魔女のひとりごと

★ 魔女になろう!

生死の境をさまよう大出血

2019-02-27 | 妊娠・出産
知り合いの助産師が facebook に投稿した記事。

【マンガ】産褥期のリスクを知っておくべし!

産後16日目にして死にかけた、きのこの実体験



【松本えつをの子育てあるあるvol.41】

配信されたのは 2018/02/25

私が読んだのは今日。
つまり、書かれてから1年後。

私のクライアントにも、
1人目の産褥11日に、自宅で
3,000gもの出血をした人がいました。

その方は2人目の妊娠中に私のサロンに来られ、
腰痛改善と、産後の出血予防のために、
骨盤ケアを続けました。

そして、出産施設は
骨盤ケアをしているクリニックを選択。

骨盤ベルトを着けたまま分娩し、
分娩時出血は100gでおさまっていました。

ところが、
就職したばかりの骨盤ケアを知らない助産師に
骨盤ベルトを外され、
あれよあれよという間に大出血!

骨盤ベルトを再度着用しなおし止血したものの
外した間に900g出血し、合計1,000g

この漫画の主人公きのこさんは、
フリーランスのもの書きさん。

仕事柄、座っている時間が長く、
日常的に骨盤周囲の筋肉・靭帯を鍛え方が足りず、
しかも、骨盤ケアもせずに、
産後2週間で家事をしていたからだと私は想像します。

骨盤は子宮の入れ物で、
骨盤の骨と子宮は靭帯でつながっています。

骨盤が緩めば子宮は緩み、
収縮が悪くなる=弛緩性出血を
起こしやすくなります。

「お産は病気じゃない」と言われたり、
「私は2人めのときは3日で退院して、
 翌日から上の子の保育園の送迎を自転車でしていた」

と自慢げに言う人もあり、

そう聞くと、自分だけ産後にゆっくりと
寝ていることに罪悪感を抱く人もいるのが
日本の現実です。

中国・台湾・韓国のように
産後1ヶ月間は産後養生院に入院して、
ゆっくりと体を快復させ、
育児を練習するために、
何十万円も使う習慣が日本にはありません。

facebookに投稿した助産師は、

> 骨盤ケアを知らない人が直接、
> 妊娠・出産・産後の女性に関わることの恐ろしさを
> 痛感しました。私も引き続き研鑽いたします!

と決意表明していますが、
この漫画に書かれているような
医療者の対応が問題だと思います。

> 産後14日に「こぶし大の悪露の塊(かたまり)が出た」と
> 病院で診察を受けた時に
> 「1回なら心配ないだろう。まぁ、様子を見ましょう」

と言われたと書かれていますが、
ここで、骨盤ケアを指導していれば
生死の境をさ迷ようような大出血には
至らなかったと思います。

骨盤をケアせずに
子宮をケアすることはできません。

このことを皆さんに知ってもらうために
働き続けて21年経ちます。

でも、まだまだ広がりが足りません。

1人1人の女性の体力も、
家庭の事情も違うでしょう。

でも、大出血で生死をさ迷うことのないよう、
出血小量で安産できるよう、
ぜひ、この本をご参考に! ⇒

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