⭐️⭐️浅野まことのここだけの話⭐️⭐️

浅野まことがここだだけの話をブログで大公開!!

マスコミを味方にするプロジェクト

2015年12月31日 | MAトラスト
マスコミを味方にするプロジェクト

ニュースを見たらテレビ局や新聞社に電話やFAXで
意思を伝えましょう。
苦情を言うのではなく、良い報道だったと褒めることが
ポイントです。
報道陣を萎縮させるのではなく、市民の味方をするように
働きかけましょう。すべての電話は録音され、fax、メールは
プリントされてスタッフに回覧されるようです。

安保法制のニュースがなかったら、原発の電気報道がなかったら、
是非諦めずに報道して欲しいと伝えましょう。

以下は、テレビ局と新聞社のリストです。

□テレビ朝日 〒106-8001港区六本木6-9-1
視聴者窓口 TEL 03-6406-5555
受付時間 月曜日から金曜日 8時から報道ステーション終了まで
土曜日、日曜日10時から18時まで
祝祭日11時から19時まで
報道局fax 03 -3405 -3400
問い合わせ受付フォーム (インターネット上からできます)
https://www.tv-asahi.co.jp/apps/free_present/present.php?cat_id=contact&theme_id=1642


□東京放送(TBS) 〒107-8006 港区赤坂5-3-6
視聴者センター TEL 03-3746-6666
お問い合わせ 受付時間10時から19時
問合せ受付フォーム(インターネット上からできます) https://cgi.tbs.co.jp/poshw/contact/0030/enquete.do


□NHK 〒150-8001 渋谷区神南2-2-1 NHK放送センター
NHK視聴者コールセンター TEL 0570-06-6066
コールセンターfax 03-5453-4000
問い合わせ受付フォーム https://cgi2.nhk.or.jp/css/form/web/mail_program/query.cgi
代表電話03-3465-1111

□日本テレビ放送網 〒105-7444 港区東新橋1-6-1
視聴者センター部 TEL 03-6215-4444
受付時間午前8時30分から午後10時30分
報道局fax 03-3230-1271
問い合わせ受付フォーム(インターネット上からできます)
http://www.ntb.co.jp/staff/goiter/form.html

□フジテレビジョン 〒137-8088 港区台場2-4-8
代表電話03-5500-8888 報道局fax 03-5500-7576
受付問い合わせフォーム(インターネット上からできます)

https://www.Fujitsu.co.jo/safe/red_mp,/response/res_form.cgi?type=resother&flash=1


新聞社リスト


□東京新聞 〒108-8010 港区江南2-3-13
代表電話 03-6471-2211
ご意見、ご要望
outou1@Tokyo-np.co.jp
社会部fax 03-3474-9762

□朝日新聞東京支社 〒104-8011 中央区築地5-3-2
東京本社お客様オフィス ご意見 TEL 03-5540-7615
お問い合わせ TEL 03-5540-7616
(受付平日9時から21時土曜日は18時まで)
問い合わせ受付フォーム(インターネット上からできます)
https://se01.asahi.com/reference/form.html
代表電話03-3545-0131 社会部fax 03-3545-0285

□毎日新聞東京本社 〒100-8051 千代田区一ツ橋1-1-1
東京本社 TEL 03-3212-0321
問い合わせ受付フォーム(インターネット上からできます)
https://form.mainichi.co.jp/toiawase/index.html

代表電話03-3212-0321 社会部fax 03-3212-0635



2015決断(5)岡田民主代表 野党結集しかない

2015年12月31日 | MAトラスト
2015決断(5)岡田民主代表 野党結集しかない
2015/12/31 3:30 日経朝刊

 酒を飲まない2人が和食を前に淡々と箸を進めた。8月27日夜、都内にある
老舗の日本料理屋。民主党の岡田克也代表は維新の党の松野頼久代表と向き合った。
この日、維新の創始者である橋下徹前大阪市長が離党。維新の先行きを憂う松野氏
が発した言葉に、箸を動かす岡田氏の手が一瞬、止まった。「大阪組と別れること
になると思います」




