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記憶探偵〜益田啓一郎のブログ(旧博多湾つれづれ紀行)

古写真古地図から街の歴史逸話を発掘する日々。ブラタモリ案内人等、地域の魅力発掘!まち巡りを綴ります。

豪雨被害中止から2年ぶり開催、19日夜の日田祇園山鉾集団顔見世

2018年07月20日 20時41分27秒 | 福博まちの記憶

7月19日は16時過ぎに気温37度超の日田豆田町に入りました。7月21日・22日は日田祇園祭、この日は8基の山鉾が日田駅前に揃っての第30回山鉾集団顔見世。昨年は豪雨水害で中止だったので、世界遺産登録後初となる催しです。

昨秋、日本丸館さんで吉田初三郎展を開催させていただき、豆田町の皆さんに会場へ足を運んでいただいたご縁からの日田祇園初体験。

豆田上町・下町の新調したばかりの山鉾の出発を見届け、日本丸館さんのお隣「千屋」さんで遅いランチ・日田まぶしを堪能。

いつも店頭に行列が出来ていた千屋さん、つい2日前に増設部分が完成して広々とした新館で綺麗なお庭を眺めながらいただきました。

その後、日田駅前の集団顔見世会場へ移動して、集まってくる山鉾の移動を撮影。博多祇園山笠の撮影で慣れているので、街中での撮影は自然に自分の構図・撮影ポイントを踏襲したものになります。

話には伺ってましたが、JRの跨線橋を超えるのは確かに大変ですね。今回で30回目ですが平日夕刻の開催ということで、人員確保も大変だということです。

博多祇園山笠とともに世界遺産に登録された日田祇園、山笠のスピードに慣れていると撮影するにもスゴく安心して移動&構図確保できます(笑)。

お祭りはやっぱり現地で観ないとだめですね。知識としては知っていましたが、写真やニュースで観るのとでは雲泥の差です。近年激変している日田駅前の風景とともに、待機中もアーカイブス的カットを撮影。

快晴のなか、19時を過ぎて行事がスタート。豪華絢爛な山鉾が躍動します。

日没時間を経てマジックアワー時間帯に最高潮。

日田祇園の後藤会長の音頭で山鉾が一斉点灯!絢爛雅な光景に、駅前に集まった大観衆からも歓声が上がります。気づいたのは日本人観光客に混じって意外に外国人が多いこと。台湾で日田観光が人気になっているのは存じてましたが、西洋系から東南アジア系まで色んな国の方が集まっていて驚きました。

後藤会長の名を伺ってひとつ思い出した不思議なこと。世界遺産に登録された九州の山鉾のうち、日田祇園や戸畑提灯山笠の会長さんはいずれも「後藤さん」。実は博多祇園山笠振興会から世界遺産関連で理事担当されていたのも、元会長の後藤さんでした。日本人のお名前的にいうと、後藤性には何かあるんだろうかと考えたくなります(笑)。

日田祇園祭は今週末7月21日(土)・22日(日)です。

詳細は日田祇園祭(おいでひた)サイトをご覧ください。

 

 

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