probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

Time Machine ~1967~

2024-08-24 11:06:23 | 懐かし洋楽
今回は、1967年の今ごろ、
チャートインしていた曲、
The Bee Geesの
"To Love Somebody"です。
(Pop #17)



こちらは、67年当時の、
西ドイツの番組『Beat-Club』での、
パフォーマンス映像のようですが、
73年に、『Midnight Special』に
出演した時の映像も、
公式で上がっていますので、
そちらも貼ってみたいと思います。



たった6年ですが、ずいぶんと、
雰囲気変わっていますね。
73年は、バンド編成をやめて、
兄弟3人のみになった直後なのかな。

イギリスから、オーストラリアに渡り、
63年にデビューして、人気が出始め、
そして、世界デビューした、
アルバム"Bee Gees' 1st"からの、
この曲は、2ndカットだったようですね。

1stシングルが、
"New York Mining Disaster 1941"
(「ニューヨーク炭鉱の悲劇」)、
このあとが"Holiday"で、すべて、
Top20には入っていたのですが、
意外にも、USチャートでは、
Top10入りはしてなかったみたいです。
(14位と16位)

このころは、当然、
リアルタイムでは聴いていませんで、
恥ずかしながら、
フィーバー後の80年代に、
洋楽オタクになったあとも、
ほとんど、この時代の曲は、
聴いたことがなかったもので、
じつは、92年から93年にかけて、
Michael Boltonがカバーして、
スマッシュヒットさせてから、
こちらのオリジナルを知った、
そんな感じだったですね。

やはり、名曲を歌い継いでくれること、
ありがたいですよね。



1967年8月26日付けのビルボードHot100です。

1位は、こちらも、
多くのカバーを生んだ、
あのシンガーの、あの名曲です。

<1967年8月26日、何があったか?>

広島東洋カープの名投手で、
監督も務められました、
佐々岡真司さんが誕生したのが、
この日だったようです。

https://ja.wikipedia.org/wiki/佐々岡真司
佐々岡真司(Wikipedia)

※次回は、天国へ行ってしまった
アーティスト、92人目です。

reminiscing ("true one-hit wonders") #43

2024-08-22 20:30:44 | 懐かし洋楽
ビルボードのHot100には、1曲しか、
ランクインしていないアーティストを、
懐かしみながら、今、どうしてるのかな?
と、浅く掘り下げようというコーナー、
今回は、1982年に、
最高位39位を記録した、
こちらのデュオの、
このナンバーを選びました。



カナダ出身の、Lise Cullerierと、
Rosalind Huntからなる、
女性2人組、Chériの
"Murphy's Law"ですね。

Hot100では、なんとか、
Top40に届いた感じだったのですが、
R&Bチャートでは、堂々、
第5位まで上がっていたようです。

R&Bでは、そのあと、
"Give It To Me Baby"(#53)と、
翌年にリリースされた2ndアルバム
"Love Stew"から、
"Working Girl"(#27)
"Small Town Lover"(#56)の、計3曲が、
チャートインしていたようなのですが、
Hot100では、
この”Murphy’s Law"のみが、
ランクインしておりました。

2人のうち、Liseさんのほうは、
消息がわからなかったのですが、
もうひとりの、Rosalindさんは、
ソロに転向して、2008年には、
"Life's Dance"というアルバムを
リリースしていたようで、
そちらには、ソロバージョンの、
"Murphy's Law"が、
入っているみたいですね。



その、Rosalindさんなのですが、
お母さんも、80年代に、
ダンスヒットを放っている、
Geraldine Huntというシンガーで、
80年にリリースされたシングル、
"Can't Fake the Feeling"という曲は、
ダンスチャートで、堂々、
No.1になっていたようであります。



※次回は、Time Machineです。

Soul, R&B備忘録(#12 Ca$hflow)

2024-08-21 11:11:55 | 懐かし洋楽
R&Bチャートではヒットしたのに、
Popチャートでは、
まったくノーリアクションだった、
曲やアーティストを取り上げて、
ウダウダと語ってみるという、
このコーナー、今回は、
80's R&B好きなら、ご存じない方は、
あまり、いらっしゃらないと思います。
アトランタ出身のファンクバンド、
Ca$hflowです。

あの、Cameoのリーダー、
Larry Blackmonさんが、
地元で演奏していたのを見つけ、
気に入って、強力プッシュのもと、
デビューに至ったと言われていますね。

