probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

The Artist : The First & The Final Hit (#73 Jimmy Buffett)

2023-09-03 20:20:01 | 天国へ行ってしまったアーティストたち
天国へ旅立ってしまった
アーティストたちの、
最初のビルボードHot100入り曲と、
生前最後となった
エントリー曲をとりあげて、
そのアーティストの功績を、
超ざっくりと振り返る、このコーナー、
今回は、別のアーティストを
予定していたのですが、
1日に、アメリカを代表するSSW、
Jimmy Buffettさんが、
76才で亡くなったということなので、
Jimmyさんを取り上げることにしました。

最大のヒット曲は、77年に、
8位まで上昇して、代名詞にもなっている、
"Margaritaville"ということなのですが、
初のHot100入りは、さかのぼること4年、
74年に、最高位30位を記録したという、
こちらの"Come Monday"になるようです。



同年リリースの4枚目のアルバム
"Living and Dying in 3/4 Time"からの、
2枚目のシングルだったみたいですね。

そして、生前最後、
自身のアルバムからのヒットとなったのは、
2004年に、63位まで上がりました、
こちらのナンバーになるようです、
Clint Black、Kenny Chesney、
Alan Jackson、Toby Keith 、
そして、George Straitという、
5人のシンガーをゲストに迎えた、
"Hey Good Lookin'"です。



同年リリースの
25枚目のスタジオアルバムで、
カントリーとポップ、
両方でNo.1を獲得した、
"License to Chill"からのカットでした。

曲は、カントリーファンなら、
知らない人はいないであろう、
レジェンド、Hank Williamsの、
代表的なナンバーのカバーですね。





そして、自身のアルバムからは、
"Hey Good Lookin'"が、
最後となったのですが、2011年に、
Zac Brown Bandのヒット曲、
"Knee Deep"にft.されて、
18位まで上昇していたんですね。

こちらが、実質的には、
最後のHot100入りのようですので、
この曲も貼って、追悼したいと思います。



R.I.P.

https://en.wikipedia.org/wiki/Jimmy_Buffett
Jimmy Buffett(Wikipedia)

https://amass.jp/169351/
「Margaritaville」 
シンガーソングライターの
ジミー・バフェット死去
(amass)

※次回は、気になる新曲2曲です。

Time Machine ~1979~

2023-09-02 11:15:57 | 懐かし洋楽
今回は、1979年の今ごろ、
チャートインしていた曲、
Nightの"Hot Summer Nights"です。
(Pop #18)



L.A.で結成され、当時、すでに、
敏腕プロデューサーとして、
活躍していた、Richard Perryさんが、
自ら立ち上げたレーベル、
Planet Recordsからデビューさせた、
そんなバンドだったみたいですね。



Planet Recordsは、80年代に入ると、
The Poineter Sistersの大活躍で、
大きく収益を伸ばしていたのでは
と思われますが、その後は、
大手RCAに吸収されたようでありました。

Nightは、L.A.で結成とのことですが、
ボーカルは、イギリス生まれで、
ソロでも活躍していましたが、
Manfred Mann's Earth Bandの
ボーカリストとして知られた、
Chris Robinsonさんと、
ザンビア出身で、イギリス育ちの、
Stevie Langeさんの、
男女2人からなるバンドで、
こちらは、Stevieさんのほうが、
メインボーカルのナンバーですね。

結成に至ったのも、Stevieさんが、
Manfred Mann's Earth Bandの
レコーディングに、
バックボーカルで参加して、
Chrisさんと意気投合したことが、
きっかけだったみたいです。

また、この曲は、カバーでして、
78年の"Magnet And Steel"の
大ヒットで知られ、
ちょっとマニアックな、
80's洋楽ファンにとっては、
83年の小ヒット"Full Moon Fire"で、
記憶されているのでは?と思う、
Walter Eganさんが、78年に、その、
"Magnet And Steel”のあとに、
56位まで上昇させていた、
こちらのバージョンが
オリジナルのようであります。



バンドは、このあと、翌年に、
2ndアルバム"Long Distance"を
リリースしたものの、こちらは、
まったくの不発で、その後、
活動休止となってしまったみたいです。

1979年9月1日付けのビルボードHot100
です。

1位は、説明不要の、
あのバンドの、あの名曲です。

<1979年9月1日、何があったか?>

前作の大ヒットから2年、
『ロッキー2』が日本公開されたのが、
この日だったようです。

https://eiga.com/movie/51011/
『ロッキー2』(映画.com)

※次回は、天国へ行ってしまったアーティスト、
73人目です。

reminiscing ("true one-hit wonders") #25

2023-09-01 10:43:26 | 懐かし洋楽
ビルボードのHot100には、1曲しか、
ランクインしていないアーティストを、
懐かしみながら、今、どうしてるのかな?
と、浅く掘り下げようというコーナー、
今回は、1998年に、
最高位31位を記録した、このグループの、
こちらのナンバーです。



ミズーリ州出身の4人組グループ、
Ol Skoolの"Am I Dreaming"ですね。
R&Bチャートでは、
5位まで上がっていたようです。

Keith Sweatのバックアップにより、
97年に、アルバム"Ol Skool"で、
デビューした人たちでしたね。

Keithが好調だった時期でもあり、
当時は、けっこう話題になっていた
デビューだったように思いましたが、
アルバムからの1stシングル
"Set You Free"は、R&Bチャートで、
94位を記録するに止まってしまい、
あれ?という感じだったのですが、
その、KeithとXscapeがft.された、
2ndシングルだった、この曲が、
なんとかヒットにつながり、
存在をアピールしました。

この曲がヒットしたことによって、
Ol Skoolといえば、Keithという感じが、
さらに強くなったような記憶ですが、
実際、1stアルバムで、
Keith兄貴が、直接関わっていたのは、
この曲のみだったみたいですね。

また、この曲は、R&Bファンには、
おなじみでありますが、
オリジナルではありませんで、
Atlnatic Starrの81年のアルバム
"Radiant"収録曲である、
こちらが原曲でありました。



Ol Skoolは、1stアルバム1枚で、
リードをとることも多かった、
Jerome "Pookie" Laneが脱退し、
新メンバーとして、
Jason Littleという人を迎えて、
2000年に、2ndアルバム
"R.S.V.P."をリリースしましたが、
こちらは、まったくの不発で、
その後は、主だった活動はないようです。

また、脱退した"Pookie" Laneは、
2007年に、1stソロアルバム
"Southern Woman"を発売し、
なかなか好評だったようですが、
こちらも、2015年で、
SNSの更新が途絶えておりまして、
近況などはわかりませんでした。

※次回は、Time Machineです。