バンダイのメカコレシリーズという小さな小さなプラモシリーズから只今放映中のアニメ「マクロスΔ(デルタ)」に登場するライバル機である「Sv262Hs ドラケンIII」が発売されました。
このメカコレシリーズはどの商品もパッケージ、価格帯が同じシリーズなので統一スケールという考えが存在していません。
大きさがまるで違う宇宙戦艦ヤマトもドメラーズIII世も艦載機であるコスモゼロだってこのプラモシリーズでは同じくらいなのですから。
そしてこのドラケンですが、だいたい1/200相当ですね。
部品数が少ないのでサクサクっっと作れちゃいます。
付属シールを貼れば塗装を施さなくてもアニメの設定に近いカラーに仕上がるようです。
濃紺に金色という往年のF1マシン「ウルフWR1」のようでかっちょいいのですが軍用機好きとしてはちょっとねー
このマクロスシリーズは流行の先端を常に追い続けるアニメです。
マクロスと言えばのアイドルのカタチも今回はユニットアイドルもの。
「ラブライブ!」「アイドルマスター」「アイカツ」などなどユニットアイドルアニメが百花繚乱ですし、この総監督は「AKB0048」も作りました。
同じように主役メカのカタチも流行を取り入れて変化していっています。
最初の「VF1バルキリー」は当時第一線に配備されていたF14トムキャットやFA18ホーネットをモチーフとした機体でした。
そしてその後のシリーズも実世界でF117ナイトホークの存在が明らかとなったためにマクロス世界の可変戦闘機も「VF17ナイトメア」と初めてステルス形状を取り入れ、Su47ベルクートに対しての「VF19エクスカリバー」、YF23に対しては「YF-21/VF22 シュトゥルムフォーゲル/II」と実機の進化に呼応するように変化してきました。
(10年以上前の食玩「エリア88」シリーズのドラケン)
そして今回の「ドラケン」はその名の通りスウェーデンの戦闘機「SAAB35 ドラケン」がモデルとなっているのは明らかです。
これには驚きました。
なんといってもこのドラケンは流行の先端どころか既に全機退役しているのですから。
実はこのアニメを録画していっているのですが第1話を見たっきり止まってしまっています。
今期は見るのが多いですから。
常々見なきゃ見なきゃとは思っているのですが……
早く追いつかないと戦術音楽ユニット「ワルキューレ」のライブとか楽しみが多いアニメですからね。
ちゃんと見ればそのへんも何かヒントがあるのでしょうか?
妻は先にひとりで見進めており「面白い!」と言っていました。
美青年がわんさか出て
元ネタがあるならばこの機体も実世界のドラケンに倣った塗装にしてみたいと思うのが実機好きの性。
グレーの濃淡2色で迷彩を施して、ノズルをガンメタで塗装。
翼端灯をちょんちょんと塗ってあとはPCで作画したナンバーをシール用紙にプリント。
それを貼れば完成です。
さすがに小さいので隙間が大きいですが、こんなサイズであっても細かく戦闘機らしいモールドが施されているバンダイの技術はスゴイ。
SAABドラケンの特徴であるダブルデルタ形状がうまくSFメカに落とし込めてなかなかカッコイイじゃないですか。
ヘンなカタチの主翼もでっかいドッグトゥースだとみれば……ね。
これで500円しないのだから週末の暇つぶしにはもってこいですね。
ところでドラケンだけで無くこの「Sv262HS」からどうしても「メッサーシュミットMe262」も想起するんだけれども何か関連性がありそうなの?
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