分を肌に引きつけながら、洗浄力に優れるという石鹸の材料として、素晴らしい性質を持っています。

ココナッツ油
ココヤシの果肉を乾燥したコプラから絞った油で、「やし油」とも言われます。
甘いココナッツの香りがし、バナナを焼いて食べるときにも使うとよいらしいです。
ラウリン酸と、ミリスチン酸を多く含み、大きな泡立ちが期待できます。
また、飽和脂肪酸が多いので、劣化も防ぐことができます。
でも、肌に刺激性のあるカプリル酸やカプリン酸を含んでいるため、全体の10%程度に抑えた方がいいそうです。
(硬水でも泡立ちがいいため、硬水地方ではたくさん入れています)

パーム油
油やしの真っ赤な果肉を絞ったもので、脱色をしたかしないかで、赤いものと白いものができます。
植物油の中でも融点が高いために、室温で半液状か固体状です。
(今回も湯煎して使用しました)
パルミチン酸が40%も含まれているので、硬い、溶け崩れにくい石鹸が期待できます。
でも、これが、皮脂腺の活動にはあまりよくないという報告もあり、量は多くしません。
また、大きな泡を立てる力はありません。
赤いほうの油は、カロチンとビタミンEが多いので、使ってみたいです。
にきびや肌荒れにもいいそうです

スイートアーモンド油
ご存知アーモンドの実を絞った油。オリーブ油より軽く、肌になじみ易く、
豊かで決めの細かい泡ができるので、石鹸作りには欠かせなくなります。(泡で洗うんですものね
あまったらサラダのドレッシングにも

ホホバオイル
ホホバの実を絞ったものです。皮脂の中に自然に含まれている「ろう」が主成分です。
べたつかず、さらりとして、皮膚呼吸を妨げません。酸化しにくく、スキンクリームなどを作る際のよい材料となります。アロマトリートメントにもよく使います。
出来上がりがマイルドになります。

ほかにも、マダディミアナッツや、アプリコット、ご存知椿油など、さまざまなオイルを使った石鹸を試してみたいです。
油も奥が深いのね~