記憶探偵〜益田啓一郎のブログ(旧博多湾つれづれ紀行)

古写真古地図から街の歴史逸話を発掘する日々。ブラタモリ案内人等、地域の魅力発掘!まち巡りを綴ります。

伊能忠敬が歩いた坂道と水準点と西鉄バス停

2017年03月05日 12時43分07秒 | 福博まちの記憶

毎年、2月3週目の週末は「赤間宿まつり」に合わせて開催される勝屋酒造さんの蔵開きで、蔵元のお宅にお祝いで駆けつけます。昨年は娘も蔵開きのスタッフでお手伝いさせていただいたりのご縁。宗像大社の御神酒を納める酒造なので、今年は世界遺産登録をひかえて酒宴も一層の盛り上がりでした。

今年も美味しい新種と奈良漬けを分けていただきました。

私的には、赤間宿まつりに行く時は、JRの教育大前駅を下車してからまず反対方向の福教大の入口に近年設置された「伊能忠敬が歩いた坂道(測量200年記念碑)」を拝んでから南下します(笑)。

今回、ある仮説を証明すべく駅北側にある西鉄赤間バスセンター(赤間営業所)へ。ここの敷地内に国土地理院の一級水準点が当然のように設置されています。この界隈は地図ファン推薦の要衝地、伊能忠敬の測量コースにもほぼ重なる場所。そして古い西鉄バス路線のバス停の大半が、もともとは水準点そばに設置されていた事を証明する貴重なサンプル場所かも(笑)。

さらに須賀神社に参拝し、2018年の大河ドラマ「西郷どん」でどう描かれるのかも気になる「五卿西遷の碑」の前でしばし滞在するのも恒例。

今年は当然ながら「海賊と呼ばれた男」効果で出光佐三の展示会場は何処もいっぱいでしたが、来年はひょっとすると西郷どん繋がりで再び赤間宿が脚光浴びるかも(五卿と西郷さんのシーンがあればいいなと期待)。「龍馬伝」では太宰府滞在中の五卿を坂本龍馬が訪ねるシーンは「訪ねた」という回想報告で済まされていてがっかりした記憶がありますが、今回はいかに(笑)。


新刊Vol,21「にしてつ電車の四季」Vol.22「西鉄8000形」フォトブックシリーズ全22冊

にしてつWebミュージアム(企画構成を担当)

アーカイブ画像ライブラリー(アンティーク絵葉書に観る懐かしの風景・町並みアーカイブス)

KBC「栄光の西鉄ライオンズ」DVD紹介の特設ページ(企画構成・台本・監修を担当)


人気ブログランキングへ

「伝説の西鉄ライオンズ」筆者の直販サイト

北島寛「街角の記憶~昭和30年代の福岡・博多」

美しき九州~「大正広重」吉田初三郎の世界

※掲載している文章・写真画像の無断転載・使用はご遠慮ください。


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「博多21の会」博多文化委員... | トップ | 3月8日(水)18時〜特別講座... »
最新の画像もっと見る

福博まちの記憶」カテゴリの最新記事