2/13の記事「握り拇指(にぎりぼし)」の続きです。
握り拇指の子はたいてい肘も内巻きに捻じれていて、
そのままひじを曲げるとこのように、手の甲側が口に向かいます。
↓
↑
すると、指をしゃぶれず、手の甲~手首をしゃぶるのが
癖になって、なかなか直らなくなってしまう子が、たまにいます。
すると、指先を上手く動かせず、箸やハサミを上手く使えない
不器用な子になってしまう確率が高くなります。
「手は突き出た大脳」とも言われていますが、それは↓
このように、大脳の運動野も、感覚野も、
手と口や唇が占める領域がとても広く、
胴体や脚などは、とても狭いのです。
指をしゃぶると、手の指に舌や唇の暖かさや感触、
口から指を出すと、指に付いたツバがスーッと蒸発していく涼しさ
などが脳に伝わっていきます。
口には、指が動く感触や、
爪が尖っていると唇や舌に触れた時の痛さなどが
脳に伝わっていきます。
それが脳を育てるのです。
ですから「爪で顔をひっかくとキズができるから」と
手袋をかぶせてしまうのは、
脳の発達にブレーキをかけることになります。
赤ちゃんの爪は、大人用の爪切りについているヤスリで
といであげれば、切る必要もありません。
赤ちゃんには「指しゃぶり」をさせてあげて にも書いていますが、
5カ月まで良く指しゃぶりをした子は
その後、指しゃぶりをしなくなり、
器用に指を使えるようになり、
「口八丁手八丁」と言われる子に育つ確率がUPします。
↓
握り拇指そのものは、この体操をすると、数日のうちに直ることもあるのですが、問題は…
「握り拇指」の記事への野田さんのコメントを要約すると
・・・・・・・・・
3ヶ月の娘は指しゃぶりがうまくできず、手の甲をしゃぶります。
親指が出てなかったので、親指が出たら親指をしゃぶるかもと、
今回のブログの通りマッサージを施しました。
すると、2日後に親指は出てきたのですが、
それでも手の甲をしゃぶります。
これは、腕が歪んでいるのでしょうか。
それとも、そのうち上手になるのでしょうか。全文はここから読めます。
・・・・・・・・・
そうです。肘も捻じれているのです。
そのうちに直るのは、あまり期待できません。
それでは、腕(特にひじ)の捻じれを改善させる体操をご紹介します。
①このように、あなたの人差し指を、赤ちゃんの4本の指で握らせて
あなたの親指で、赤ちゃんの親指の付け根から手首あたりを持って
腕全体をそっと、クル~ッと、内側にねじります。(12:50)
↓
1. 捻じったところで7~10秒間止め、パッと離し、
2. 7~10秒間お休み。
1.2.を3回繰り返す。
②両手同時にしてもOK↓
③次は同様に、外側に捻じります。
↓
1. 捻じったところで7~10秒間止め、パッと離し、
2. 7~10秒間お休み。
これは、1.2を1回すればOK
④すると、手の平側が体の方を向くようになった。(12:51)
↓
↑
⑤その後、カイグリカイグリ
⑥続いて、オツムテンテンをしたいのだが、
最近の多くの子は、腕が軽やかに動かず、重くて、しにくいので、
「アイアイ」の歌に合わせて片手ずつ頭に触れさせながら、1曲踊らせる。
↓ ↓
⑦すると、ご覧の通り、手の平が体側に向くようになった。(12:53)
↓
⑧その後私は、首や頭と首の境目のあたりのコリを探して緩め、
バランスを整えます。↓
でも、これは難しいので、私の教え子達も上手くできない人が多いです。
⑨あんなに泣いていたのに、すっかりまどろんでしまった。(12:56)
↓
①の写真と⑨の写真を見比べてみてください。
①は唇の周りが青みがかっていて、全身の皮膚色も悪く
唇が薄く硬くて、ほうれい線が深く、
実は、上手くおっぱいが飲めなかったのです。
⑨は、唇の周りの青みが消え、全身の皮膚色も良くなり、
唇はふっくらと柔らかくなり、ほうれい線が消え、
上手くおっぱいが飲めるようになったのです。
これらの体操が上手くできない方は、たいてい、
あなた自身の肘もねじれています。
そんな場合は、 ↓ の P95
←ここや大手通販会社のサイトで購入可
これの大人バージョンが載っていますので、
まずは、あなたができるようになると、
赤ちゃんにも上手にしてあげられるようになりますよ!
