1/16(日)は高輪でのベシックセミナー(追加0課程)で
7名が実技と筆記試験に挑戦、全員が合格(うち6名は更新)!
京都や名古屋も大雪だというのに、
この日の東京は1日中快晴。
東京で雪といえば、4年前、2013/1/14
朝の天気予防では「雨」と報じられたのに、
10時過ぎから北陸を思わせる降雪となった。(これは4年前の写真)
↓
南岸低気圧は最も予報が難しいそうだが、
この時は見事に外れた。
ところが、2016/11/24は見事に当たった。
この間の気象庁の研究者の努力の賜物と言えよう。
驚いたのは、気象庁研究官 荒木健太郎氏 が、
ツイッターで 2016/11/24、呼びかけたと知ったこと。
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「関東甲信の皆様にお願いです.
雪が降ったら雪結晶の写真を撮って下さい.
スマホでも撮れます(添付はiPhone5).
雪結晶の種類等の情報は雪研究に非常に重要です.
綺麗な結晶だけでなく汚い結晶も含め,
雪の写真を送りつけて下さい.
1円玉とかスケールがあると最高です」
背景は黒や青の生地や傘等で,
外で冷やしとくと雪が融けにくいです.
…中略…
物差し計測の積雪深もあると最強.
…中略…
撮影時刻と市町村名も記載願います
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
この呼びかけにより、
膨大な雪の結晶の写真が送られたと、
後日、私はテレビで知った。
雪の結晶の写真により、
上空の気温や湿度などが分り、
今後の降雪予報の重要な資料となるという。
その時に思い出したのが、中谷宇吉郎!
中谷宇吉郎博士は
私の出身校である小松高校の
旧制中学時代の先輩である。
なので、雪の研究をした人であることや
「雪は天からの手紙」
という言葉くらいは知っていたし
高校の先生方が授業中に時々
中谷先生の言葉や
中谷先生が大切にしてきたことを
話してくださった記憶があるから。
けども
「それ以上のことを何も知らないまま
本も読めない歳になってはいけない」
と思い、Amazonで中古本を1冊買った。
その池内了氏が書かれた序章を読むなり、
私は目を見開いたまま固まった。
なぜなら、私が大切にしてきたことの総まとめが
端的に、そこに書かれていたからである。
↑ ↑
序章9P 序章8P
「ヒポクラテスの誓い」のディレクターのメールの中に
私の「哲学を表現できたらと考えています」とあった。
私の仕事や生き方、ものの見方・考え方
つまり哲学を
これほど端的に表した言葉はない思った。
寺田寅彦のエッセイの一つも読んでいれば
こんなことはもっと前から
「当たり前のこと」だったのかも知れないが
私は子どもの頃から
家事・家業の手伝いに追われ
読書習慣がなかったし
子どもができてからは家事・育児に
開業してからは仕事に追われ
人生における読書量は少ない。
この本の中には
数名の若い女性が、激寒の中徹夜で
霜柱の研究を
楽しみながらしたことなど
胸打たれる内容がギッシリである。
この本以外に、看護学生の1回生のとき
人の見方の基本を学んだのは『人間のしるし』
↓
↑ ↑
座右の銘は、学生時代からのはこの中に、開業してからのは
『フランスの起床ラッパ』の中にある
「ストラスブール大学の歌」の有名な一節
「教えるとは 希望を語ること
学ぶとは 誠実を胸にきざむこと」
これは大島博光氏の訳であるが、
私はこちらの方が好きである。
そして、学ばなければ教えられないし
語呂良く下のように、私流にアレンジして
私の座右の銘としている。
「学ぶとは 真実を胸にきざむこと
教えるとは ともに未来を語ること」
「自分で風を起こし…」は読んでこの通りで
(藤誠志=元谷外志雄=アバグループ社長)の言葉。
ちなみに、元谷氏も私の高校の先輩であるが
両氏とも「私の先輩だから…」ではない。
私が事業を始めたときから現在まで
19年弱、追い風よりも
逆風の強さの方が勝っていた。
追い風を望んでも無駄だと思った時に
知ったのがこの言葉だった。
ずっとウチワでパタパタと
風を起こして来たのが
「やっと風となり
追い風になってくれるかも知れない」
と思えるようになった。
とりとめのないことを、書いてしまった。
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