新型インフルエンザ

今日訪問した店舗に、こんな表示がありました。
「お客様へ、インフルエンザ流行防止のため当店の従業員は、マスクを着用させていただいております。ご案内、ご説明等がお聞きにくい状況となりますが、ご了承下さいますようお願い申し上げます。」
で、レジの方々は確かにマスクをしていらっしゃいました。
しかし、他の従業員の方の中には、マスクをあごの所へずらして、大きな声で従業員に指示されている方なんかもいらっしゃいましたね。

また、別のお店では、厨房の方々も含めて、マスクなど「そんなのカンケーネ～！」状態だったりしましたな。

過剰な反応なのか、機敏な対応なのか。
鈍感なのか、落ち着いた対応なのか。
政府や一般市民・流通業等の方々は、新型インフルエンザの対応をどのようにしたら良いとお考えなんでしょうかね。

学校の場合は、一週間の休校だったりするようですが、これが、スーパーや生鮮食品工場等の従業員が感染しているとなったら、その店舗や工場を一週間休業に出来るんでしょうか。
等とメディアの喧騒を横目に見ながら、もの思う今日この頃、皆様如何お過ごしでしょうか。

チョッと、パタパタ

美味しそうな黄粉餅！

スーパーのお惣菜コーナーの一角に、セルフ販売の黄粉餅があったんです。
ふんわりと黄粉がかかっていて、「外はカリッと、中はモチモチの新食感！」みたいなＰＯＰが書かれていて、これがもの凄く購買意欲をそそるんですな。

もう、たまらず、エンビ（塩化ビニール）のパックと備え付けのトングを握ってました。

パックに黄粉餅を詰めて、さて、あれは何処かと探したんですが、あれが見つからないんですよ。
台の上だけじゃなく、台の下や隣の隣まで見たんですが、あれが無いんです。

ん～、どうしようかな。
と、目の前のガラス張りの厨房を見ると、なにやら作業中の頭巾にマスク姿の美しい目をしたご夫人と目が合いましたな。
美しいご婦人と書けないところが、ちと辛いんですが仕方ありません。何しろ目の部分しか露出してないんですから。

で、私は、その目の美しいご夫人を見つめながら、
手にしたパックのフタを遠慮がちに、パタ・・、パタ・・、とやってみました。

すると、そのご婦人が厨房内の同僚に何か話しかけました。

当然私には何を話したのか聞こえませんが、
「なあ、あんた、あそこに来とる変なおっさんが、なんやパックのフタをパタパタしとるで」（なぜか関西弁）
なんて、言ってるのかな、と思っていたと思ってください。

話しかけられたおばさんが、厨房内の台の下をゴソゴソしてましたが、やがて厨房から出てきました。

そして、私に輪ゴムをひとつ手渡して、
「どうも、申し訳ありませんでした」

で、この黄粉餅なんですが、揚げパンと黄粉餅の中間の様な食感で、
期待以上に旨かったです。

めでたし、めでたし。

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