probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

"The Wanderer"

2016-02-09 16:43:45 | 同名異曲
今回の同名異曲は、"The Wanderer"です。

まずは、まあ、やはりこの曲。(^^;)



Donna Summerの1980年リリースのアルバムのタイトルトラックで1stカットでしたね。

鳴り物入りで、CasablancaからGeffenへと移籍した、最初のアルバムとなりましたが、
この曲はヒットしたものの、アルバムのアメリカでの成績は、最高位13位。
No.1になった前作"Bad Girls"に遠く及ばずだったわけですが、
もともとドナさま、その前は、そんなにアルバムが売れるアーティストでもなかったみたいですので、
今思うと、まあ、そんなもんなんじゃなかったのだろうかという気もします。

ちなみに自分、このアルバムは、当時、カセットで購入していて、
なんでカセットなんかで買ったのだろう?と思い返してみたのですが、
当時の自分、親元を離れて、下宿生活を始めたころでして、
自分のレコードプレイヤーがなかったんですね。ラジカセしかなかったんだった。(^^;)

もう1曲の"The Wanderer"は、Leif Garrettの1978年の中ヒットである、↓こちらです。



1977年リリースのデビューアルバムに収録されていた曲で、このときレイフは若干15才だったようです。

オリジナルは、1961年、Dionがヒットさせた、オールディーズクラシックで、
この曲のまえのシングルだった、"Runaround Sue"も、やはり、Dionのカバー曲だったのですが、
レイフの1stアルバムは、アルバムのほとんどが、カバー曲で占められていたようであります。

で、日本でも大ヒットした"I Was Made for Dancin'" が生まれるのは、この翌年になります。

人名ポップス事典(a <5>)

2016-02-08 10:11:27 | タイトルに人名が入っている曲
タイトルに人名が入っている曲、まだまだaです。5曲目は、こちら↓。



The Whoの1982年のTop40ヒット"Athena"ですね。
アルバム"It's Hard"の冒頭を飾る曲で、1stカットでもありました。
ちょっと、Pop過ぎではないか?と、
コアなThe Whoのファンには、あまり評判がよくない曲と聞きます。

Athenaなんて、あまり聞かない名前だなぁと思うのですが、
もともとこの曲のタイトルになっている女性、
モデルとなった人がいて、映画『ジェラシー』(原題"Bad Timing")などで知られ、
その『ジェラシー』の演出もしていた、Nicolas Roeg監督の奥さんだった女優さん、
Theresa Russellのことを歌った曲なんだそうですね。

で、最初はズバリ、タイトルも"Theresa"だったらしいのですが、
レコードとしてリリースするのにあたり、"Athena"に改題されたとのことです。

『オデッセイ』

2016-02-07 10:41:19 | 映画


実話の映画化ばかりの、昨今のアメリカ映画ですが、
さすがに、この作品は実話ではないようです。(笑)

ただ、原作があるんですね。
この、どこまでもポジティブで愉快なタッチは、
未読ですが、原作の持ち味を反映しているようであります。

テンポも、とてもよい感じで進みますが、
個人的には、「帰還」の場面に、
もうちょっと工夫が欲しいような気もしました。

オスカー候補の、マット・デイモンが納得のハマり役。
ラスト近くでは、えっ?という姿になって現れて、びっくりもさせてくれます。

あと、ダサいと言われ続けながらも、
シーンのBGMとして、その歌詞の内容が、
抜群の効果を発揮する、ディスコミュージックの名曲が聴けるのも楽しいですね。
最後が、↓この曲なのは、ちょっと、わかりやす過ぎかもですが。(笑)



http://www.foxmovies-jp.com/odyssey/
『オデッセイ』日本公式サイト

http://www.foxmovies.com/movies/the-martian
"The Martian"US Official Site

Time Machine ~1976~ (追悼Maurice White)

2016-02-06 19:07:04 | 懐かし洋楽
今回は、1976年の今ごろチャートインしていた曲、
Earth, Wind & Fireの"Sing A Song"です。(Pop #5 R&B #1)



公表からは、そんなには経っていないものの、
かれこれ、20年以上の闘病だったという話でもあり、
いつかは、こんな日がとは思わなくもなかったのですが、
実際、旅立ってしまったというニュースを聞くと、
やはり、喪失感が大きいですね。

自分がE,W & Fの音楽を、意識して聴き始めたのは、
80年のアルバム"Faces"からなのではありますが、
それ以前の、70年代後半の一連の大ヒット曲というのは、
昭和アイドルヲタだった自分の耳にも普通に入ってきていました。

しかし、この曲に代表されるような、それ以前の、
70年代中盤以前のヒット曲は、ほとんど後聴きと思いますので、
やはり、日本での本格ブレイクは、"Fantasy" "September"
"Boogie Wonderland"あたりからだったのでしょうね。

ちなみに、1986年の今ごろ、2月8日付けのビルボードのHot100で、
たった1週のランクインではありましたが、95位だったのが、この曲のようです。



R.I.P

この週のビルボード誌が見つかりませんので、1976年2月7日付けのCashboxのチャートです。

12位にはEagles、26位にはDavid Bowieがいますなぁ...。
この曲は、7位です。

2000's #7

2016-02-05 07:58:27 | 2000年代のお気に入り50曲
2000年代お気に入り曲、第7位は、
2003年の、Matchbox Twentyのヒット曲"Unwell"です。(Pop #5)



2002年リリースの3rdアルバム"More Than You Think You Are"からの2ndカットでした。
1stカットだった曲"Disease"は、Rob ThomasとMick Jaggerの共作という、
たいへん、強力なロックチューンだったのですが、
2枚目のシングルとなった、こちらのほうが大ヒットになりましたね。

耳に残る暖かいメロディーと、悩める人間たちの気持ちをいやす歌詞が、
より多くの人たちの心をとらえたのではないかと思います。

自分も、英語はよくわからないながらも、
この曲のサビの部分のフレーズである、
"Well I’m not crazy I’m just a little unwell"のところに、
当時、なぐさめられておりました。(ってか、今も。(^^;))