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気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

"The Last Song"(「同名異曲」最終回)

2023-09-10 11:18:16 | 同名異曲
突然ですが、今回を持ちまして、
「同名異曲」は最終回といたします。

じつに、246回もやっていまして、
調べたら、同じお題で、
2度行っているのものが、
いくつかあることに気づきましたので、
限界を感じ(笑)
終了することにしました。

ということで、最後のお題は、
"The Last Song"です。

まずは、オクラホマ出身のバンド、
The All-American Rejectsの
2002年リリースの1stアルバム
"The All-American Rejects"からの、
2ndカットで、Hot100には、
ランクインしませんでしたが、
ロック系のチャートには、
顔を出しておりました
こちらのナンバーです。



The All-American Rejects、
1stアルバムは、まあそこそこ
という感じのヒットでしたが、
2005年リリースの2ndアルバム
"Move Along"からは、
シングルヒットが続き、
大きく飛躍しましたね。

ただ、その後は、チャート的には、
苦戦を強いられておりまして、
単発のシングルがあるものの、
アルバムは、2012年リリースの、
4作目"Kids in the Street"以降、
発表はありません。

現在は、New Found Gloryや、
The Get Up Kidsらと共に、
アメリカ国内ツアー中のようであります。

https://allamericanrejects.com/

そして、もう1曲の"The Last Song"は、
説明不要のこの方の、こちらです。



タイトル曲が大ヒットして、
Eric Claptonとのコラボ曲
"Runaway Train"も話題になりました、
92年リリースの23枚目の
スタジオアルバム
"The One"からのカットでしたね。

Hot100での最高位は23位、
UKチャートでは、21位まで
上昇していたようです。

Eltonさん、残念ながら、
フェアウェルツアーでの来日は、
ありませんでしたが、6月の、
Glastonburyの映像が、
BBCの公式で上がっていますので、
まだ、見てないわよ!という方は、
チェックしてみてくださいませ。

一時、かなり、声がガラガラでしたが、
76才とは思えない歌いっぷりですよねぇ。
もう1回、日本に来て欲しかったなぁ。



それでは、また1周しましたら、
新しいコーナーを、
ひとつ開始いたしますので、
よかったら、引き続き、
お付き合いくださいませ。

※次回は、なんとなくAOR、第26回です。

Time Machine ~1980~

2023-09-09 10:38:11 | 懐かし洋楽
今回は、1980年の今ごろ、
チャートインしていた曲、
Robert Johnの、
"Hey There Lonely Girl"です。
(Pop #31)



ブルックリン出身のSSWで、
79年のNo.1ヒット"Sad Eyes"で、
広く知られています、
Robert Johnさんの、
80年リリースの4thアルバム
"Back on the Street"からの
カットで、Top40ヒットは、
全部で3曲ある、Robertさんですが、
現在までのところ、
最後のTop40入りとなっている曲です。

70年に、ソウルシンガーの、
Eddie Holmanさんが、
Hot100では2位、R&Bチャートでは、
4位まで上昇させたバージョンが、
たいへん有名でありますが、
パフォーマンス聴き比べ映像が、
上がっておりますので、
そちらをお借りしたいと思います。



"Hey There Lonely Boy"、
もともとは、Boyではなくて、
Girlだったという話は、
それもまた、有名ではありますが、
リアルオリジナルで、63年に、
Hot100の27位まで上がっていたという、
Ruby & the Romanticsの
バージョンも貼ってみたいと思います。



Robert Johnさん、結局、
"Back On The Street"が、
最後のアルバムになっていて、
公式サイトやSNSの類も、
やっておられないみたいなので、
完全引退状態のようなのは、
残念でありますが、元々、
業界入りが早かったみたいですね。

最初のデビューは、なんと、
1958年、12才のときに、
Bobby Pedrick, Jr.の名前で
リリースしたシングル
"White Bucks and Saddle Shoes"
になるようでして、Hot100では、
74位まで上がっていたようです。



1980年9月13日付けのビルボードHot100です。

1位は、現在、アメリカと
ヨーロッパをツアー中の、
あのスーパースターの、
あの名曲です。

<1980年9月13日、何があったか?>

「平成の怪物」「松坂世代」
などの言葉を生みました、
甲子園のヒーローで、
元プロ野球選手の、松坂大輔さんが、
誕生したのが、この日だったようです。

https://ja.wikipedia.org/wiki/松坂大輔
松坂大輔(Wikipedia)

※次回は、同名異曲です。

80's #107

2023-09-07 20:26:05 | 80年代のお気に入り曲200曲
80年代のお気に入り曲、200曲、
第107位は、存命だったら、
ことし60才になっていた、
このシンガーの、88年のヒットである、
こちらのナンバーです。



