深夜業務が明けた朝。
無性に吉野家の牛丼が食べたくなりました。
もうこうなるとそれはすき家ではないし松屋でも無くとにかく吉牛を食べなければおさまりません。
六本木駅近くの吉野家には行かず都バスで新橋に出ます。
サラリーマンの街(と報道番組では必ずここで街頭インタビューしてるね)新橋ですから、駅周辺にも吉野家は何店もあるけれど、JR東海道線の下りに乗り西進します。
川崎駅で下車。
吉野家川崎西口店に到着です。
ぷはぁーーーー
午前中から吉野家でビールを飲むクズっぷり。
でも、桃香さんがいつも座っている奥の席なんだからしかたない。
きっとこの席でジョッキビールを頼むと店員さんに「またオタク来たよ」と思われているかもな。
アニメ「ガールズバンドクライ」でほぼ毎話登場する聖地中の聖地なのです。
だから六本木や新橋の吉野家ではなく嘘みたいな馬みたいなどうしょうもない僕らの街、川崎まで遠征です。
いなくなった桃香さんを探してまだよく知らない川崎駅周辺を走り回る仁菜ちゃんがいるところは
駅東口の地下商業施設「アゼリア」入り口エスカレーター前。
川崎に引っ越してきたばかりでスマホのバッテリーが無くなってしまい充電するために入った
アゼリア内「丸福珈琲店」も実名そのままに登場しています。
この作品は店名をもじったりいくつかのお店のビジュアルを混ぜて使ったりすることなく、かなりリアルな川崎の街を描いているようです。
だからEDテロップも協力企業名がずらり。
そして第一話ラストで突然の路上ライブとなった駅前も
これは夜くるべきだったな……
とりあえず中指立てるか!(やめとけ)
再び西口に戻りラゾーナ川崎4F「島村楽器」に。
ガールズバンドアニメ聖地の街にある楽器店ですから当然ガルクラを推しまくっていますね。
声優さん(この作品はまずバンドありきでオーディションが行われたからはたして「声優」といっていいのかどうかはわからないけど)のサインパネルも。
店員さんに許可をもらってから撮影しているのはもちろんの事です。
メンバーみんなが島村楽器でバイトをしている設定で描き下ろされた絵が素晴らしい。
これこそ”コラボ”の魅力ですね。
写真を撮るだけで申し訳ないのでサックス用のリードを買いました。
これでYAMAHA Venovaの練習を再開させなければならなくなりました。
これも企業間コラボの経済効果ってやつ?(たった500円ちょいだけど)
バンドアニメだけれどけいおん!やバンドリ!のようにキラキラしているシーンよりメンバー皆がなにかしら心に闇を抱え、始終ギスギスしてしょっちゅう喧嘩している印象だけれど「軽音楽部部活応援フェア」なんて大丈夫?
でも、それだけに心が合わさったライブシーンは感動しちゃうんだよねー
川崎市内にはまだまだ多くの「聖地」があるけれど、暑いので続きはまた今度。
秋になって涼しくなってからかなー
アニメ「ガールズバンドクライ」から誕生したバンド「トゲナシトゲアリ」おぼえておいてください。
6月23日に開催された新田恵海さんのライブ「Smile×Smile = Re-Start◎」にて有志より出されるフラワースタンドのボードデザインをさせていただいたので、その事をつらつらと書き記しておきます。
前回(ラブライブ!フェスに出したフラスタ)よりは短かくはありますが、それでもダラダラと長くなると思いますのでご容赦を。
以前から親交を持たせていただいている「ん~ワシだよ~」さん(@ByKawasaki)から依頼された今回のイラスト。
オーダーは「ReStart」をテーマにして花の色はえみつんカラーであるコーンフラワーブルーという2点のみ。
コーンフラワーブルーはわりと曖昧な色で、実際のコーンフラワー(矢車菊)や宝石のコーンフラワーブルーサファイアは色見本の(C:64 M:38 Y:0 K:0 / R:100 G:149 B:237)からほど遠い色なので全体的に明るいブルー基調であれば良しとしましょう。
「SingRing」リリース時にTwitterに投稿したイラストがそのものだったのでイメージを流用します。
絵を見て「あれ?」と感じる方も多いかもしれません。
「ここから」の補助標識が付いている一歩通行表示が右向きです。
「SingRing」リリース時に公式から出たビジュアルは左向きでした。
ロケ地であるジャックの塔(横浜開港記念会館)わきの横道が左への一通になっているのですね。
絵画や演劇、映画などでは左向きは「未来」、右向きが「過去」を表す傾向があるとされており、また宗教的にも善悪がこの向きであることが多いとされています。
