reminiscing ("true one-hit wonders") #46

ビルボードのHot100には、1曲しか、
ランクインしていないアーティストを、
懐かしみながら、今、どうしてるのかな？
と、浅く掘り下げようというコーナー、
今回は、1997年に、
最高位46位を記録した、
このグループの、
こちらのナンバーを選びました。



4人組ボーカルグループ、
4.0の"Have A Little Mercy"ですね。
R&Bチャートでの最高位は、
28位だったようです。



同年に、自らの名前を
タイトルにしたアルバム
"4.0"でデビューした人たちで、
Jam ＆ Lewisが立ち上げたレーベル、
Perspective Recordsから
デビューしたものの、
この一枚を残して消えてしまい、
当時、レーベルメイトとなった、
Soloと比べると、日本では、
話題にならなかった気がするので、
未だに、このグループの名前の、
正式な読み方を知らなかったりします。

"four point zero"で、
ホントにいいのかしらん？(^^;)

アメリカでは95年、日本では、
96年に公開された映画
『マネートレイン』サントラ収録曲
"Oh Baby"で注目された人たちで、
その曲も入っていました
デビューアルバムは、この曲と、
もう1曲だけ、Jam ＆Lewisが、
直接手掛けていたようですが、
他も、"Nobody Knows"の
Tony Richや、Organized Noize、
Trackmastersのメンバーだった、
Alex Richbourgに、
L.A. Reidの奥さんだった時期か、
すでに別れていたか微妙なころの、
Pebblesといったところが、
プロデューサーとして、
クレジットされていて、
とくに、Pebblesは、
エグゼクティブにも、
名前があるみたいなので、
TLCのように、彼女が発掘した
人たちだったのかもしれません。

そんな、強力な布陣からも、
ホント、大きく伸びなかったのが、
不思議な感じでありますが、
このアルバムが出た97年に、
Jam ＆ Lewisは、
レーベルの経営から
身を引いていたようでありまして、
時期が悪かったのかもしれませんね。

残念ながら、メンバーのその後は、
情報が見つけられませんでした。

※次回は、Time Machineです。