 会合後、岡田氏は側近を通じて、水面下で維新の幹部に統一会派の結成を持ち
かける。「安倍政権に近い大阪組が抜けた維新となら、統一会派を組める」。
岡田氏は確信した。
 政府が安全保障関連法案を閣議決定した5月14日以降、岡田氏は巨大与党に対抗
する野党勢力をどう結集するかで悩んでいた。対案か対決か――。集団的自衛権を
巡る岡田氏が下した結論は後者だった。賛否が割れる党内を一つにまとめるには
安保法案反対で足並みをそろえるしかなかった。
 11月16日朝、永田町の国立国会図書館の一室。岡田氏はひと目を忍んで細野豪志
政調会長と会った。水一杯ない狭い小部屋に重い空気が流れた。「民主党はいったん
解党し、維新と合流して新党をつくるべきです」と進言し、外交・安全保障など
基本政策が一致する議員を集めて新党結成を模索すべきだと訴える細野氏に、
岡田氏は淡々と説いた。「中では大いに議論するが、外への発信は幹部の一人である
ことを踏まえてほしい」
 岡田氏は野党勢力が政策の一致を見つつ、数を増やすのが理想と考える。解党の
声が大きくなると党内が分裂し、少数政党の乱立を招きかねない。岡田氏の狙いは
巨大与党に対抗できる野党を慎重に構築することだ。
 細野氏に先立ち、12日に赤坂御苑で開かれた「秋の園遊会」では解党を唱える
前原誠司氏が岡田氏と立ち話をした。この時、前原氏は悟った。「統一会派はホップ、
ステップ、ジャンプの第1段階。岡田さんの思いは我々と同じだ」
 実は岡田氏には苦い経験がある。新進党時代の1997年、当時の小沢一郎党首が解党
を宣言したときだ。岡田氏は徹夜で反対ビラを作って抵抗したが結局、解党は避け
られなかった。「有権者への裏切り行為だった」と振り返る岡田氏。政権交代可能な
二大政党の樹立が頓挫したトラウマは今も忘れない。個々の議員の離党についても
複雑な思いだ。
 「我々は政権交代する政治をつくるという強い気持ちで野党にいる。松本さんにも
頑張ってほしかった」。外相経験もあるベテランの松本剛明氏が10月に民主党を離党
した際、岡田氏は唇をかんだ。事情を聞くためギリギリまで面会を求めたが松本氏から
連絡はなかった。党の将来に失望し、かつての同志が背中を向ける姿は代表を預かる
身として耐えがたかった。
 民主党政権時代のように「過大なマニフェスト(政権公約)」を掲げれば国民受け
はいいかもしれない。だが岡田氏の脳裏には、外相として当時の鳩山由紀夫首相を
支えていた悔恨の記憶が今も蘇(よみがえ)る。
 11月の早稲田大での講演。聴衆から沖縄県の米軍普天間基地(同県宜野湾市)の
移設問題について「なぜ民主党は今も新しいビジョンを示さないのか」と厳しく批判
された岡田氏は率直に答えた。「安易に(移設先を)『県外』と言ってしまった
トラウマなのかもしれない。我々の力量が足りなかった」
 基本政策の一致、そして、数合わせでも風でもない、現実路線の強い野党――。
維新との統一会派の結成は「岡田ビジョン」の長い道のりの、小さな一歩にすぎない。


2016針路を聞く (4)指導国不在、紛争増える 米国際政治学者 イアン・ブレマー氏

2015年12月31日 | 国際政治
2016針路を聞く (4)指導国不在、紛争増える
米国際政治学者 イアン・ブレマー氏
2015/12/31 3:30 日経朝刊




 ――過激派組織「イスラム国」(IS=Islamic State)のテロが頻発しています。

 「ISは史上最強のテロリスト集団だ。原油や人質の身代金、遺跡からの出土品といった潤沢な資金源を持つ。構成員が若く、IT(情報技術)の習熟度も高い。国際社会にとって、ますます手ごわい敵になる」
 「ところが米国やロシアなどの足並みがそろわず、掃討作戦が機能していない。強い疎外感を抱くISを、軍事行動だけでは排除できないという問題もある。状況はさらに悪化するだろう」
 ――地政学リスクが高まるのはなぜですか。
 「主導国を欠く『Gゼロ』の傾向が強まっているからだ。米国は世界の警察官を引き受ける意欲を失いつつある。欧州は様々な形で分断され、影響力が低下している。中国は国力を増したが、国際秩序の空白を埋める意思も能力もない」
 「米国が主導してきた国際秩序は、創造的破壊の時を迎えた。その行く末がまだ見えず、いまは空位の状態にある。政治や経済の価値観を共有しない20カ国・地域(G20)の枠組みは機能しない。地政学上の紛争はこれからも増える」
 ――米国と中国、ロシアとの対立をどうとらえればいいでしょう。
 「中国はいまのところ、軍事面で米国に対抗するつもりはない。米国にとっての脅威は経済面での挑戦だ。中国が米国にサイバー攻撃を繰り返すのも、産業スパイの意味合いが大きい。米中経済は相互依存関係を深めており、それが決定的な衝突の防波堤になる」
 「米ロの緊張も『新冷戦』とは呼べない。ロシアを孤立させる力が米国にあっても、現実の政策にはなり得ない。ロシアの力も限られる」
 ――近著「スーパーパワー(超大国)」では、国際問題に関与せず、自国の再建に専念する米国を選ぶと書いています。
 「米国はいまだ唯一の超大国だ。それはしばらく変わらないが、超大国の役割を選択すべき時が来ている。冷戦後の外交・安全保障政策は支離滅裂だった。米同時テロへの過剰反応がアフガニスタン・イラク戦争を招き、米国を大いに傷つけた。同じ失敗を繰り返すわけにはいかない。国内問題に集中するという選択は好きになれないが最も可能性が高いシナリオに見える。米国が世界で指導力を発揮するのは一段と難しくなる」
 ――米大統領選の展開をどうみていますか。
 「イスラム教徒を締め出すとか、メキシコとの国境に壁を築くという、信じがたい発言がまかり通っている。パリの同時テロもあって排外的な風潮が広がり、他国が尊重してきた米国の価値観を損なうのは問題だ」
 ――日本は世界でどんな役割を担えますか。
 「人口が減っても経済は発展し、立派なインフラや社会保障制度がある。日本の将来像を描くとすれば、それは大きなシンガポールだろう。とても豊かで透明性が高く、米国と良好な関係を保ちつつ、中国からの投資も呼び込める国だ」
 「日米同盟の重要性は増している。軍事面の協力というよりも、経済成長や法の順守、人権の擁護といった面での連携がより強く求められるだろう。環太平洋経済連携協定(TPP)の交渉妥結は、日米関係を強固にした。オバマ米大統領の最も重要なレガシー(政治的な遺産)になる」
(聞き手はワシントン支局長 小竹洋之)