そのため、西洋の紋章も同じで貴族の家紋を授けられたフェラーリのカバリーノランパンテやポルシェの社章となったシュツットガルト市章の馬も左向きですね。
(そういえばアムロ・レイ大尉のパーソナルマークのユニコーンも左向きだ)
それを当てはめるならReStartのテーマに合わせれば左へ向かって歩くほうが良いとなります。
これに関しては国や宗教などによっても変わるそうなので一概にはそう言えないというのもあるのですが、少なくとも多くの右利きの人にとっても左向きのほうが描きやすいというのもあります。
それをあえて、ロケ地とは逆の右向きにしたのは、ぼくはその一般論とは逆に右向きの方が未来を感じますし、世の中も同様にそう認識されることが多くなってきているとの説があるのです。
横書きが基本のTV番組でのテロップのワイプ出しや報道番組等で使われる時系列表は(これまで見られた年表に反して)左から右となっています。
AV機器の再生ボタンは▶︎で、それを模したYouTubeマークも▶︎ですよね。
そして決定的となるのがスーパーマリオに代表される横スクロールゲームのほとんどが右向きに進んでいくのでそのイメージが強いからだそうです。
それならば原点がアニメ声優アニソン歌手であった新田さんのライブのフラスタ絵としては従来のお約束よりもこの新しい見方に則ったほうが「未来」を感じてくれる人が多いのではと思い右向きにしたわけです。
リリース時のイラストでは声の病を振り切るかのごとく前へ前へと突き進む重心としたのですが、感染症禍を経た現在は地に足をしっかりつけて歩いている彼女の印象が強くなったのでその重心を少し後ろに移すことにしました。
1/3スケールのドール(これはボークスDollfie Dreamシリーズ)は身体のラインだけでなく、服のシワの流れ方も参考となります。
萌え絵を描く人にドールはオススメです!(布教活動)
公式ビジュアルやMVは明るく白を飛ばした色調なのでリリース時の絵では服のディテールがよく分からずテキトーに描かれていますが、今回のフラスタ絵を描くにあたって過去のツイート等を漁りわかりやすい2枚の写真を見つけたのでほぼ正解に近いカタチで描くことができました。
服装はSingRingのままですが、MVのポニテではなく現在よく見るヘアスタイルに合わせました。
上に飛行船が浮かんでいるのはライブ会場が「飛行船シアター」だからですね。
そのままです。
ロゴを見るとリアルな飛行船では無く、グランサイファーやクイーンエメラルダス号のように下部に帆船がぶら下がったファンタジックなデザインになっていますね。
でも現有乗り物オタクなぼくはこれを描くことが苦手なので、かつて日本の上空を飛んでいたメットライフ生命「スヌーピー号」で有名なアメリカンブリンプ社製A60型飛行船をモデルにしています。
背景のブルーはフラットに塗っているので影は不必要なのですが、これまで平坦では無かった彼女の進んできた道を表し、それでもこれから行く先には影が落ちることなく日が当たっていて欲しいと願い、つま先より前には1ドットたりとも影を描きこんではいません。
ここはコダワリです。
反省点は……
とにかく小さかった。
それによってフラスタ参加者ネームも小さく見えてしまい申し訳無かったです。
他の方々が出されたフラスタを見て感心したり嫉妬したり。
やっぱり絵を描いてデータを渡すだけでなくフラスタ企画初期からアイディアを出さないとだめですね。
他の方々が出されたフラスタからも多くの事を学びました。
ライブ後にミスを発見しました。
パンプスの踵にあるストラップを描きこむのを忘れていました。
リリース時に描いた絵にはあったのにどうして忘れるかなー
取返しのできない段になってミスを見つけてしまうのはいつもの事です。
多くの参加者の方々、ありがとうございました。
次回があれば、そしてボード制作係を解任されなければ今回の反省点を踏まえてアップデートさせたいと思っています。
では、ビリーブ イン! エミュージーック!
そして……
エミーゴ! アミーゴ!!
雨はどうか? なんとか持つか? という天気予報から一転してすっごい良い天気。
さすが「雨やめーっ!」と空に向かい叫ぶと本当に日が差し始める女神がいるだけのことはある。
とはいえちょっと晴れすぎな気もします。
猛暑はできれば避けて欲しく、雨の心配はない程度の曇り空が良かったのですが…………
ラブライブ!シリーズ×パ・リーグコラボ試合の開始です。
第1戦目は千葉ロッテマリーンズ vs 中日ドラゴンズ戦。
マリーンズとコラボするはμ’s!
