再びTVからのお話ですが、昨日、元かぐや姫の南こうせつさんの特集を見ました。
東京に出て来て、DJをしていた時、LPの曲を流したら、ある一曲にリクエストが殺到し、シングルにしました。
それが名曲「神田川」ですが、大ヒットしたので、一瞬にして高額な印税が入って来ました。
1年後には、長者番付2位になり、印税の0000が相当並んでいたそうです。
だから、念願だった青山に家を買い、ゴルフ場にも行来ましたが、いつものジーパンだったので馬鹿にされたため、すぐに高級外車を買うから持ってくるようにと電話したそうです。
そんな自分が怖くなり、常に足元の確認をしていたそうです。
2曲目は、「22歳の別れ」や「なごり雪」を出したかったのが、「神田川」の映画も大ヒットしたので、その二番煎じの「赤ちょうちん」がすで出来ており、映画化の話も進んでいるので、自分たちではどうにもできなかったそうです。
かぐや姫というグループ=金になる木という図式がすでに出来上がっていたので、金儲けだけに周りが動いていたからです。
だから、絶好調の1年少しで解散して、個人で好きな曲を歌うほうを選択したそうです。
そのおかげで、2曲目に出したかった「22歳の別れ」や「なごり雪」が大ヒットしました。
高橋ジョージさんも1曲の大ヒットで、1年間の印税が22億円あったと前に言っていましたが、本当に自分をきちんと見つめていないと恐ろしい世界だなーと感じました。
また、まんがの世界でもそうですが、昨日はだれも知らない存在で、きょうはスター、そしていつ落ちるか分からないための不安の世界。
だから、薬物に手を出す人も多いのだと、ある本には書いてありました。
南こうせつさんは、自分で自分を律することができたので、今の世界観が出来上がったのです。
数年前に、隣の奥さんと南こうせつさんのコンサートに行きましたが、おばさまたちがペンライトを振って会場が一体化していたのには驚きました。
TVを見ながらお隣に電話すると、もちろん見ているよと言う返事が返ってきました。
な・なんと体重135キロのパリコレモデルをTVで見ました。
子供のころから太っていたので、「デブ・デブ」といじめられていたそうです。
19歳の時、痩せたのでモデルのオーデションに行ったら身長170cm台で体重が50キロを少し超えているだけなのに太っていると言われてしまいました。
当時は、体重50キロ以下のモデルばかりだったからです。
そのためありのままが美しいと言って、毎年写真をとって関係筋に送り続けていましたが、体重が135キロになっていました。
そんなある日、電話がかかって来て、指定されたところに半信半疑で出かけていくとデザイナーのゴルチエが出迎えてくれ「だれでもありのままが美しい」と言って採用されたのです。
そして、彼女はパリコレに出た後、雑誌やCMに引っ張りだこの売れっ子になったのです。
モデルの痩せ好きが禁止になりましたが、ここまで太ったパリコレモデルがうけるなんて嬉しいです。
今までで一番太っている私にとって、救いのある夢のようなお話でした。