probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

reminiscing ("true one-hit wonders") #48

2024-12-16 11:19:50 | 懐かし洋楽
ビルボードのHot100には、1曲しか、
ランクインしていないアーティストを、
懐かしみながら、今、どうしてるのかな?
と、浅く掘り下げようというコーナー、
今回は、1999年に、
最高位9位を記録した、
このグループの、
こちらのナンバーを選びました。



カナダ出身のポップロックバンド、
LENの"Steal My Sunshine"ですね。

バンドといいましても、
MarcとSharonの、
Costanzo兄妹からなるデュオで、
そのほか、サポートメンバーを加えて、
90年代の初めころから、
活動していたようでして、この曲は、
99年リリースの3rdアルバム
"You Can't Stop the Bum Rush"
から生まれた、初のヒット曲で、
本国カナダでは、第3位、
UKでも、8位まで上がるという、
好成績を収めておりました。

その後、UKでは、同アルバムから、
"Cryptik Souls Crew"という曲が、
Top30ヒットを
記録していたようですが、
カナダやアメリカでは、
この"Steal My Sunshine"が、
唯一のチャートインと
なっているみたいですね。

また、このグループ、
この翌年に、↓こんなカバーも、
リリースしておりまして、
80'sファン的にも、
嫌いになれない感じです。



また、"Steal My Sunshine"のほうは、
こちらの70'sヒットを
サンプリングしていたんでしたね。



76年に、Hot100でも、
4位まで上昇したディスコヒット、
Andrea True Connectionの、
"More, More, More"。

そんな、70年代や、
80年代音楽ファンの心も、
大いにくすぐっていたLENですが、
SNSなども、ずいぶん前に、
更新が止まっておりまして、
現在の活動は、わかりませんでした。

※次回は、気になる新曲2曲です。

Time Machine ~1969~

2024-12-15 11:01:38 | 懐かし洋楽
今回は、1969年の今ごろ、
チャートインしていた曲、
Aretha Franklinの、
"Eleanor Rigby"です。
(Pop #17 R&B #5)



自分は、80年代に入ってからの、
ちょっと、声がハスキーになって、
どんどん、体形はワイドになっていった、
そのころからのArethaしか、
リアルタイムでは知りませんが、
その時代のArethaも大好きで、
とても、魅力的と思っているのですが、
やはり、この映像あたりを見ると、
神がかっている感じで、ちょっと、
そんじょそこらのシンガーと、
比べてもらっちゃ困るのよ!
そんな声が聴こえてきそうですね。



"Eleanor Rigby"は、70年リリースの、
16枚目のアルバム
"This Girl's in Love with You"から、
先にヒットしていた、
"Share Your Love with Me"
に続くシングルだったようで、
言わずと知れた、The Beatlesの、
66年から67年にかけてヒットした、
名曲カバーでありますが、
カバー曲中心の内容のアルバムには、
もう1曲、"Let It Be"も
収録されていまして、
The Beatlesバージョンが世に出たのは、
70年の3月だったようなので、
なんと、1月にアルバムが出ていた、
Arethaのカバーのほうが、
先にリリースされていたみたいですね。

1969年12月13日付けのビルボードHot100です。

1位は、80's洋楽ファンには、
BananaramaやThe Nylonsの
カバーでもおなじみの、
あのグループの、あの名曲です。

<1969年12月13日、何があったか?>

WANDSのギタリストで、
作曲家としても活躍している、
柴崎浩さんが誕生されたのが、
この日だったようです。

https://ja.wikipedia.org/wiki/柴崎浩
柴崎浩(Wikipedia)

※次回は、reminiscing
("true one-hit wonders")
第49回です。


Soul, R&B備忘録(#17 "Change Your Wicked Ways")

2024-12-13 20:25:31 | 懐かし洋楽
R&Bチャートではヒットしたのに、
Popチャートでは、
まったくノーリアクションだった、
曲やアーティストを取り上げて、
ウダウダと語ってみるという、
このコーナー、今回は、
1984年に、R&Bチャートで、
最高位25位を記録したという、
オハイオ州出身のシンガー、
Penny Fordの
"Change Your Wicked Ways"です。



いかにも、84年ころという感じの、
男子が登場して、笑えますが、
同年リリースの1stアルバム
"Pennye"からのカット。



もともと、The Gap Bandの
バックボーカルをやっていて、
デビューに漕ぎつけたという人で、
デビューアルバムも、当時、
The Gap Bandが所属していた、
レーベルからのリリースで、
クレジットには、
Uncle Charlieの名前などは
見当たらないものの、
レーベルメイトだった、
Yarbrough and Peoplesなど、
The Gap Band周辺の
アーティストたちで、
バックは固められていたみたいですね。

