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憲法改正で協力 首相、橋下氏の国政進出期待

2015年12月20日 | 政治
憲法改正で協力 首相、橋下氏の国政進出期待
3時間半会談
2015/12/20 3:30 日経朝刊

 安倍晋三首相は19日夜、大阪市長を退任した橋下徹氏と都内のホテルで食事を共にしながら約3時間半会談した。首相は橋下氏が結成した「おおさか維新の会」との連携を念頭に、憲法改正で協力していくことを確認した。首相は政界を引退した橋下氏の国政進出に期待を示した。首相官邸とおおさか維新の親密な関係を改めて印象づけた。






首相と橋下氏の会談は6月14日以来。名目は「橋下氏の慰労会」で、菅義偉官房長官とおおさか維新代表の松井一郎大阪府知事が同席した。首相側には、来年1月4日召集の通常国会や来年夏の参院選を見据え、野党勢力を分断したい思惑がある。



改憲の発議には衆参両院でそれぞれ総議員の3分の2以上の賛成が必要だ。関係者によると、橋下氏は参院選で自民、公明両党とおおさか維新で3分の2の議席を獲得し、憲法改正をめざすよう呼びかけた。首相は「国民的な議論の深まりが必要だ」と語り、ともに改憲をめざす姿勢を確認した。

 おおさか維新は綱領で統治機構改革や地方分権のための憲法改正の必要性を掲げる。首相もおおさか維新も改憲のテーマとしては緊急事態条項などから入ることを想定している。
 首相側は来年の通常国会で「政権運営で協力をお願いするかもしれない」と指摘。松井氏は「是々非々だ」と応じ、案件によっては協力する立場を伝えた。

 12月18日に退任した橋下氏は「しばらくゆっくりさせてもらう」と、当面は民間人として活動する考えを示した。首相は「いつでもお待ちしています」と国政進出に期待を示した。
 橋下氏は大阪の「副首都化」での協力も要請。首相は首都のバックアップ機能は必要だと指摘し、菅長官も「いいのではないか」と前向きな反応をみせたという。
 橋下氏は2017年4月に消費税率を10%に引き上げる際に導入する軽減税率で、公明党に配慮して対象品目に食品全般を入れることにした首相官邸の政治決断を評価。首相は「官房長官がすごいのですよ」と語った。橋下氏は首相と菅長官の関係を持ち上げ「私も松井さんがいたからここまでできた」と述べた。
 今回の会談は、橋下氏が「おおさか維新の綱領や政策を首相に直接説明したい」と松井氏に相談。松井氏の申し出を受けた菅氏が「忘年会をかねて橋下さんを慰労しましょうか」と応じ、実現した。
 ただ与党内には、おおさか維新への警戒感も漂う。橋下氏が率いる地域政党「大阪維新の会」が2勝した11月の大阪府知事・市長ダブル選挙では、自民党支持層を大きく切り崩されたとの分析もある。自民党幹部は「近畿圏では油断できない」と語る。

米中の「密約」と日本

2015年12月20日 | 国際政治
風見鶏 米中の「密約」と日本
2015/12/20 3:30 日経朝刊

 米中は切っても切れないパイプで結ばれ、日本は何も知らされていない。こんな証言を米国の中国専門家から聞いた。長年、米中の秘密協力にかかわり、「裏の裏」を知るマイケル・ピルズベリー氏(70)だ。