握り拇指の子はたいてい肘も内巻きに捻じれていて、
そのままひじを曲げるとこのように、手の甲側が口に向かいます。
↓
↑
すると、指をしゃぶれず、手の甲~手首をしゃぶるのが
癖になって、なかなか直らなくなってしまう子が、たまにいます。
すると、指先を上手く動かせず、箸やハサミを上手く使えない
不器用な子になってしまう確率が高くなります。
「手は突き出た大脳」とも言われていますが、それは↓
このように、大脳の運動野も、感覚野も、
手と口や唇が占める領域がとても広く、
胴体や脚などは、とても狭いのです。
指をしゃぶると、手の指に舌や唇の暖かさや感触、
口から指を出すと、指に付いたツバがスーッと蒸発していく涼しさ
などが脳に伝わっていきます。
口には、指が動く感触や、
爪が尖っていると唇や舌に触れた時の痛さなどが
脳に伝わっていきます。
それが脳を育てるのです。
ですから「爪で顔をひっかくとキズができるから」と
手袋をかぶせてしまうのは、
脳の発達にブレーキをかけることになります。
赤ちゃんの爪は、大人用の爪切りについているヤスリで
といであげれば、切る必要もありません。
赤ちゃんには「指しゃぶり」をさせてあげて にも書いていますが、
5カ月まで良く指しゃぶりをした子は
その後、指しゃぶりをしなくなり、
器用に指を使えるようになり、
「口八丁手八丁」と言われる子に育つ確率がUPします。
↓
握り拇指そのものは、この体操をすると、数日のうちに直ることもあるのですが、問題は…
「握り拇指」の記事への野田さんのコメントを要約すると
・・・・・・・・・
3ヶ月の娘は指しゃぶりがうまくできず、手の甲をしゃぶります。
親指が出てなかったので、親指が出たら親指をしゃぶるかもと、
今回のブログの通りマッサージを施しました。
すると、2日後に親指は出てきたのですが、
それでも手の甲をしゃぶります。
これは、腕が歪んでいるのでしょうか。
それとも、そのうち上手になるのでしょうか。全文はここから読めます。
・・・・・・・・・
そうです。肘も捻じれているのです。
そのうちに直るのは、あまり期待できません。
それでは、腕(特にひじ)の捻じれを改善させる体操をご紹介します。
①このように、あなたの人差し指を、赤ちゃんの4本の指で握らせて
あなたの親指で、赤ちゃんの親指の付け根から手首あたりを持って
腕全体をそっと、クル~ッと、内側にねじります。(12:50)
↓
1. 捻じったところで7~10秒間止め、パッと離し、
2. 7~10秒間お休み。
1.2.を3回繰り返す。
②両手同時にしてもOK↓
③次は同様に、外側に捻じります。
↓
1. 捻じったところで7~10秒間止め、パッと離し、
2. 7~10秒間お休み。
これは、1.2を1回すればOK
④すると、手の平側が体の方を向くようになった。(12:51)
↓
↑
⑤その後、カイグリカイグリ
⑥続いて、オツムテンテンをしたいのだが、
最近の多くの子は、腕が軽やかに動かず、重くて、しにくいので、
「アイアイ」の歌に合わせて片手ずつ頭に触れさせながら、1曲踊らせる。
↓ ↓
⑦すると、ご覧の通り、手の平が体側に向くようになった。(12:53)
↓
⑧その後私は、首や頭と首の境目のあたりのコリを探して緩め、
バランスを整えます。↓
でも、これは難しいので、私の教え子達も上手くできない人が多いです。
⑨あんなに泣いていたのに、すっかりまどろんでしまった。(12:56)
↓
①の写真と⑨の写真を見比べてみてください。
①は唇の周りが青みがかっていて、全身の皮膚色も悪く
唇が薄く硬くて、ほうれい線が深く、
実は、上手くおっぱいが飲めなかったのです。
⑨は、唇の周りの青みが消え、全身の皮膚色も良くなり、
唇はふっくらと柔らかくなり、ほうれい線が消え、
上手くおっぱいが飲めるようになったのです。
これらの体操が上手くできない方は、たいてい、
あなた自身の肘もねじれています。
そんな場合は、 ↓ の P95
←ここや大手通販会社のサイトで購入可
これの大人バージョンが載っていますので、
まずは、あなたができるようになると、
赤ちゃんにも上手にしてあげられるようになりますよ!
夜だけ寝入る時に、泣いてしまうことがぐんと減りました。(^_^)v
主人の実家が近いので、ちょこちょこ遊びに行きますが、義母にあずけると「カイグリ オツムてんてん」「チョチチョチあばば」「アイアイ」などをしてくださいます。
私が教えたり頼んだりしたわけではなかったので、
驚きました。
昔からある手遊びには
深い、意味があるのですね。
すごい!!赤ちゃんの顔が全然違いますねーー!!
私も娘に試してみます。
と、その前に自分自身の改善もしなくちゃいけないですが・・・・・
今回のブログに載せている本は、本屋さんに売ってありますか?
