6月3日(水)

午後から雷を伴って強い雨
年金機構は1日、個人情報125万件が外部に流失したと発表した。漏れたのは基礎年金番号、氏名、住所などである。
個人情報が流出すると、本人になりすまして年金をだまし取られる。被害者が出る可能性がある。
第一次安倍内閣の旧社会保険庁時代に「消えた年金」で受け取るべき年金の確認ができず権利を消失した人たちもいる。
国民にとって年金は生死にかかわる問題である。機構の職員は、相変わらずずさんで、国民の財産を預かっている認識に欠けている。
これから実施されようとするマイナンバカードについても、こんなずさんな管理では同様の流出があれば被害は計り知れない。
今一度公的機関の個人情報管理について、点検し対策を急いでほしいものである。