日々の幸せを育んで

ワンちゃん達がいて、孫達がいる日々の生活。小さな幸せのある暮らしを綴っています。

東京へ

2007年04月22日 09時50分00秒 | 日々の暮らし
昨日甥の結婚式に出席するために、朝9時前に家を出て、新幹線で東京に向かいました。

披露宴が終わるのは夜になるので、東京で1泊するようにと義妹に勧められたのですが、マリーとアンを置いて(娘は仕事なので)家を空けることはどうしてもできないので、日帰りする事に決めました。

結婚式は、麻布セント・メアリー教会で行われます。
親族は3時までに到着しなければならないので、1時前に品川駅に着く新幹線に乗っての上京です。

主人は学生時代を東京で過ごし、就職してからもしばらく東京で暮していたのに、もう何十年も経てば東京は変ってしまって、主人の記憶はすべてが不確かです。
品川駅で本屋さんに入って、時間までをどこで過ごすかを調べてみたのですが、知らない街を歩いて疲れるのはその後の結婚披露宴にも差障るので、麻布十番に行ってカフェでお茶をすることにしました。

               

私は麻布十番がどこにあるのかも分からず、主人について歩くだけです。
山手線に乗って、ドアとドアの間隔の狭さに驚いたり、都営大江戸線に乗って、電車の天井が低くて電車の幅の狭いことに驚いたり、地下鉄を降りてから地上に出るまでに時間がとても掛かることに驚いたり。。。
主人に、「はぐれたら困るから、きちんとよそ見しないでついて来いよ。」って言われているのに、関西とは違う1つ1つの事に感心して驚いてばかりいる私です。

麻布の坂の多い光景は、どこか神戸に似ている気がしました。
この写真の先はお寺だと思うのですが、あまりにも坂がきれいだったので、写しておきました。

               

まずは教会がどこにあるのかを確認してから、カフェでお茶にしました。
「あっ、テレビで見た麻布十番温泉よ~。」
「あのたい焼き屋さんも見たよ~。」と主人に話しながら、多くの人が行き交う街を眺めてお茶を楽しみました。


               

時間が近づいたので、教会へ。
親族紹介などがあってから、式の始まりです。
とっても大きく立派に見える甥と、長~いベールのウエディングドレスの可愛い花嫁の入場です。

式の終わり近くに、署名するので両家の母親が壇上に上がりました。
黒留袖がとってもよく似合っている壇上の義妹を見ていると、急に涙が零れ落ちました。

「私達の結婚の時に、義母はいなかったな。。。」と思っただけなのに、写真でしか知らない義母(主人が19歳の時に亡くなっているので)が、そっくりだという義妹に重なってしまって、涙がこぼれないようにと思っても止めることができませんでした。

                       

厳かに式が終わり、披露宴の始まりです。
2人の手作りの披露宴は、お友達もたくさん出席されていて、明るく華やかに始まりました。
とっても心がこもっていて、新郎新婦の温かい人柄が感じられます。

                     

若いって、とっても素晴らしいことです。
これから2人で力を合わせて、自分達の新しい家庭を築きあげて行くのです。
これから先いろんなでき事に出会っても、2人が『幸せと喜び』に感謝して大切にしていると、きっと苦難を乗り越えていい家庭を築くことができると思います。

私達は途中で退席させてもらって、娘とマリー、アンの待つ我が家へ。
家に帰ってきたのは、23時半です。

東京は、とっても遠い所です。
でも、若い2人の一杯の幸せを少し分けてもらって、義妹夫婦の嬉しそうな顔を見ることができて、幸せな気持ちで長い1日を終えることができました。

2人が末永く幸せでありますように。。。♪