probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

Tito Jackson

2024-09-17 11:01:07 | R.I.P.
今回は、予定を変更しまして、
15日に亡くなった、
Tito Jacksonさんを
追悼したいと思います。

70才、まだまだ。
亡くなるような年齢ではなく、
先月の31日には、ここでも、
少し話題にした、フェスに参加して、
ステージに立たれていて、
ギターを弾いていたようです。



Jackson家の兄弟姉妹たちは、
結局、9人全員が、
ソロ作を発表しているのですが、
一番最後になったのが、
Titoさんでしたね。
2016年リリースの1stソロアルバム
"Tito Time"収録曲の
リミックスバージョン、
"One Way Street
(The Gregg Pagani Mix)"です。



同アルバムには、95年に、
"Anything"の大ヒットを放った、
3人の息子さんたち、
3Tも参加していました。

そして、その3Tが、
やはり参加していた、
89年リリースの、
The Jacksonsのアルバム
"2300 Jackson Street"の
タイトル曲です。
ファミリー総出演でしたね。



Titoさん、グループ活動では、
常にギターを持っていて、
弟たちを引き立てる役に
徹していたイメージでしたが、
84年のアルバム"Victory"に、自作で、
ソロで歌っている曲がありました。
"We Can Change the World"です。



"Victory"といいますと、
ギターソロも印象的な"Torture"が、
思い出されますが、MVでは、
Titoさんが弾いておりますが、
実際クレジットされていたのは、
Jack Wargoという人
ギタリストだったみたいですね。
(ドラムは、Jeff Porcaro)



それにしても、今月は、
ビッグネームの訃報が続き、
気もちが沈みますね...。

R.I.P.

https://amass.jp/177907/
ジャクソン5のティト・ジャクソン死去
(amass)

※次回は、気になる新曲2曲です。

80's #87

2024-09-15 20:28:26 | 80年代のお気に入り曲200曲
80年代のお気に入り曲、200曲、
第87位は、L.A.出身の、
こちらのバンドの、
88年のヒット曲である、
このナンバーです。



The Banglesの
"Hazy Shade Of Winter"ですね。
(Pop #2)

こちらのミュージックビデオは、
公式のアップではないようですので、
オフィシャルのAudio Onlyも、
置いておきたいと思います。



66年から67年にかけてヒットした、
邦題『冬の散歩道』でおなじみの、
Simon & Garfunkelの曲の
カバーでしたね。

Simon & Garfunkelのほうは、
"A Hazy Shade Of Winter"で、
冠詞のAが付いておりましたが、
なぜか、The Banglesのほうは、
Aは外されていました。

Simon & Garfunkelバージョンは、
94年になって、連続ドラマの、
『人間失格』の主題歌になって、
リバイバルヒットを記録しましたが、
The Banglesバージョンのほうは、
アメリカでは、87年に公開された
映画『レス・ザン・ゼロ』の
サントラからのヒットでしたね。

ベストセラー小説を、
映画にした作品で、あまり、
その評価は芳しくなく、日本では、
89年になってから、
ひっそりと公開されましたが、
サントラは、Rick Rubinが
全面プロデュースで、
The BanglesやAerosmithなどの
ロック勢に加え、LL Cool Jや、
Public Enemyといった、
Hip-Hop系のアーティストの
楽曲も収録されて人気となり、
ヒットを記録しておりました。

※次回は、気になる新曲2曲です。

Time Machine ~1992~

2024-09-14 11:00:26 | 懐かし洋楽
今回は、1992年の今ごろ、
チャートインしていた曲、
Babyface ft. Toni Braxtonの
"Give U My Heart"です。
(Pop #29 R&B #2)



映画の評価と興行成績は、
いまひとつだったような記憶ですが、
大ヒットしたサントラ盤のほうは、
R&Bファンを中心に、
日本でも、大きな話題となった
映画『ブーメラン』の、
そのサントラからのヒットでしたね。

もともと、妹たちと、
The Braxtonsとして、
シングルデビューしていた、
Toniさんが、結局、
ソロでリスタートすることになり、
そのお披露目のようになった曲でした。

アルバムには、Toniさんのソロ曲
"Love Shoulda Brought You Home"も、
収録されていて、そちらも、
シングルカットされましたが、
Hot100での最高位は33位と、
そこまでの大ヒットには、
なっていなかったのですが、
翌年リリースの1stアルバム
"Toni Braxton"からは、
Top10ヒットが連発して、
90年代を代表するシンガーになりました。

この曲、12インチシングルを持っているし、
Toniさんのベストにも入っていますので、
そちらを聴くことが多くて、
サントラは、しばらく、
手に取ってなかったのですが、
Grace Jonesとか入っていたんですねぇ。
すっかり、忘れていました。
Aaron Hall & Charlie Willsonは、
さすがに覚えていましたが。

童顔氏とToniさんですが、
このあとも、良い関係が続いて、
21世紀になってから、
デュエットアルバム
"Love, Marriage & Divorce"も
リリースされて、高評価を受けましたが、
あの作品も、もう、10年前なんですねぇ。

また、第2弾、作ってくれないかな...。

1992年9月12日付けのビルボードHot100です。

1位は、同じサントラ盤からの
ヒットだった、あのグループの、
あの名曲。2位も、
童顔氏作プロデュース曲!!

