probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

今週の気になる新曲2曲。

2019-07-24 10:25:45 | 最近の洋楽
今回は、Adult Alternative Songsチャートからです。

まずは、来月、1stアルバムをリリースする、
Wilder Woodsの"Supply & Demand"というナンバーです。



Wilder Woodsって、何者?と思ったのですが、
クリスチャン・ロックバンド、Needtobreatheの中心メンバー、
Bear Rinehartが新たに始めた、ソロプロジェクトなんですね。
この曲は、なかなかポップで、楽しい仕上がりになっていますね。

https://www.iamwilderwoods.com/

そして、もう1曲は、テキサスを拠点に活動する2人組、
Black Pumasの、先月リリースされたデビューアルバムからのカット
"Black Moon Rising"です。



シンガーのEric Burtonという人と、
それをプロデュースする、Adrian Quesada、
そのふたりによる、ユニットみたいな形のバンドのようですね。

それにしても、歌が上手い人ですねぇ。
近年出てきた人の中では、頭抜けている感じがいたします。
他の曲も試聴して聴き惚れて、アルバム、ポチってしまいました。

オールドスクールを飛び越えて、ミッド60'sから70'sの、
ソウルミュージックの世界再現な感じではあるんですけどね。
しかし、こういう音が、R&Bのチャートではなくて、
Rockのほうに入ってきてしまうのが、時代なんですなぁ。

https://www.theblackpumas.com/

ADULT ALTERNATIVE SONGSチャート

"Heaven Knows"

2019-07-23 10:48:31 | 同名異曲
今回の同名異曲は、"Heaven Knows"です。
まずは、やはり、このディスコクイーンの、
78年のヒット曲である、こちらです。



Donna Summerの"Heaven Knows"ですね。
78年、Hot100での最高位は4位で、
R&Bチャートでは、10位まで上がっていたようです。

アナログレコード時代に、2枚組でリリースされたアルバム
"Live and More"からのカットで、
この曲は、Disc 2のB面最後に、
"MacArthur Park Suite"の中の1曲として収録されておりますが、
リアルタイムでは聴いていなかった時代なので、
ここらあたりは、あとから知りました。

ft.されていた、Brooklyn Dreamsは、
Donnaの、こののち、公私とものパートナーとなります、
Bruce Sudanoさんが在籍していたグループで、
ボーカルは、これものち、映画『フラッシュダンス』のサントラで、
"Lady, Lady, Lady"を歌って、ヒットさせる、
Joe Espositoですが、これも、もちろん、あとから知りました。

そして、もう1曲の"Heaven Knows"は、
1990年の、このR&Bヒットです。



Lalah Hathawayの"Heaven Knows"ですね。

同年リリースのデビューアルバム
"Lalah Hathaway"からの1stカットで、
Hot100には、ランクインしなかったようですが、
R&Bチャートでは、3位まで上昇していたみたいで、
現在までのところ、Lalahさんの、
最大のヒット曲ということになるようです。

いかにも、90年くらいの音という気もしますが、
曲の作プロデュースをしていた、
Derek Brambleという人は、
”Boogie Nights"”や"Always And Forever"などのヒットで知られる、
Heatwaveのメンバーだった人なんですね。
へー、そうだったんだぁ、という感じ。

忘れじのサントラたち(25)

2019-07-21 11:31:35 | 懐かし洋楽

・Not Another Teen Movie - O.S.T.