Pennyさん、ソロでは、
Popチャートには、
登場することはなかったのですが、
90年に、ドイツ発のユニット、
Snap!に参加して、
"The Power"を大ヒットさせるのですが、
そういや、Snap!は、
The Gap Bandのヒット曲、
"Oops Up Side Your Head"を
ネタ使いした、"Ooops Up"も
ヒットさせていましたね。

Pennyさんは、その後、93年に、
ソロ2ndアルバム"Penny Ford"を
リリースしていますが、
Soul II Soulに参加したり、
Klymaxxのメンバーになった時期も、
あったみたいですね。

現在は、ドイツ在住みたいですが、
Instagramも更新されておりますので、
どうやら、お元気のようであります。

https://www.instagram.com/officialpennyford/

※次回は、Time Machineです。


No.11 コレクション(1978~2008)(96)

2024-12-12 10:50:21 | 懐かし洋楽
ビルボードのHot100で、
あと一歩届かず、Top10入りを逃した、
最高位11位の曲、今回から、
2001年に入りますが、
2001年は、4曲あったようです。

1曲目は、1月に、
1週だけ、11位だった、
こちらのナンバーです。



説明不要、Britney Spearsの
"Storonger"ですね。

前年の2000年にリリースされた、
2ndアルバム
"Oops!... I Did It Again"からの、
タイトル曲、さらに、
2ndシングル"Lucky"に続く、
3曲目のカットでした。

プロデュースは、現在も、
The WeekndやArianaなどを手掛け、
トップを走っている、
Max Martinと、同じく、
スウェーデン出身の、
Rami Yacoubという人で、
当時の、アイドル道の、
王道を行っている感じの
サウンドを作っておりましたが、
この同じ年にリリースされた、
3rdアルバム"Britney"では、
The Neptunesを、シングル曲で、
プロデュースに起用して、ブリちゃん、
面白い動きを見せてくれていました。

現在は、2022年に、Eltonと、
2023年には、will.i.amとの
コラボ曲をリリースしていますが、
ちょっとまた、精神的に、
不安定になることもあるようで、
本格的な音楽活動からは、
距離を置いているみたいですね。

2001年1月27日付けのビルボードHot100です。

1つ下の、12位には、
当時、恋人関係だった、
あの人が!

※次回は、Soul, R&B備忘録、
第17回です。

なんとなくAOR (#48 アーティスト特集 Player)

2024-12-09 20:37:45 | 懐かし洋楽
毎回、テーマを決めて、
なんとなくAORっぽい曲、
2曲をピックアップする、
このコーナー、今回は、
人気者、The Kid Laroiが、
ことしリリースしたシングル、
"Baby I'm Back"で、
"Baby Come Back"を
サンプリングして、
ちょっとまた、注目されている、
Playerの曲から、
2曲を選んでみました。

77年のNo.1ヒットである、
"Baby Come Back"が、
あまりにも有名で、とくに日本では、
他の曲にスポットが当たることが、
なかなか無い気がするので、
"Baby Come Back"以外から、
チョイスしてみました。

まずは、78年リリースの
2ndアルバム"Danger Zone"
からのカットで、Hot100では、
最高位27位を記録していたという、
"Prisoner Of Your Love"です。



ちょっと、オリエンタルな感じもする、
軽快なイントロから引き込まれる、
これも名曲ですよね。
もっとヒットしてもよかったのに、
と思います。

プロデュースは、”Baby Come Back”を
収録した1stアルバムと同じ、
Dennis Lambert & Brian Potterで、
このチームは、Glenn Campbellの
"Rhinestone Cowboy"で有名ですが、
70年代は、Four Topsや、
Tavaresの作品も手掛けていたんですね。

Dennis Lambertさんは、
80年代に入ると、Dennis Edwardsの
"Don't Look Any Further"や、
The Commodoresの"Nightshift"などを
ヒットさせておりまして、
Playerが、AORファンだけでなく、
R&B好きにも好まれた理由が、
なんとなくわかる気がします。

そして、もう1曲は、
そのコンビから離れて、
ボーカルのPeter Beckettと、
The Carpentersのバックで、
ギターを弾いていたことでも知られる、
Tony Pelusoプロデュースとなった、
80年リリースの3rdアルバム
"Room with a View"からのカットで、
Hot100では、46位まで上がっていた、
"It's For You"です。



ちょっと、キャッチーさには、
欠けるかなぁ?とは思いますが、
この曲もいいですよね。

また、以前、別のコーナーで、
取り上げたことのある、
82年リリースのアルバム
"Spies Of Life"からのカット、
"If Looks Could Kill"(#48)も、
大好きなナンバーでありました。

現在の活動のほうは、
詳細がわからなかったのですが、
Peter Beckettさんは、
Facebookが更新されていますので、
おそらく、お元気なものと思われます。

https://www.facebook.com/player.beckett

※次回は、気になる新曲2曲です。