爺のつぶやき

石狩川のほとりに住む田舎の爺です。見たり聞いたり、その日の出来事などをつづっています。

「天国」と「地獄」

2009-02-19 20:32:00 | あれこれ
死刑と無期では天国と地獄である。

昨年4月、マンション隣人の女性を殺害、切断して遺棄した星島被告は「死刑」とばかり思っていたが、「無期懲役」の判決が言い渡された。

東京地裁の平出裁判長の判決を要約すると「犯行は冷酷だが殺害方法は執拗ではなく残虐極まりないとはいえない、死刑は重過ぎる」という。

検察側は公判で被告者の切断遺体の写真を映すなど残虐性を強調していた。

星島被告は、性的欲望を抱いて拉致し、発覚を恐れて殺害、遺体を損壊し、遺棄した行為はこれ以上の残虐性はない。

遺族の無念さは計り知れないであろう。

たとえ「死刑」になってもお墓をハンマーで壊しに行くと姉は云っていた。

最高裁で「永山基準」というのがあるそうだが、殺害された被害者が一人の場合は相当悪質性がないと死刑にならないらしい。

これが悪質でなくてどんな殺人が悪質なのか、私はこの裁判に疑念を持っている。
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