やっと液晶ペンタブレットを購入しました。
国内メーカーのWACOMから4万2900円という驚きの低価格で発売されたこの「WACOM One 」
このところ低価格で液タブ界を席巻しはじめている中国メーカー品に対抗するために出したであろうこの機種はその価格を実現するために非常にシンプルな機能となっているのですがぼくにとってはそれが美点となっています。
ペンの握り方が正しくない上に長年の腰痛のため姿勢も悪く(余計に悪化させるだけー)タブレット上にキーやダイアルホイールがあっても不用意に触ってしまうだけなので、無い方がかえってありがたい。
今まで使っていたタブレットのペンでもキーを無効化していたくらいですから。
早速描き初め。
記念の1枚目は穂乃果ちゃん。
うん、わかってる。
線がヘロヘロしていてすっごくヘタクソ( ̄Д ̄)
まぁそこは慣れていくしか無いなぁ。
接続しドライバーをダウンロード、ユーザー登録も済ませれば開封から10分でもう絵を描き始めることができた。
中国製では当たりはずれや相性の差も大きく繋がるのに半日格闘したとかの話も聞いていたので国内メーカーとはいえ多少の覚悟はしていたのですが……
そのままでもある程度はペンの走りに抵抗感がありツルツル滑るということはなかったのですが保護も兼ねてフィルムを貼ってみた。
ペーパーライクとの製品名ですが、確かにその通りでまるで紙に鉛筆で描いているような絶妙の抵抗感とザラつき。
WACOM ONE専用でサイズもバッチリ。
描き心地が向上しました。
こんなスケッチ風だとサラサラペンが進み気持ちいい。
驚きの安さとはいっても中国製であれば同じ価格帯で1.5倍の画面サイズの物も買えるので少しは心も揺らいでいたのですがこの13インチ(画面サイズ28cm程)で充分でした。
これ以上大きいと備え付けにせざるを得ないかも。
装備されている脚では15度程度しか傾けられないのでノートパソコン用スタンドも購入。
絵を描くのはそれなりに荷重も掛けるのでズッシリ重そうな物を選択。
角度も多段階なので疲労度によって姿勢が変化していっても対応させることができる(そんなことをやってるから腰痛が酷くなる)
今まで使っていたペンタブレットはいわゆる板タブでPC画面を見ながら手元のタブレット上でペンを走らせるというスタイルだったのですが、直接画面に描いていける便利さは想像以上でした。
新田恵海さんのラジオ番組でアップされた写真を見て"これ、「Music S.T.A.R.T」MVののぞうみじゃーん"と感じてから2時間後にはそんな絵を描き終えた。
以前ならまる1日近くかかっていたところこれは驚きのペースアップです。
まぁ、根本的な絵のスキルまでは向上してくれないんですけどね……
でも、ハードケースとまでは言わないけどこのペラペラの袋はどうにかならなかったのだろうか?
だからこそのこの価格帯なんだろうけど。
もう高性能高品質だけじゃ中国製と勝負できないんだものなぁ……
その中国製もどんどん力つけてきてるし。
ボクの代では多分無いだろうけど、娘はそのうち中国メーカーの飛行機に普通に乗っていたりするのかもな。