・The Best of the Manhattans: Kiss and Say Goodbye
今回は、昨年末に、オリジナルメンバーふたりが、
相次いで、この世を去ってしまうという、
残念なニュースが届いてしまった、The Manhattansの、
1995年に出ていたベスト盤です。
結成と活動開始は、60年代で、
1stアルバムも、1966年にリリースしている彼らですが、
やはり、人気となったのは、メジャーからリリースされた、
1973年のアルバム"There's No Me Without You"からで、
この盤も、当然、それ以降の、メジャー契約時代の盤から選曲されておりますが、
19曲も入っているのに、解せない点が2点。
まず1点は、Columbia時代のアルバムから、
万遍なく選曲されているのに、
メジャー最後となった、86年のアルバム"Back to Basics"から、
1曲も選曲されていないこと。
まあ、ヒットしなかったアルバムではありましたが、
Regina Belleとの曲"Where Did We Go Wrong?"は入れて欲しかったかなぁ。
もうひとつは、83年のアルバム"Forever by Your Side"からのヒット、
"Crazy"が入ってないことですかねぇ。
Popチャートでは、72位が最高だったようですが、
R&Bチャートでは、4位まで上がった曲で、(これは、あの"Shining Star"と同順位!)
彼らにしては珍しい、ダンクラヒットとなった曲ですので、
自分的には、かなり残念なトラックリスト漏れであります。
なお、2008年には、3枚組のBOX"Sweet Talking Soul 1965-1990"という盤が出ていて、
そちらには、上記2曲に加えて、
入手しづらい、60年代のアルバムからの曲や、
Columbiaを離れてからの曲も選曲されていますので、
ファンは、やはり、そちらを入手したいところでありますね。
曲は、76年の"Kiss And Say Goodbye"のあとのヒットである、
"I Kinda Miss You"を。↓
こんな感じのフィーリングを受け継ぐ人たち、
もう、現れないのかなぁ・・・。
聴き手が変わればまたこういった音楽も出てくるとはおもうんですけどねえ。
人生の残り時間も少なくなってきたので、(^_^;)
早く、出てきてほしいですね。(笑)