ぼくが応援するマリーンズと大好きなラブライブ! / μ’sという推し×推しが実現!俄然盛り上がる……と言いたいところですが、引き分け挟んで11連勝の勢いもすっかり減速してしまったマリーンズ。
優勝を狙うどころか交流戦に入り息を吹き返してきた4位楽天イーグルスとの差もほとんど無くなり3位も危うく試合に対しての情熱はすっかり沈みがち。
しかも2年前のラブライブ!×パ・リーグでのAqoursコラボ試合を観戦したときのショックをまだ引きずっているのでなおさらです。
今週は3戦分のチケットを買っていたのですが、既に2戦負けていてマリンスタジアムに向かう脚が重い。
でも! 前回はコラボしていなかったμ’sが参戦となれば無理やりであっても行かない選択ありえないのです。
そのマイナスな気持ちを奮い立たせるべく10年以上前に着ていたユニフォームを引っ張りだしてきました。
でっかいアイロンではーいプシュ!
スタジアム前の圧着サービスでネームと背番号胸番号を入れてもらいました。
6文字とヒトケタ番号で計3400円。
これが#42「C.C.MERCEDES」だと5000円を超えていたところだった……
注文によって文字数がまったく違うのに熟練の手つきで一文字一文字バランスよく配置させ、一気にアイロンかけ。
待つこと30秒ほど。
μ’s参戦ということでメンバーあるいはその声優さんと同じ姓のユニを着たい!と#20「東條大樹」選手を考えていたのですが、やはり来てくれる2人のどちらかの方がより良し……
と考えながらなんとなく部屋にある高坂穂乃果ちゃんのアクリルスタンドを見てみると…………
「HONOKA KOSAKA」
公式表記ではKOUSAKAではなくKOSAKAなんだ……
ん???
KOSAKA?
いるじゃん!
いや、正確に言えばいたじゃん‼︎
2005年に日本一となった時の名遊撃手#1「小坂誠」選手が!
μ’sの発起人でありリーダーである高坂穂乃果ちゃんですから背番号も当然「1」番でしょう!
小坂誠ユニをこの日だけは高坂穂乃果ユニとし、ラブライブ!フェスグッズの腕章を組み合わせて参戦(観戦)です。
前回のAqoursとのコラボではグッズ販売列がマリン前からずっと伸びて横を流れる浜田川のほうまで達していた経験からか今回は事前通販があり助かりました。
加えて販売ブースも前回より3倍くらいに増やした運営側の万全の構えがありさほど長い列になってはおらず。
穂乃果ちゃんはマリーンズチアチームの「M☆Splash!!」コスです。
6球団共にチアチーム、プレイヤー、ファンの3イメージで作られているようです。
真姫ちゃんのユニフォーム姿はけっこうエロエロユニになっていますが、ユニフォームを正しく着こなしたほうが”萌える”と思うのですが、やっぱりそれは少数派なんだろうな。
と、自分で描いたわけですが、6球団メインビジュアルのバッティング穂乃果ちゃんグッズも出して欲しかったな。
マリーンズとμ’sのコラボなんて夢にも思いませんでした。
発表から2か月弱待ちに待ったというのにチーム状態は悪く、その上この試合で投げるローテンションだった佐々木朗希くんが不調のために登録抹消。
その穴を埋めるべく先発要員ではない選手を小刻みに継投させていくブルペンデーとなりもう勝てる気がしませんが……
穂乃果ちゃん役新田恵海さんと凛ちゃん役飯田里穂さん2人によるスターティングラインナップ発表で穂乃果ちゃんの「マリーンズ選手のみなさん、ファイトだよっ!」を聞いて勝てるかもしれない……と思い始める。
なんといってもチャンスの女神の前髪を掴み続けた穂乃果ちゃんの応援なのですから。
ちょっとそこのカモメ、代わってくれないか?
