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長い当直の夜

2005年06月21日 | 雑記
『夜は長い』です。
昼間のスタッフから「申し送り」を受け、入院されている方(救急病棟があるのです)の様子を聞きます。

それからは、血圧測定したり、注射だけで来院する方に対応したり・・・・・。
熱が出た、おなかが痛い、気持ちが悪い、めまいがする、吐き気がする、食べられない・・・と、
様々な症状の方が来院されます。

傷の消毒にこられる方への対応もします。
その合間に、救急隊がいらっしゃいます。

この日は8回。
歩いて帰宅される方もいます。比較的皆さん軽症でした。
(満月じゃないからなか・・・と、空を確認)

こうして当直していると、何でもできなければいけないと常々考えます。
当直医も大変ですが、私たちも知識がないと悩みます。
症状や、処置するものによって物品や器械の準備が必要です。
どこに何があるか、すべて把握しているわけではありませんから、緊張します。

症状から予測されるものの準備も必要ですから、日ごろの学習も大切です。

患者さんは「何とかしてもらいたい」と思って、家族に頼んだり、タクシーを呼んだり、
やっとの思いで来ることでしょう。
救急車なんて呼びたくないと思っている人の多いこと。
「もう毎回呼んでるから近所に気を遣って・・・」とおっしゃる方も。
また、救急車で来ると、帰宅方法に困るからと、何とか自家用車で来られる場合も。

確かに。

点滴の交換、おむつ交換、体の位置を変えたり、レントゲンに連れて行ったり。
夜間は動いていたほうが、楽です。

そういえば地震がありましたよね。
ちょうど、前日に、6月に大きな地震があると話していたスタッフがいたので、びっくり。
22日は満月。神戸もスマトラ沖も満月でした。

夜がしらじらと明けてくると、ほっとします。
症状が軽いうちに病院へ行きましょう