私はコーチとして聞くことを学びました。
ですから、聞くことについては専門家と云えると思います。
ですが、話すことは専門的に学んだことがないので、自己流でやってきました。
まあ、私の嘗ての店内放送やセミナーの話を面白がって下さる方々もいらっしゃいます。
しかし、チャンとした話がどうも苦手なんですな。
で、ね。
今、「話し方」を勉強してるんです。
講師は、元NHKの元美人アナウンサーなんですよ。(失礼しました)
腹式呼吸、発声練習、活舌練習の後に一分間のスピーチを行うんです。
今回のテーマは、「私の母」でした。
前回貰った注意事項は、
語先後礼(ごせんごれい)と主題はひとつ、一文を短く。でした。
そんな注意事項を念頭に置き、原稿を書きましたが、
書きたいことを一分にまとめるのに随分文章を削りました。
「一人暮らしが良いと言う母は団地暮らし、今年91歳になります。
今年の4月に、二泊三日の入院で、白内障の手術を受けました。
生涯ではじめての入院だったそうです。
視力も回復したので、最近では趣味のジグソーパズルを楽しんでいるようです。
この時期、ひとつの風景を思い出すことがあります。
私が小学校から帰って来たときのことです。
日差しの強い日だったと思います。
狭い借家の裏には、桐の木がありました。
緑色の葉と青い空、風に舞い落ちる紫の桐の花。
母は、桐の木陰のゴザの上で裁縫をしていました。
町工場で働く傍ら、裁縫の先生をしていた母を、
良く働く人だなと思って見ていた様な気がします」
と、緊張しながら話し終わりました。
ここで、伝えたかったことは、91歳まで丈夫で良く働いてきた人と云うことを、小学生の見た風景を通して伝えたかったんです。
果たして、私の思いは文章や行間から伝わっていたでしょうか。
等と考える今日この頃、皆様如何お過ごしでしょうか。
ですから、聞くことについては専門家と云えると思います。
ですが、話すことは専門的に学んだことがないので、自己流でやってきました。
まあ、私の嘗ての店内放送やセミナーの話を面白がって下さる方々もいらっしゃいます。
しかし、チャンとした話がどうも苦手なんですな。
で、ね。
今、「話し方」を勉強してるんです。
講師は、元NHKの元美人アナウンサーなんですよ。(失礼しました)
腹式呼吸、発声練習、活舌練習の後に一分間のスピーチを行うんです。
今回のテーマは、「私の母」でした。
前回貰った注意事項は、
語先後礼(ごせんごれい)と主題はひとつ、一文を短く。でした。
そんな注意事項を念頭に置き、原稿を書きましたが、
書きたいことを一分にまとめるのに随分文章を削りました。
「一人暮らしが良いと言う母は団地暮らし、今年91歳になります。
今年の4月に、二泊三日の入院で、白内障の手術を受けました。
生涯ではじめての入院だったそうです。
視力も回復したので、最近では趣味のジグソーパズルを楽しんでいるようです。
この時期、ひとつの風景を思い出すことがあります。
私が小学校から帰って来たときのことです。
日差しの強い日だったと思います。
狭い借家の裏には、桐の木がありました。
緑色の葉と青い空、風に舞い落ちる紫の桐の花。
母は、桐の木陰のゴザの上で裁縫をしていました。
町工場で働く傍ら、裁縫の先生をしていた母を、
良く働く人だなと思って見ていた様な気がします」
と、緊張しながら話し終わりました。
ここで、伝えたかったことは、91歳まで丈夫で良く働いてきた人と云うことを、小学生の見た風景を通して伝えたかったんです。
果たして、私の思いは文章や行間から伝わっていたでしょうか。
等と考える今日この頃、皆様如何お過ごしでしょうか。