記憶探偵〜益田啓一郎のブログ(旧博多湾つれづれ紀行)

古写真古地図から街の歴史逸話を発掘する日々。ブラタモリ案内人等、地域の魅力発掘!まち巡りを綴ります。

博多のうどん文化・昭和53年

2013年06月13日 19時50分52秒 | 福博まちの記憶

先日の「ケンミンSHOW」前編でも取り上げられた「博多のうどん文化」、1978(昭和53)年のシティ情報ふくおかに掲載されていた「うどん・そば店マップ」をみて驚きました。福岡市中心部にびっしりと70店舗ほどが書き込まれ、「ああ、やっぱり昔から福岡はうどん天国なんだ!」と実感した次第。ラーメン店は焼鳥屋と同様に元々屋台からの進化組も多く、この時代は圧倒的にうどん店が多いのも判ります。「英ちゃんうどん」など懐かしい名前もたくさん見えます。

ラーメンといえば、ほんの20年ほど前まで細麺豚骨スープは「長浜ラーメン」の名だったと思いますが、いつの間にか「博多ラーメン」という名で済まされるようになりました。これはお土産などに「博多」とつくと売れるという事と関係あるんでしょうね。「HAKATA」と全て母音で表現でき音の響きがいい「博多」は、様々なブランド名との相性もよく万能選手です。「博多あまおう」が「福岡あまおう」では全く売れない(笑)。


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