大抵のイベントでは写真撮影は禁止となるので堂々と推しを自分のカメラにおさめられるスポーツイベントがとても貴重な機会です。
ファーストピッチセレモニーを務めるえみつんのMIZUNOグローバルエリートグラブとNewBalanceのM1500シューズは2019年にライオンズ×オコジョとヤマネコラボで投げた時と同じですね。
手が小さくて合うのがなく少年野球用だそうですが。
右投げのえみつんに対してサウスポーのりっぴーとバランスもいい。
まぁ結果は…………どんまいw
揃っての記念撮影では#10上田希由翔(きゅーと)選手と女子に大人気イケメン#53「和田康士朗」選手にはさまれて。
ドラゴンズの大人気マスコット「ドアラ」くんが体調不良で欠場となりシャオロンくんが緊急登板。
まぁこの時期は選手にけが人が出てやりくりに大変なのはどのチームも同じ。
3回裏りっぴーのコールに奮起したか1点は先制するもののチームの状態からまったく安心はできない展開で迎えた5回裏。
ここで久しぶりにお目覚めの打線が爆発してホームランを含む5点を追加。
1イニング1イニング勝ちが近づく7回裏の「WE LOVE MARINES」があまりに楽しくてえみつんりっぴーのダンスの写真を撮り忘れる。
さらにダメ押し点を加え終わってみれば10対0の完勝!となりました。
前回に続き今回も大敗を喫し、ラブライブ!コラボは鬼門となるに違いないと覚悟していたのにこの結果。
もう泣きそう…………
ラブライブ!コラボ席はホーム三塁寄りブロックとなっており、当然マリーンズファンもドラゴンズファンも他チームファンや野球に興味はないラブライバーもごちゃまぜになる抽選販売だったのでぼくはこれを回避していつも見ている本塁一塁間2階中段通路側席を指定購入で観戦しました。
ドラゴンズも好きなチームなのですがそれでも特に負け試合で敵チームファンの応援を隣で聞くのはツラいですから、コラボ席特典のえみつんりっぴートークショーは諦めました。
勝ち試合後の応援歌や勝鬨も終わり退場が進む中動きの無いあのエリアがこの後に始まるトークショー待ちラブライバーたちですね。
何かやらかして居残りさせられているようにも見えますが……
終わった後に恵海人たちと落ち合う約束をして勝利の余韻に浸りながらスタジアムを下ります。
彼らを待っている間に勝利に気をよくしてグッズを2点追加購入。
ランダム封入で出たのは穂乃果ちゃんとことりちゃんでした。
何を言っているかは全く分からないものの漏れ聞こえてくるえみつんりっぴーの声を聴きながらボーッとベンチに座り眺める光景。
終わっちゃったんだ…………
グッズ販売ブースの解体も始まっている。
待ちに待ったそして夢にも思わなかった推し×推しコラボが終わってしまった。
それも快勝という最高のカタチで。
なんか…………
また泣いちゃいそう。
目頭まで涙がこみ上げてきちゃった。
ドラゴンズファンと大阪から遠征してきたタイガースファンの恵海人と海浜幕張駅前の店で打ち上げ会。
1番ショート凛ちゃんは当然として、キャッチャーにことりちゃんはアリか?
絵里ちはバレエをやっていて脚をを大きく開けるのでファーストが良いんじゃないか?
そして穂乃果ちゃん。
そのカリスマ性からエースピッチャーと見るかスラッガーと見るか。
ぼくは4番打者というよりチャンスメイクな3番で出塁、4番希ちゃんの長打で帰す期待したい…………などラインナップ議論に話の花を咲かせる。
隣席のドラゴンズファン4人も加わり、幕張なのに7人中マリーンズファンはぼくひとりという状況ではあったけれど同じプロ野球ファン同士wめちゃくちゃ楽しい時間となりました。
ラブライブ ! × プロ野球は楽しいぞ‼︎
大抵入港は10時頃だろうから深夜仕事を終えてから急げば間に合うはず。
仕事中のちょっとした合間にあまり考えずなんとなくフンフンフーンと鼻歌混じりにロボ絵を描いたら…………
いろんなミリタリー調ロボットアニメの量産機をミキサーにガーッっとかけて出てきたデザイン!って感じのあまりにもあまりにもなロボが描けてしまい、我ながら苦笑しました。
もうまるでAI生成と言っていいくらい。
AI生成絵はネット上で集めた無数の絵から学習するゆえに、その元の絵が持つ著作権等が守られないという点が問題となっているわけですが、まぁぼくも多くの絵師と言われる人たちもこれまでの絵描き人生の中で見てきた絵から無意識あるいは意識的に抽出したり影響を受けたりしてきたわけで、それってAI生成とどう違うの?とすら思ったりも…………
AI生成萌えキャラも結局同じものから学習しているからか、どの絵を見ても同じような顔立ちになってきていますね。
黒タイツを履いたキャラのセンシティブな……とまでいかないちょっとスカートがめくれて(/ω\)イヤンなイラストは、いわゆる神絵師と言われるような方々も含めておおよそ8割くらいの人がそのタイツの描き方を間違えている(ランガードと呼ばれる作りの位置がおかしい)のですが、当然それらから学習しているAI生成絵も同様に8割ほどが間違ったタイツの描き方をしていて、AI生成絵の仕組みを実感するわけです。
ぼくが今のデザイナー稼業を仕事としたとき、亡くなった父が「自分のような仕事(貨物船の運行会社)は将来機械にとって代わられてしまうだろうけれどお前が選んだ業界はそれが無いのは強みだ」と言っていましたが、まさかバスやトラックといった運輸物流関連の人手不足が社会問題となり、ぼくのような仕事が先にAIにとってかわられる日が来るとは思いませんでしたわ。