George Michaelの"Monkey"ですね。
Hot100では、2週No.1でしたが、
UKチャートでは最高位13位で、
そんなには大ヒットには
なっていなかったようです。

87年リリースの1stソロアルバム
"Faith"からは、タイトル曲"Faith"、
"Father Figure" "One More Try"と、
USチャートでは、3曲が、この前に、
1位になっていたのですが、
この曲も、堂々、
4曲目のNo.1になりましたね。

正直、アルバムバージョンは、
凡庸な感じがしていたので、
シングルになると聞いたときは、
どうかなぁ?と思ったのですが、
Jimmy Jam & Terry Lewisが手掛けた
Remixバージョンが登場して、
圧倒的迫力になって、
参りました~という感じでした。(^^;)


オリジナルバージョン↑

Jam & Lewis Remixは、
なかなか、Georgeのベスト盤にも、
収録されることがないのですが、
2011年に出ていました、
"Faith"の、2枚組DX盤に、
ロングバージョンとともに、
7インチバージョンが入っているようです。

※次回は、Time Machineです。

Gary Wright

2023-09-06 11:07:07 | R.I.P.
今回は、予定を変更しまして、
SSWで、キーボード奏者としても、
広く活躍しておられました、
Gary Wrightさんが、80才で、
亡くなったということで、
追悼したいと思います。

ご本人はアメリカ人だったようですが、
60年代に、ブリティッシュバンド、
Spooky Toothのメンバーとして、
キャリアをスタートさせていて、
そこでは、あまり大きなヒットは
無かったものの、70年に、
George Harrisonの名盤
"All Thinngs Must Pass"の
レコーディングに参加して注目され、
その後、ソロとしての成功を収めた、
そんな方だったようであります。

で、この超有名曲で、
ピアノを弾いていたのも、
Garyさんだったみたいですね。
Harry Nilssonの72年のヒット
"Without You"です。



2位まで上がるヒットになった、
"Dream Weaver"と
"Love Is Alive"よりも、
80'sマンセーな自分は、
Garyさんと言えば、
やはりこの曲になりますね。
こちらも、以前に、
ベスト盤紹介をやっていたころ、
取り上げました、81年に、
19位まで上がるヒットになりました、
"Really Wanna Know You"です。



イントロから、独特な浮遊感があって、
大好きでしたね。80年のヒット
"Take a Little Rhythmで知られる、
Ali Thomsonさんとの共作曲でした。



最後に、2008年に、
Ringo StarrのAll Star Bandに参加して、
"Love Is Alive"と"Dream Weaver"を
パフォーマンスしている映像が、
公式にありましたので、
そちらを貼って、偲びたいと思います。


R.I.P.

https://amass.jp/169400/
「Dream Weaver(夢織り人)」
 シンガー/キーボーディストの
ゲイリー・ライト死去(amass)

※次回は、80年代お気に入り曲、
第107位の発表です。

今週の気になる新曲2曲。

2023-09-05 10:17:59 | 最近の洋楽
今回は、Adult R&Bチャートを、
上昇している、90'sムードな2曲です。

まずは、ここでも、何度か、
取り上げている4人組、
Senturyの新曲"Can't Get Enough"です。



曲を出せば、インディーズでの活動ながら、
たいてい、Adult R&Bチャートには、
顔を出す人たちで、ことし初めにも、
"Say That"というナンバーが、
チャートインしていたのですが、
それに続く新曲のようです。

ただ、毎回、20位あたりで、
止まってしまって、それ以上は、
上がらないので、まだ、
決定打が出せてない感じですね。
がんばってほしい人たちです。

そして、もう1曲は、
Shazam Conner & H-Townの、
"Strokey Doke"です。



Shazam Connerというのは、
93年の、"Knockin' Da Boots"の
大ヒットで知られます、
H-Townのメンバーですので、
H-Townの新曲でいいでないの?
という気もしますが、
あくまで、初めてのソロシングル
ということになるようです。

H-Townは、もともと、
3人組でしたが、2003年に、
3人のうちの1人、Dino Connerが、
28才の若さで亡くなって以降は、
2人で、活動を続けていて、
2021年には、配信のみで、
最新アルバム"Date Night"を
リリースしているんですよね。

しかし、この曲はいいですねぇ。
ことし聴いたR&B系の新曲では、
いちばん好きかもしれません。
なんとか、アルバム発売に
漕ぎつけるといいのですが。



※次回は、80年代お気に入り曲、
第107位の発表です。