80年代の名曲を、カバーやネタ使いとともに振り返りませう。（48）

今回は、ネタ使い編です。

まずは、ネタ使いされているほう、
説明不要の、この曲。↓



クチパクではありますが、おゲレツでいいですねぇ、Rick James。（笑）
1982年の『アメリカン・ミュージック・アウォード』の映像だと思います。

アルバム"Street Song"からの2ndカットでしたな。
自分は、1stの"Give It To Me Baby"のほうが好きだったので、
こちらのほうが大きなヒットになって、複雑な気分でしたが、
まさか、90年代に入って、この曲が再び大注目を浴びるとは、
当時は、まったく思っているわけもなく・・・。

で、まさかここで、MC Hammerのあの曲を貼るのも今さらなので、
ハマさんとは、まったく違うアプローチで、この曲をネタ使いした、
Jay Zの2006年のアルバム"Kingdome Come"のタイトルトラックでした、↓こちらです。



たしか、シングルチャートにも入っていたように思うのですが、
ビデオは作っていなかったみたいで、静止画しかありませんでした。

原曲まんまのハマちゃんと違い、かなりくずしたネタ使いですが、
Rickの声も、しっかり使っていて、こちらのほうが、愛を感じるかな。

なお、2011年に、Big Seanが"Dance (A$$)"という曲をヒットさせましたが、
あちらは、そのMC Hammerの、"U Can't Touch This"のほうをサンプリングしていたみたいで、
そういう場合、Rick側は、まったく潤わないのかしらん？と、
下世話なことが気になったりして・・・。(^_^;)