魔女のひとりごと

★ 魔女になろう!

保育士のワンマンショー?

2023-04-10 | 赤ちゃん・子ども

4/9(日).10(月)、藤の花が満開となった
生駒トコ会館で施術。

2日とも満々の予約で
食事・炊事の時間もやっとの忙しさ。

そこに(土)に来られた保育士さんは
10年ほどのブランクで
奈良県内の保育現場に復帰したところ

「子ども達の様子が10年前とは全然違う」

と語り始めたので

「『歌にもリトミックにも反応しなくて
 表情も変えずに
 置物のように座っている子が多い』と

 よく聞くんですが、やはりそうですか?」

と、私が尋ねると、ポツリと

「そうです。保育士のワンマンショーですよ」

と、疲れ果てた表情で…😓

彼女は、11歳の娘さんの脊柱側彎が心配で
施術に連れて来られた。

側彎は震度1で、全然気になるほどではないが

・弯曲のない真っ直ぐな背骨
・薄っぺらな胸郭
・口蓋の狭さ

など、私は気になる。

セルフケア体操後に施術をし
終わったとたん、隣の空手用マットの上で
クルクルとバレリーナのように回り始めた。

その表情の楽しげなこと👀‼️
施術前とは表情も姿勢も
動きも、まるで別人。

「まずは、子どもの体を楽にしてあげないと
 したいこともできず
 何にも関心を寄せられない」

と私は常々言っているのだが
これほどまで変化することに目を見張った。

翌 10(月)は、兵庫県の但馬地方から
保育士さん2人が来られた。

最近は、施術前に原則として、まずは "だるころ" 

1人は側弯症、1人は先天性筋性斜頸と
2人とも、とてもつらい体で
頭の形も悪く、施術も難しい。

ロールティッシュで頭をコロコロしながら

「歌もリトミックも
 保育士のワンマンショーですか?」と

尋ねると

「そこまでは酷くない、反応する子もいる」と。

彼女達はもう5年以上
子ども達一人一人の体を看て
寝かせ方などを考えながら
保育に当たっているからだと思う。

スマホに入っている子ども達の
頭の形や寝姿を見せてもらったところ

「このままだと
 普通に歩くことも難しいのでは?」

と思える赤ちゃんも…😓

「でも、親御さんは何も心配していない」と。

保健所の医師も、小児科医も
親御さんから相談されても

「個性だから、様子を見ていたらいい」

などとおっしゃることが多いようで
親御さん達は安心してしまい
発達を促すような
関わり方をしようともしない。

でも彼女達は、寝られない子達の
姿勢を整えたり
足首を回したり

できる範囲の努力をしている。

それが、保育士のワンマンショーを
防いでいるのだと思う。



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