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Rikoの再建日記~気ままな恋文

病期3の乳がんから自家組織再建、リンパ浮腫治療、抗がん剤後の薄毛治療など、心身共に毎日が昨日からの再建って感じの日々♪

日光ノスタルジー

2022年06月12日 16時26分00秒 | 旅行
金谷ホテルに泊まって、子供の頃の記憶がちょっとずつ浮かんできたこともあった。

我が家は仲良し家族ではなかったけど、父親が旅行好きでなぜか旅行はよく行った。彼は時刻表をよく見ていた。うちの旦那っちが専門誌をよくみているのと似てるなと、ちょっと思った。男とは中身まったく違っても似たとこあるある。

そうそう、

那須高原には父親方の一族とロイヤルサルーンバス🚌?あの応接セットになってるバスでいった。うちは子供のころ、わりと裕福だったのだ。と、改めて思った。その時かな、
母親が凄い嫌そうにしていたことや、父親方の一番下の若いジュリーに似た叔父と仲良くする私に当たったりした。

お正月もいつも水上温泉の宝川温泉というところで過ごし、露天風呂までの吊り橋でパパ酔って落ちたらいいのに、とか、スゴイこと言っていたが、ま、夫婦関係は当事者しかわからないし、わたしも、同じ事思ったりしたから。もう時効ね。あの頃のうちの夫婦仲は最悪だったのだろう、だけどまだまだ離婚しなかったのは昭和なのかな。



で、金谷ホテルだけど、
売店で日光彫りというのがあり、あ〜
これこれ、家にあった!
と、そこから記憶がふわりふわりと。

ホテルまでの長い坂や、子供の頃は怖いと感じたクラシックホテルの重み。

今はクラシックホテルは割と好き。奈良ホテルも50歳の誕生日にいってやはりステキと思った。
金谷ホテルは、今回再び訪れ、怖いと感じたことがなんとなく解った。
重工だし、天井も高いとは言えない。エントランスホールも小さく圧がある。昔の人間サイズはそんな感じだったのだろう。古さもそのまま、トイレの水をながすだけで館内が揺れる感じすらする。
文字も明治のまま。


押すは「をす」と書いてある。

東照宮の意匠もところどころにあり、子供じゃなくてもドキッとする。

眠り猫。一応今回、日光東照宮にはいった。だけど、階段がしんどく旦那っちの心臓では無理なのでほんものは見れなかったけど、ホテルにあったから、良き。




金谷ホテルの創業者さん。なかなかやんちゃなイケメン?


部屋のまどからの緑。

3日間、日光の町は霧雨にすっぽりと覆われていて、それは美しい新緑の森の中で過ごすと同義で瞳が捉えるのは非日常の樹々の息遣いで揺れる緑の波。

なんだかんだ、色々幼い日の私の嫌な記憶も溶かしてくれるような、優しい森。空気は澄んで森林浴には充分。


部屋で過ごすお供は、このキャラメルポップコーン。それに金谷ベーカリーのチーズパンなんかつまんで、尚弥快進撃のYou Tubeなど見てはストレッチしたりお風呂入ったり眠ったり。

こんな旅も贅沢で良き良き。

雨でなかったら、きっと観光しようと頑張ったかもしれない。