残しているアルバムは計2枚で、
どちらも、当然ながら、
Larryさん全面協力で、
リリースされていたのですが、
86年に発売された1stアルバム
"Ca$hflow"からは、R&Bチャートで、
最高位8位を記録した
"Party Freak"というナンバーと、
12位まで上がった"Mine All Mine"の、
2曲がヒットを記録したのですが、
88年リリースの2ndアルバム
"Big Money"からは、
1stシングル"That's the Ticket"が、
25位まで上昇したものの、
それ以上の成功は残すことが出来ず、
以降、アルバムのリリースなどは
無いようであります。

その後のCa$hflowなのですが、
探してみたら、
公式サイトが見つかりまして、
オリジナルメンバーのうちの2人、
James Duffie & Gaylord Parsonsに、
Max Spauldingという人が加わった
3人で、活動しているみたいですね。
昨年の7月には、
ツアーもやっていたようであります。

https://www.cashflowband.com/

さて、ミュージックビデオですが、
公式ではないのですが、
"Mine All Mine"が上がっておりますので、
そちらを貼ってみたいと思います。



Extended Version↓


※次回は、reminiscing
("true one-hit wonders")
第44回です。

今週の気になる新曲2曲。

2024-08-20 10:41:39 | 最近の洋楽
今回は、Triple Aチャートを、
上昇しているらしい新曲2曲です。

まずは、Leon Bridgesの新曲
"Peaceful Place"です。



10月リリース予定だという、
4枚目のアルバム"Leon"からの
先行カットらしいですね。

2015年にデビューしたときは、
大きな話題になっていましたが、
シングルヒットが無いのが、
決めてに欠けている感じですかね。
この曲は、どうでしょうか。

そして、もう1曲は、
2年前にデビューした、
サンディエゴ出身のバンド、
Thee Sacred Soulsの、こちらも、
10月にリリース予定だという、
2ndアルバム"Got A Story To Tell”
からの先行カット、
"Live For You"です。



もう、イントロから、
Marvinしとりますが(笑)、
いいですねぇ。

しかし、Black Pumasとか、
このThee Sacred Soulsとか、
Adult R&Bチャートでは、
ほぼ無反応で、上がってくるのは、
Triple Aチャートだっていうのが、
ホント不思議。

バンドっていう体だからかな?

ことし、Tiny Desk Concertも、
やっていたようです。↓



※次回は、Soul, R&B備忘録、
第12回です。

No.11 コレクション(1978~2008)(91)

2024-08-18 11:10:59 | 懐かし洋楽
ビルボードのHot100で、
あと一歩届かず、Top10入りを逃した、
最高位11位の曲、2000年の2曲目は、
7月に、1週だけ11位だった、
こちらのナンバーです。



アトランタ出身の、
Casey兄弟を中心にした4人組、
Jagged Edgeの
"Let's Get Married"ですね。

5月の第1週に、77位にエントリーして、
5週目で、Top40入りを果たし、
翌週には、1度ダウンしたものの、
再び上昇を始め、13週目で、
11位まで上がったのですが、
その翌週には、15位にランクを下げ、
Top10入りは逃していたようです。

"Let's Get Married"は、
1999年リリースの2ndアルバム
"J.E. Heartbreak"からのカットで、
グループにとっての、
初のR&BチャートNo.1獲得曲。

また、オリジナルバージョンとは、
ガラっと、ムードが違う、
Run-DMCの83年のヒット
"It's Like That"を、
BPMを落としてサンプリングして、
さらに、ご本人のRunをft.した
リミックスも、人気になっておりました。

当時の親分の、
Jermaine Dupriも登場です。





Jagged Edgeは、現在も、
メンバーチェンジすることなく、
4人で活動中のようで、
最新曲は、昨年リリースされた、
Deon Estusの80'sヒットのカバー、
"Heaven Help Us"になるようです。



皆、ちょっと、シルエットが、
丸くなっておりますが(笑)、
いい感じですよねぇ。
まだまだがんばって欲しいです。

https://www.instagram.com/official_je/

2000年7月29日付けのビルボードHot100です。

1位は、最新チャートで、
この曲の前のヒットだった、
"Bye Bye Bye"が再エントリーした、
あのグループの、あの名曲です。

※次回は、気になる新曲2曲です。