<1992年9月12日、何があったか?>

なんと、映画『ブーメラン』が、
日本公開されたのが、
この日だったようです。

https://eiga.com/movie/48613/
『ブーメラン』(映画.com)

※次回は、80年代お気に入り曲、
第87位の発表です。

Frankie Beverly (of Maze)

2024-09-13 10:46:13 | R.I.P.
今回は、予定を変更しまして、
Mazeの中心人物だった、
Frankie Beverlyさんが、
10日に亡くなったとのことで、
追悼したいと思います。

以前にも話題にしたことがある、
時々行っているソウルバーで、
そこは、アメリカ人のお客さんも、
けっこう多いらしいのですが、
そのアメリカ人のお客さんたちから、
リクエストが多いのは、
Mazeだという話を、
マスターから聞いたことがありました。
逆に、日本人のお客さんからは
少ないとのことでした。

R&BチャートでTop10入りした曲は、
全部で9曲あって、そのうち、
2曲がNo.1になっているようですが、
Hot100入りした曲は、3曲しかなく、
その中でも、79年に、
67位まで上がっていたという、
"Feel That You're Feelin'"が
最高位ということで、
なかなか、日本では、
広く浸透している曲がないので、
そんな感じなのかもしれないですね。

そういう自分も、洋楽聴き始めの、
80年代は、かろうじて、
85年のヒット"Back In Stride"を
知っていたくらいで、当時も、
あまりピンとくる感じはなく、
なんか、いいなぁと思えてきて、
いろいろ聴くようになったのは、
それから、かなり経ってからでした。



長いアルバムバージョンが、
これまた最高。↓



グループの名付け親だった、
Marvin Gayeを追悼した、
89年の"Silky Soul"。
そういや、昔、「ソウルトレイン」
NHKで放送してましたね。



"What's Going On"の入り方が、
絶妙な感じがします。



日本にも、3回来ていたようですが、
Mazeの魅力は、やっぱりライブ、
という声は、よく聞きますよね。
1度くらいは行けばよかった。

最後は、Beyonceが、
近年カバーしたことで、
再注目されたナンバー、
"Before I Let Go"の
パフォーマンス映像です。



81年リリースのライブアルバム
"Live in New Orleans"収録の、
当時のスタジオ録音の
新曲だったみたいですね。



R.I.P.

https://amass.jp/177816/
メイズのリードシンガー
フランキー・ビヴァリー死去
(amass)

※次回は、Time Machineです。

Will Jennings

2024-09-11 20:28:44 | R.I.P.
6日に、80才で亡くなったという、
作詞家のWill Jenningsさんを偲んで、
その作品の中から、
5曲を選んでみました。

Celine Dionの
"My Heart Will Go On"や、
Eric Claptonの
"Tears In Heaven"など、
もともと、映画から生まれた
大ヒット曲の歌詞を、
多く書かれていたのですが、
そんな中の1曲で、
まずは、こちら。



82年のNo.1ヒット、
Joe Cocker & Jennifer Warnesの
"Up Where We Belong"。
映画のタイトルは、もちろん、
『愛と青春の旅立ち』ですね。



2曲目は、日本では、90年に、
TVドラマの主題歌として使われ、
大ヒットしましたが、こちらも、
もとは、88年制作のアニメ映画
『リトルフットの大冒険
〜謎の恐竜大陸〜』の
主題歌でした、Diana Rossの
"If We Hold On Together"です。





他にも、Barry Manilowや、
Dionne Warwickなどの、
ドラマチックな曲の歌詞を、
多く手掛けていましたが、
Whitneyの87年のNo.1ヒットである、
この曲も、そうだったみたいです。
"Didn't We Almost Have It All"です。



といいながら、この曲も、
そうだったんですね。
The Crusadersの79年のヒット、
"Street Life"です。
ボーカルは、もちろん、
Randy Crawfordです。





そして、80年代の、
この方の代表曲は、ほとんど、
Willさんが手掛けていましたが、
今回は、しみじみと良かった、
この曲を選びました。
Steve Wimwoodの87年のヒット
"Back In The High Life Again"です。



アカデミー賞、グラミー賞、
ゴールデングローブ賞受賞者で、
2006年には、
ソングライターの殿堂入りも、
されていたみたいであります。

名曲をたくさん残していただき、
ありがとうございました。

R.I.P.

https://www.musiclifeclub.com/news/20240911_08.html
「Tears in Heaven」や
「My Heart Will Go On」などの作詞家、
ウィル・ジェニングスが80歳で死去
(MUSIC LIFE CLUB)

※次回は、80年代お気に入り曲、
第87位の発表です。