probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

80年代の名曲を、カバーやネタ使いとともに振り返りませう。(70)

2016-05-30 10:29:24 | 懐かし洋楽
今回は、カバー編です。

まずは、カバーしているほう。
昨年、愛するパートナーと、お兄さんを、
ほぼ同時期に亡くすという、悲しい出来事が続いて、
精神面への負担の大きさから、その後の動向が心配されていましたが、
先日の、Billboard Music Awardsのステージで復帰してくれた、
Celine Dionの、このナンバーです。



2007年にリリースされたアルバム"Taking Chances"に収録されていました"Alone"。
シングルカットもされておりましたね。
このときは、日本でもドーム公演があって、自分も行きました。
たしか、この曲も歌ったと思います。(ちょっと記憶に自信ないけど。(^^;))

で、この曲は、もちろん、このグループの曲として知られております。



87年リリースの、Heartのアルバム"Bad Animals"からの1stカット。
アルバムは、USチャートでは2位が最高だったようですが、
この曲は、チャートのトップに立ちました。

で、これだけの完成度。
当時は、Heartのバージョンもカバーであることは知りませんでしたが、
ヒットしたあとで、じつは・・・と、いろいろなところで紹介されて、
↓こちらがオリジナルであることを知りました。



この曲の作者でもあり、MadonnaのLike A Virgin"をはじめとして、
数々の名曲を生んでいるコンビ、Tom KellyとBilly Steinbergが組んでいたユニット、
i-Tenが、唯一残している、83年リリースのアルバム
"Taking A Cold Look"の中の1曲だったんですね。

これはまた、Heartのバージョンとは違った味わいがありますが、
やっぱ、ちょっと地味かな・・・。

アルバムは、そんなこともあって、ずっと高値が付いていたようですが、
2009年にCDでリイシュされたようで、現在は廃盤っぽいですが、
そんなには高額になっていないみたいであります。