忘れじのサントラ、どうしても、
80年代の映画が多くなってしまいますが、
今回は、2001年に制作された映画のサントラです。
"Not Another Teen Movie"。

でも、この映画、日本では公開されなかったんですよね。
ビデオ発売のみで、邦題は『あるあるティーン・ムービー』
と、付いていたようであります。
主演は、『セルラー』や『ファンタスティック・フォー』
で人気者になる直前の、Chris Evansでありました。

...とか言いながら、サントラは持っているのですが、
映画は、いまだに未見のままです。(^^;
内容のは、アメリカンコメディーが得意とする、
いろんなパロディーが詰まっている学園物みたいですね。
Netflixにあるみたいなので、この機に観てみようかな。
いい時代になりましたな。

で、サントラのほうは、当時、けっこう話題になりましたので、
ご存じの方も多いと思いますが、収録曲のほとんどが、
この時代、勢いがあったロック勢による、
80'sヒットのカバーなんですよね。
やはり、80年代かい!という話なのですが、
好きなんだから、仕方がない。(笑)

曲は、シングルカットもされて、UKチャートでは5位まで上がっていた、
Marilyn Mansonの"Tainted Love"を。

もちろん自分も、Soft Cellのバージョンで知った曲ですが、
もともとは、T-RexのMarc Bolanのガールフレンドで、
Marcが交通事故死したときの車に同乗して、
運転していたなんていうことでも有名な、R&Bシンガーの
Gloria Jonesが、64年にリリースしたシングル
"My Bad Boy’s Coming Home"のB面に収録されていたバージョンがオリジナルで、
これ、わりと近年まで、自分は知りませんでした。




Time Machine ~1998~

2019-07-20 11:11:29 | 懐かし洋楽
今回は、1998年の今ごろチャートインしていた曲、
7 Mileの"Do Your Thing"です。(Pop #50 R&B #12)



7 Mileは、デトロイト出身の4人組で、
Mariah Careyが、まだ、Sonyに籍があった時代に、
自ら立ち上げたレーベル、Craveから、
女性グループ、Allureに続いてデビューさせた人たちでありましたね。

この曲は、そんな彼らがリリースした1stアルバム
"7 Mile"からのカットで、この曲は、
3枚目のシングルだったみたいですね。
で、彼らの最大のヒットになったようですが、
R&Bチャートでは、かなり健闘したものの、
それ以上の大きなヒットを残すことなく、
アルバム1枚で、グループはフェイドアウトしてしまいました。

Craveは、たった1年でクローズしてしまったみたいですからね。
ちょっと可愛そうなグループでしたよね。

その後のことは、詳しくはわからないのですが、リードシンガーだった
Glynis "Lil' G" Martinは、昨年、この世を去ってしまったようです。

FUNERAL FUND for Lil'G/Lil' Glynis
(gofundme.com)

グループ解散後は、Glynis Martin, Jr.という名前で、
ソロ活動を行っていたみたいですが、
そのお父さんである、Glynis Martinさんもシンガーで、
なんと、お父さんのほうは、日本を拠点に活動しているようですね。

http://www.has-inc.co.jp/f_profile/glynis.html
(HAS company)

1998年7月18日付けのビルボード誌です。

1位は、あの、人気女性R&Bシンガー2人がコラボした、あの名曲です。

80's #190

2019-07-19 10:23:30 | 80年代のお気に入り曲200曲
80年代のお気に入り曲200曲、第190位は、
この、Red Rockerの、1982年のヒット曲です。



Sammy Hagarの"Your Love Is Driving Me Crazy"ですね。
ソロとしては、7枚目となったアルバム
"Three Lock Box"からのカットで、Hot100での最高位は13位。
USチャートでのアクション的には、最大のヒット曲なのですが、
インパクト的には、80年代のSammyの代名詞的曲となった、
84年のTop40ヒット"I Can't Drive 55"のほうが強いですかね。

70年代に、Montroseのボーカルストとして始まった、
Sammyさんのキャリアですが、
82年の初頭に発表したた6枚目のアルバム
"Standing Hampton"から、当時、John Lennonや、
Donna Summerなどと契約を結んで、
ヒットをもたらし、話題になっていた、
Geffen Recordsに移籍してのリリースとなって、
このころは、セールスも順調な時期でしたね。

だから、それだけに、まさかまさかで、
あのバンドにボーカルとして迎え入れられたと聞いたときは、
たいへんに自分も驚きました。