6月14日(水)夜、西日本鉄道110年史編纂事務局主催の特別講座「天神の戦後復興と躍進」の講師を務めさせていただきます。
3月の「松永安左エ門と天神」に次ぐ無料講座の第2弾、終戦から昭和40年代までの天神のあゆみを整理してお伝え予定。岩田屋を中心に誕生した独自のまちづくり組織である都心界や、天神発展会(WE LOVE 天神協議会の前身)など、他都市には絶対見られない特徴的な商都博多ならではのまちづくり手法にも焦点を当て、なぜ天神が九州一の繁華街・ビジネス街になれたのかを検証します。
博多駅エリアとの「流通戦争」では天神は負けるのではないか、という新聞等の記事を目にしますが、それは福博(福岡と博多)の歴史や地元事情をご存知ない方が書いている、本質をご存知ない方の上っつらな予測。来年70周年を迎える都心界の存在をはじめ、天神の躍進は155万都市となった福岡市の戦略を含めて、複合的に考察しないと本質は見えてきません。焦土から這い上がった先人の知恵、戦略的なまちづくりがなぜ成功したのかを、天神発展を一貫して縁の下の力持ち的立場で支えてきた西日本鉄道110周年史のテーマ史(天神史)を担当させていただいている私、益田が最新研究を踏まえてお伝えします。
今週参加募集ページが立ち上がりましたのでお知らせです。前回はすぐに定員が埋まりましたので参加ご希望の方はお早めにお申し込みください。(募集始めて数日ですが、すでに定員を大幅に超える申し込み状況だと伺いました。同じ福岡ビル内の大きな会場への変更も考慮中のようです。)
新刊Vol,21「にしてつ電車の四季」Vol.22「西鉄8000形」フォトブックシリーズ全22冊
にしてつWebミュージアム(企画構成を担当)
アーカイブ画像ライブラリー(アンティーク絵葉書に観る懐かしの風景・町並みアーカイブス)
KBC「栄光の西鉄ライオンズ」DVD紹介の特設ページ(企画構成・台本・監修を担当)
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