4/9(日).10(月)、藤の花が満開となった
生駒トコ会館で施術。
2日とも満々の予約で
食事・炊事の時間もやっとの忙しさ。
そこに(土)に来られた保育士さんは
10年ほどのブランクで
奈良県内の保育現場に復帰したところ
「子ども達の様子が10年前とは全然違う」
と語り始めたので
「『歌にもリトミックにも反応しなくて
表情も変えずに
置物のように座っている子が多い』と
よく聞くんですが、やはりそうですか?」
と、私が尋ねると、ポツリと
「そうです。保育士のワンマンショーですよ」
と、疲れ果てた表情で…😓
彼女は、11歳の娘さんの脊柱側彎が心配で
施術に連れて来られた。
側彎は震度1で、全然気になるほどではないが
・弯曲のない真っ直ぐな背骨
・薄っぺらな胸郭
・口蓋の狭さ
など、私は気になる。
セルフケア体操後に施術をし
終わったとたん、隣の空手用マットの上で
クルクルとバレリーナのように回り始めた。
その表情の楽しげなこと👀‼️
施術前とは表情も姿勢も
動きも、まるで別人。
「まずは、子どもの体を楽にしてあげないと
したいこともできず
何にも関心を寄せられない」
と私は常々言っているのだが
これほどまで変化することに目を見張った。
翌 10(月)は、兵庫県の但馬地方から
保育士さん2人が来られた。
最近は、施術前に原則として、まずは "だるころ"
1人は側弯症、1人は先天性筋性斜頸と
2人とも、とてもつらい体で
頭の形も悪く、施術も難しい。
ロールティッシュで頭をコロコロしながら
「歌もリトミックも
保育士のワンマンショーですか?」と
尋ねると
「そこまでは酷くない、反応する子もいる」と。
彼女達はもう5年以上
子ども達一人一人の体を看て
寝かせ方などを考えながら
保育に当たっているからだと思う。
スマホに入っている子ども達の
頭の形や寝姿を見せてもらったところ
「このままだと
普通に歩くことも難しいのでは?」
と思える赤ちゃんも…😓
「でも、親御さんは何も心配していない」と。
保健所の医師も、小児科医も
親御さんから相談されても
「個性だから、様子を見ていたらいい」
などとおっしゃることが多いようで
親御さん達は安心してしまい
発達を促すような
関わり方をしようともしない。
でも彼女達は、寝られない子達の
姿勢を整えたり
足首を回したり
できる範囲の努力をしている。
それが、保育士のワンマンショーを
防いでいるのだと思う。
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