 1970年代以来、中央情報局(CIA)や国防総省の対中政策にたずさわってきた。いまも同省の顧問だ。そんな彼の著作が今秋に邦訳された(『China 2049』)。
 中国はいずれ米国の味方になると信じ、台頭を助けてきた。だが、中国は初めから2049年までに米国を出し抜き、覇権を奪うつもりだった。その戦略はなお進行中だ――。実体験や中国文献をもとに、本でこう警告している。
 彼に最初に会ったのは10月下旬。冷戦以来、米国がどれほど中国を助けてきたかを列挙し、だまされた、と悔やんだ。ならば、米政府も気づき、米中関係は冷えていくのではないか。こう質問すると、とても意外な答えが返ってきた。
 「米中は対立しない。(米中で秩序を仕切る)G2だってあり得る。両国には長い秘密協力の歴史があるからだ。しかも、米国は一切、その実態を日本に教えてこなかった」
 米中がG2に向かうという説は、米国内ではもはや少数派に思える。中国が米国の覇権に挑めば、緊張が高まるからだ。
 実際、複数の米政府高官は「G2など考えられない」と断言する。著名な米戦略家に聞いても「米中の対立は深まり、米国の対中政策は厳しくなっていく」(エドワード・ルトワック氏)との分析が多い。
 なぜ、ピルズベリー氏の読みはちがうのか。11月下旬に再来日した彼にもう一度会い、疑問をぶつけてみた。すると、こんな趣旨の説明が返ってきた。
 次期大統領候補は選挙中には中国をたたくが、就任後、秘密協力の実態をCIAから知らされれば、中国と折り合おうと思い直す。中国側も、強大になるまでは米国との協力が必要なので、本気で怒らせるほどには挑発しない――。
 彼によると、ブッシュ前政権当時、タカ派のチェイニー副大統領やラムズフェルド国防長官ですら「中国に、過度に強硬に接すべきではない」との認識を示したという。米同時テロや北朝鮮問題で、中国との協力は無視できないからだ。
 では、どちらの予測が正しいのか。カギをにぎるのは、ピルズベリー氏がいう「米中秘密協力」が、どれほどのものなのかだろう。彼はその現状は明かさないが、一端は想像がつく。
 たとえば、アフガニスタンの和平交渉では「米中が水面下で連携している」(国際機関幹部)。朝鮮半島政策やイランの核問題でも、日本が知らない大国ならではの貸し借りが成り立っているかもしれない。
 だが、これらは国家の命運をかけてソ連に対抗した冷戦中の大戦略提携とはちがう。米政府内からも「米中の協力が深まっても、もっと深刻な戦略的対立を中和するのは難しい」との声が聞かれる。あるいは、あっと驚くような密約が米中にあるのだろうか。
 「日本に少し、罪悪感を感じているんだ」。ピルズベリー氏は最後にこうつぶやいた。組むべき友人は、日本ではなく中国だというキッシンジャー元国務長官らの対中重視路線に乗り、日本を軽視してきてしまったからだという。
 南シナ海やサイバー問題などをめぐり、米中の攻防は強まっている。その舞台裏でどんなやり取りがあるのか。両国が対立を深めていくとしても、忘れてはならない視点だ。
(編集委員 秋田浩之)

自分を知り敵を知る

2015年12月20日 | 日記
孫子・謀攻に下記言葉があります。

「彼を知り己を知れば百戦殆(あやう)からず
彼を知らずして己を知れば、一勝一負す。
彼を知らず己を知らざれば、戦う毎に必ず殆(あやう)し」

この内、「彼を知り己を知れば百戦殆からず」が有名ですが、
意味は、敵と味方の実情を熟知していれば、百回戦っても負けることはない。
敵情を知らないで味方のことだけを知っているのでは、
勝ったり負けたりして勝負がつかず、
敵のことも味方のことも知らなければ必ず負けるということです。

私はこれまでに2003年の衆議院選挙と岐阜市長選に出ましたが、
いずれも次点でした。
1回目では分からず、2回目も負けることで漸くこの言葉の本当の
意味が分かりました。

自分を知るという事は、自分の弱点を知るだけではありません。
弱点を知り、それを補うことをせねばなりません。
人、モノ、金、情報、これだけ揃っても十分ではありません。

それらを有機的に動かすことの出来る仕組みが必要なのです。
選挙で言えば、司令塔となる選挙参謀。会社で言えば、番頭である専務、
実行部隊の長である部長、課長といったところが、会議で決めた事を
確実に実行に移す。そういう仕組みを作る必要があります。