福岡大空襲から70年の節目の6月19日(金)夜は西鉄ホールにて、2008年以来となるギンギラ太陽‘sの代表作「天神開拓史」公演初日を見させていただきました。前回公演では大塚ムネトさんのリクエストで、私も稽古見学でのアドバイスやパンフレットへの執筆&企画協力、会場エントランスの演出(芝居のメイン舞台である昭和11年の吉田初三郎「福岡市鳥瞰図」拡大壁画展示)等でお手伝いさせていただいた事もあり、今も何かあるとムネトさんから相談の電話をいただきます。
今回、開演前の大撮影大会で、大塚さんはなんと今年元旦の西日本新聞の特集で披露しただけの幻の「軍艦島」を生カブリで登場!懐かしのキャラに混じって大喝采でした。もちろん本編は、2008年版から7年を経ての再演ならではの工夫が随所にあって見所満点です。役者陣の多くは入れ替わり、ギンギラファンにはお馴染みの役柄にも新たな味付け満載。そして、わかっていてもクライマックスはやっぱりお涙必須…周囲の皆さんも涙ぐんでいるようでした。
最終日の6月22日(月)昼・夜公演はまだ若干席があるそうですので、未体験の方はぜひご覧ください。http://www.gingira.com/event/
今日いちばんのショックは、終演後に周囲の若い娘たちの会話が聞こえてきた時。「玉屋ってなん?松屋も知らんし、Zサイドって何のことかいな…」知っている前提が時代とともに変化し、笑いやネタが伝わっていなかったらしい。新しいファン向けには「ギンギラ公演を100倍楽しむための講座」みたいな講座が必要になる日もそう遠くない気が…。