今まで、購入はとこちゃんドットコムだったんですが、本屋さんにあるならすぐ手に入るかなーっと思ったんですが。
今、ベビーカーの購入を考えているのですが、ベビーカーのハンドルによっては、押す人の手首が捻れて姿勢が悪くなると聞きました。海外製のオシャレなハンドルはよくないと聞いたのですが、実際どんな風に選べば良いのでしょうか?教えてください。よろしくお願いしますm(__)m
泣くのは夜寝入る時にだけだったのに
さらにぐんと減ったとは、今どきの日本の赤ちゃんでは、
超泣かない子ですよ~\(^o^)/
30年ほど前までは、多くの祖父母が孫を膝に抱いて、
「カイグリ オツムてんてん」「チョチチョチあばば」
「アイアイ」「お座りやーす椅子どっせ」などをして、
丈夫な賢い子に育てていたんですよね。
そんな祖父母が現代では激減しているんです。
・高齢過ぎて体力がない。
・体の痛みや不調で、孫育てを手伝えない。
・仕事が忙しくて休めない。孫どころではない。
・自信を持って育児アドバイスや手伝いができないので、
口出し手出ししたくない。
などの理由で。
長い年月伝承されてきた手遊びには、
深い意味があることに、
私も整体を勉強し始めてから気付き、
そのたびに感激、感動します。
肘がねじれていては、
良い状態とは言えないんですよね~。
「野田さんのためにも、
肘の捻じれを改善させる運動を載せなくては」と、
アシスタントの助産師と、ママの協力も得て、
頑張って写真を撮ったんです。
ぜひ、野田さんの赤ちゃんにも試してみてください。
本は、ネット通販サイトでも買えます。
本屋さんにはある所とないところとあると思います。
昔からあるハンドルのベビーカーだと、
手首や肘が痛くて押せない人のために、
海外製のオシャレなハンドルのような
ベビーカーが売られるようになったのです。
それでなければ押せない人はそれを買えばいいし、
従来型を押せるならそれを買えばいいのです。
従来型を押せる人が、海外製のオシャレなハンドル型を買って
押していたら、手首~全身がゆがんで、姿勢が悪くなり
体調不良になる可能性が高いです。
よろしくお願いします。
九ヶ月半の娘ですが、まだハイハイはほんの少しする程度で、まだほとんどズリバイです。
ズリバイの時、左手はだいぶパーになってきましたが、右手はまだグーの事が多いです。
先日、先生のブログに肘の体操もアップされてたので、それもやってみたのですが、反り返って嫌がり、寝返りしてしまうので体操が出来ません。
アイアイ体操の、片腕ずつでも嫌がって寝返りするので出来ません…。
五ヶ月ぐらいの時は毎日かいぐりおつむてんてんをしていたので軽く頭の上に手がついていたのですが、今は腹バイで遊ぶ事が多いので、体操をサボっていたら、こんなに固くなってしまいました。
左腕は、アイアイ体操で頭の上の方まで届くように、すぐ改善したのですが、右腕は耳の所までしか上がらずすごく力が入ります。
お忙しい所すみませんが、何か良い体操あれば教えて下さい。
よろしくお願いします。
1歳4ヶ月になりました。1歳2ヶ月から歩行し始め、今では小走りです。
そろそろ整体は卒業かな、と言われています(母はいわれません(・_・;)。
指しゃぶりをするとき、親指以外をしゃぶります。何度か親指を勧めたのですが、人差し指か中指が好きなようです。新生児の頃からですが、矯正したほうがいいのでしょうか。
おひな巻、スリングでまんまるを意識して育ててきました。半信半疑のところもありましたが、安定した歩行や、こけた時の身のこなしなど、やっぱりやってきてよかったと実感しています。
次の子は、妊娠中からケアします*\(^o^)/*
ハイハイでは、ずりばいが最も大切と、私は考えていますので、
九ヶ月半でズリバイしているのなら、心配はしません。
膝ばい、高ばいは、その次の段階です。
肘の体操、親指モニョモニョや親指回しの体操をする時は
アグラの中に入れて、前向きに抱いてすると、
寝返りして逃げることはありません。
右腕が上がりにくい場合の体操は、
http://blog.ap.teacup.com/majyosanba/24.html の
最後に載っている体操をするといいのですが、
なるべく早くもう少しわかりやすく、
再掲載します。
人差し指や中指が好きな1歳4ヶ月児に、
親指をしゃぶるよう勧めても、
勧めに応じることはまずありません。
安定した歩行や小走りができているのなら、
特に心配しなくてもいいですよ。
指しゃぶりよりも手を使う楽しい遊びに忙しくなれば
次第に指しゃぶりをしなくなります。
頭や背骨がゆがんでいても賢い子もいますし、
全ての面で100点満点という子は、
何万人に一人くらいしかいないのでは?
何も悲観することはないです。
私も頭はゆがんでいるし、
軽いけども腰椎側弯はあるし、
子どもの頃から足腰は悪いですが、
40歳過ぎてから努力して、今は同年代の女性と比べて、
平均よりずっと元気で
充実した人生を送っていると思います。
でも、次の妊娠に向けて体を整えて、
妊娠する時にはすでに骨盤が良い状態になっているに
越したことはありません。
頑張ってケアしてください。