博多総鎮守・櫛田神社で毎年発行されている「博多カレンダー」の委員として、2008年から博多祇園山笠の記録撮影(主に櫛田入り)も担っています(仕事ではなく地域へのご奉仕、櫛田神社・博多祇園山笠振興会・博多松囃子振興会の発行)。
平成最後の山笠、7月12日の「追い山ならし」櫛田入り、今年も無事に全流撮影できました。
今年の一番山笠・西流は「五十周年史」の執筆編纂をご指名いただき担当したご縁で、全行事の記録撮影を2013年から担っています。前回、冷泉上が当番町(櫛田神社南門の櫛田茶屋 荒牧さんが総務)の年から全行事の記録を担当してます。
7年に一度巡ってくる「一番山笠」、博多祝い唄の奉納。現在の西流では5ヶ町(冷泉上・冷泉下・店屋町・綱場町・奈良屋町)で構成されていて順番に当番町が巡ってくるので、一番山笠の当番町になるのは35年に一度。冷泉上は冷泉町1区・2区・3区に細分化され順送りで総務など中心を担当するので、冷泉町1区が次に当番町を担当するのはなんと105年後です。
前回は福岡市営地下鉄の姪浜〜博多仮駅間が開通した昭和58年、この時は冷泉町3区が担当でした。
今年の西流の櫛田入りタイムは32秒63。
今年の総務・西村さんは冷泉町1区(旧萬行寺前町)の寿司割烹 萬福茶屋の大将。テレビやラジオで活躍されている中島浩二(ナカジー)さんはこの町から毎年西流に参加する中心メンバーです。過去、水法被姿でKBC「走れ!山笠」現地レポートをされたこともありますので、ご記憶にある方もいるかと思います。当番町の今年は10日の流舁きで、櫛田入りの台上がりもされてました(しっかり撮影済み)。
撮影した記録写真(6月2日の承天寺夏祈祷〜7月12日追い山ならし分まで)前半は7月13日の集団山見せ終了後、1区詰所へ立ち寄り取締にDVD-Rで写真データを納品していますので、西流関係者はご自由にプリント等ご利用ください。
ちなみに、私の撮影写真は芸術写真・アート写真というよりも、行事の全容がわかるような記録です。そのため必要以上に人物や表情に寄るのではなく、舁き山笠全体が構図に入るよう心がけています。また、流舁きなどは全行程を追いかけ(先回りし)て撮りますので、基本コースはアタマに入って最低限の撮影ポイントを押さえています。期間中、毎年1万カット以上を撮影してきた経験則から身についたものですね。
その一瞬しか台上がりしていない、山に付いていない方を少しでもフォロー撮影できればとの思いからです。実際に動き廻りながらの撮影は、体力も消耗し一回の撮影で2kg以上体重が落ちますので良い運動不足解消です(笑)。
ちなみに、西流の撮影担当も仕事ではなくご奉仕(プロカメラマンではないので、撮影自体でお金はいただいてません。プリント代など領収書実費のみ)です。博多の様々な事を教えていただきつつ、アーカイブス(記録)整理等の相談ブレーンを引き続き担わせてもらい、私にできる地域貢献の一環と認識しての活動ですのでご理解いただければ幸いです。
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