
来週末、6月19日(金)は福岡大空襲の日。今年も冷泉公園の慰霊碑の前で追悼記念式典が開催され、冷泉自治協議会の記録係として撮影班&参列です。
70年前の同じ日に九州飛行機で試作1号機が完成した「震電」、その試験飛行の映像がYouTubeに公開されていますが、おそらく福岡空港の前身である「席田飛行場」唯一の映像だと思われます。
九州飛行機(現・渡辺鉄工所)の技術者が撮影したという貴重映像、終戦40年の昭和60年にNHKが製作したドキュメントはDVDになって発売されているんですね。恥ずかしながら知らなかった…。さっそく通販で申し込みました。
戦闘機としては幻となった震電ですが、ギンギラ太陽's「翼をくださいっ!幻の戦闘機 震電」公演でもおなじみなように、その機体製造技術は戦後の西鉄路線バスの開発に活かされ、西鉄バス車両は全国の都市バスのモデルになりました。
そのギンギラ太陽'sの代表作「天神開拓史」が2008年以来となる再演で6月19日(金)から4日間、天神の西鉄ホールにて上演されます。再演に際して、大塚ムネトさんと一緒に「渡辺通り」で知られる渡辺與八郎さんの一族が経営する紙与産業へ挨拶に伺いました。福岡大空襲に合わせての上演は大塚さんの念願、役者さんが入れ替わった再演は本当に楽しみです。
前回公演もそうでしたが、大塚さんの脚本演出の監修アドバイス役で少々お手伝いさせていただいており、先日は8月の終戦70年に合わせて上演される新作公演の脚本に関する相談もいただきアドバイス。こちらも上演が楽しみです。