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5月5日早朝は前日までの筋肉痛(博多松囃子撮影、2日間で4万5千歩超)を軽く山歩きでほぐしたいと思い、久々に篠栗九大の森へ。東比恵の自宅からは車で20分ほどの距離なので、山歩きがしたくなる今の季節はよく通います。本当は立花山に登ろうと思ったのですが、筋肉痛を考慮しての篠栗九大の森コースです(笑)。
ニュース等で観光客が多いことは知っていましたが、開園朝6時過ぎに到着も、すでに50名以上が水辺の森にカメラ三脚を構えているのに改めてビックリです。田植え前&朝陽が木の後方から登る今の季節が撮影には一番いいと思ったのですが、同じ考えで遠方から訪れている方が多いのに驚きました。
続々と観光客が来るので、篠栗九大の森は早々に退散。せっかく篠栗町まで来たので森林セラピー景観めぐりでリフレッシュをと考え、そのまま鳴淵ダムへ。ダム上からのパノラマは、都合よく眼下の高架橋をJRの列車が通過して、まるでジオラマのようです。夏季はダム下流の公園は絶好の水辺レジャースポットになりますが、今の季節の早朝は静かです。
鳴淵ダムとダム湖周辺の景観もお気に入りです。早朝、ダム湖周辺をランニングしている方もけっこういますね。
そのままダム湖の奥にある五塔の滝へ。まるで五重塔のようにみえる名瀑で夏はよく訪れる場所ですが、早朝に来たのは初めて。馬頭観音さまにお参りして滝へ。午前10時を過ぎれば日差しが滝に掛かり新緑も映えそうですが、早朝の幻想的なこの感じも好きです。
この滝の良いところは、滝壺から上流まで普通に歩いて移動できることですね。篠栗町の森林セラピーコースとしても案内板などが整備されているので、初めて訪れる方でも安心かもしれません。
今日は行きませんでしたが、篠栗町にはたくさんの絶景スポットがあり、いずれも手軽に訪れることができます。4月29日に母を連れて車で行ったのは若杉山と尾根続きの米の山展望台。ここは車やバイクで山頂まで上がって来ることができるので、いつ来てもけっこう人が居ます。もちろんお遍路やトレッキング、ハイキングで来る方も多し。
博多湾を一望できるこの場所、車の中からも絶景&夜景を見ることができます。次の写真は冬場ならではの夕景&夜景。
篠栗町には博多駅から車でわずか30〜40分程度で行けるスポットが多く、若杉山を含めてもっと連携PRしてもいい気がします。
この日も朝5時40分に東比恵を出発し、各所巡って朝8時30分には帰宅しました。
先日、南阿蘇へ一年ぶりに行って(南阿蘇復興ツアー4/21参加)思ったのですが、やっぱり福岡都市圏からは適度な距離を感じてしまいます。大自然では阿蘇や久住・日田などに敵いませんが、限られた時間で気軽にリフレッシュできる場所は福岡市周辺にたくさんあります。オートキャンプ場や公園、散策路は都市圏各地で整備されていて、選択肢は星の数ほど。そう考えると、観光地としての阿蘇や日田・耶馬渓など、震災からの復興をめざす地域のライバルは多い。
福岡市は海外客を含めて九州観光の玄関口的な役割を担っていますが、ここ数年で30棟強のホテル新設ラッシュがある福岡市ですので、市内に宿泊して各観光地へ向かう流れは当面続きそうです。
震災等からの観光地復活の鍵は、福岡都市圏の周囲にあるこの手の観光スポットとの明確な違いを打ち出せるか否かに掛かっているのかもしれません。いつまでSNSが全盛かわかりませんが、刻々と変化するPR手法も考える余地がありそうです。そんなことを考えながら、つかの間の休日を過ごし中。
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