4回目挑戦で、ついに初勝利
創部10年目で初めて春夏連続の甲子園出場を果たした北北海道代表のクラーク高は群馬県代表前橋商を7ー1で下し4回目の挑戦で甲子園初勝利を果たした。
試合は3回にクラークが一死二塁から鈴木が右前にタイムリーを放って先制すると、その裏前橋商は小池の左前のタイムリーですかさず1-1で緊迫したゲームとなった。
クラーク高は7回に敵失で勝ち越すと8回には高木の適時内野安打や敵失、鈴木の2点2塁打など打者一巡の猛攻で大量5点を追加して試合を決めた。
先発のエース新岡は毎回の10安打を浴びたが、右打者にはスライダー、左打者にはシンカーやスプリットを有効に使い、要所を締めて1失点で完投した。
甲子園のアルプススタンドには地元深川市から野球部後援会メンバーが多数駆け付けたほか、深川市健康福祉センターでは田中市長や市民80人が全力声援を送り勝利に喜んだ。
田中市長は「念願の初勝利はうれしい。新岡選手のピッチングが非常によく守りもよかった。2回戦花巻東戦は甲子園で応援します」と声を弾ませていた。