ライブ前に描いたので服装の細部が違っていますが熱いパッションは表現できたと自画自賛
8日(火)と9日(水)の2Daysで東京・中野サンプラザにて新田恵海さんのライブ「Trace of EMUSIC ~THE LIVE~/~THE HISTORY~」が開催されました。
3日たった今現在でもまだ放心状態で余韻から抜け出せていません。
ライブ開催発表からチケット申し込み、当選発表、そしてツイッターや実際に会ってツナがった仲間たちとライブ当日まで日に日に盛り上がっていき……
学園祭が終わってしまったような喪失感を味わっています。
それほどまでに凄まじいライブでした。
元々声優アーティストというよりミュージシャン志望だったえみつんですから、かねてより言っていた大きなコンサートホールをライブハウスにしてみたい!という夢がかなったカタチになりました。
もうぼくたちファン:恵海人にとってはえみつんと同じくらいに愛すべきバンドメンバーの激熱なサウンドに乗せられしょっぱなからぶち上がりっぱなしで、今回アンコールは1回だけでしたが、それ以上はえみつんやえみつんBANDはもちろんのことこっちだって持たなかったかもしれない。
それほどまでにとんでもないライブでした。
そして2日目はうってかわった雰囲気に。
披露された楽曲は同じなのですが構成がまったく変更され、前日の~THE LIVE~に対して~THE HISTORY~と銘打っているその通りにソロデビュー曲から順番に、MCもバンド紹介も挨拶すら無くとにかく次々と歌われ演奏されていく各楽曲たち。
それはあまりに強烈でそして息苦しく悲壮感すら感じてしまう演出でした。
なぜそんなに一心不乱に歌い続けるのか。
ラスト曲前でようやく聴けたえみつんの言葉で明らかに。
この業界に入ったときから所属していた事務所「S」を退所して次の契約も済んでいるという発表でした。
「みなさんにお伝えすることがあります」で、恐れていたことがついに来たか……と思い「この8月いっぱいで」と続いたときにはもう覚悟を決めました。
でもその後に続いた移籍の言葉。
恵海人みなからまず出てきたのは安堵の息音。
そしてわずかに遅れての驚き。
事務所移籍なんて珍しいことでもなんでもなく。μ’sメンバーでもそうした人は何人かいます。
でもこの「S」という事務所はとても小さなところでえみつんと蒼井翔太さんを入れてわずか5人。
それに準所属の2人と文化人登録でのElements Garden上松氏を含めても8人。
特にえみつんは事務所創設後初めてのオーディションでグランプリを獲って所属したために結びつきが強く離れるなんて思っても見ませんでした。
えみつんに呼ばれて登壇した元声優アーティストの佐藤ひろ美社長。
彼女のコメントと手元から巣立っていくえみつんへのエール。
もう会場中すすり泣きです。
この移籍話が報道された途端実際の現場での空気感や言葉の中身を知らない外野勢が口々にネットやまとめサイトで無いこと適当なことを書き拡散されていたことは知っています。
でも、そんなんじゃないんだよ。
あの会場の空気はそんなことでは無かった。
もちろんこれは想像でしか過ぎないのですがμ’sが一旦の区切りを迎えた直後にえみつんは路線変更を余儀なくされることに直面してしまいました。
でも、その声優アイドルからの脱却が元からの音楽アーティスト志望とその実力がうまくハマリμ’sメンバーの中でも異色ともいえるほどの多業界での仕事を任されるようになりました。
その中でも一番大きなものは神田沙也加さん主演のミュージカル舞台「キューティー・ブロンド」でしょう。
そこで物語の中心的人物の一人を見事に演じきったことにより、その後も「音楽関連に強い新田恵海」と印象を強めていき子どもオペラの司会進行やクラシックやオペラの特集番組でのナレーター、洋楽を含めた古今東西ポップスの紹介新コンテンツなどアニメ声優としてよりその方面の仕事が増えつつ有りました。
そうなるとアニメ・ゲーム関連が中心の「S」では新たなパイプ作りや多方向へのアンテナが必要となって来たのでしょう。
こうした「外の」仕事をディレクションして持ってきてくれている人がすでにいるのかもしれません。
そうなると次に考えられるのが移籍話だとしたら。
佐藤ひろ美社長とえみつんの結びつきからすると、このまま声優アーティストという枠にはめ込んだままでは潰してしまうかも知れないと思い苦渋の決断をしたと想像できてしまいます。
もちろんそんな人情的なことだけで稼ぎ頭の一人を放出してしまうことは経営者としては失格かもしれません。
でも既に蒼井翔太くんは業界でもトップランカーの一人だし櫻川めぐみさんも今やBanG Dream!でも主役のポピパを食う勢いのRoseliaメンバーとして活躍している。
そしてなによりえみつんが新しい世界で伸びていければ、新たな仕事を自分のところに持ってきてくれる、そう考えたとしてもそれは納得できることです。
そんなふたりの思いの交歓を見せられてはこっちだって放おっておくことなんてできませんよ。
決まっている次の事務所が発表されていない中、先の展望もまだ見えなくて不安に感じてしまいます。
でも、自分たちは”あの4月”を乗り越え「なにがあっても歌は諦めない」と宣言したえみつんを支えてきた自負があります。
これから彼女が家庭を持ち歳を重ねていってもその捨てることの無い音楽を発表してくれる限り追いかけていける強い思いがあります。
そう決意を新たにしたこの夏のライブでした。
仲間たちと酒を交わし帰宅後待っていたのは……
ファンクラブEmiRing◎からの手紙でした。
開けてみると……
自分あてに名前とメッセージ、そしてサインが書かれた写真が入っていました。
昨年末から少しづつ進めてきていた作業がやっと終わりみんなの元に送ることができたと彼女は言っていました。
ファンクラブ全員に。
長期のリハーサルや1ヶ月以上もの長期にわたって各都市をまわったキューティー・ブロンドと時にでも1枚1枚これを書いてくれたんだと思うと。
それがこのタイミングで届き……
もう涙がこみ上げてきました。
こんなことされちゃ離れることなんてできないよ。
それにこの「株式会社S」の封筒で手紙が来るのもこれが最後だと思うともうね……
次のイベントはえみつんが尊敬しやまない中村繪里子さんをゲストに迎えてのラジオ番組公開録音。
そして11月には渕上舞さんと洲崎綾さんの3人が組んだコンテンツ「1000☆PARTY!!2017」が控えています。
それまでにはまた立ち上がらなきゃね。
今ライブでは2日間ともある方の誘いでフラワースタンドを出しました。
ライブやイベントでは関連企業やレーベル、それに親交のある方たちからお祝いの花がフラワースタンドとして並ぶのですが、こうしてファンからも贈ることができるんです。
そのグループ内で絵が上手い人が描きそれを飾りに加えることが多いのですがウチのグループは名付けて「文化祭系フラスタ」
みんなの寄せ書きパネルを囲むお花たちです。
さすがに異彩を放ち目立っていた……と自惚れています。
1枚の大きな紙に思い思いに落書きしていく子どものころ好きだったことが思い出され楽しかった。
ぼくが描いた絵はこんな2枚でした。
5thシングル曲である「ROCKET HEART」をモチーフとした1枚と「つなぐメロディー」から発したツナ活をイメージした1枚です。
作ってくれた生花店さんが公演終了後はえみつんのもとに運びまこみすって言ってくれていたので、これを見たえみつんがクスっとしてくれたらいいな。
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