この暑さでへばってます。
当然?自転車ブログも休業状態ですみません…
この週末の大洗は海開きイベントでした。
こんなデザインのポスター・ちらしを作っちゃう今の大洗ではただの海開きだけに終わるわけがなく、訓練支援艦てんりゅうが寄港するわ10式戦車が来るわで大変な盛り上がりを見せていました。
ヒトマルですよ、ヒ・ト・マ・ル
そりゃもう行きたかったんですが、とにかくこの暑さに参っているので断念してしまったヘタレです。
なんか濃霧でいくぶん過ごしやすかったとか。
でもアヒルさんチームあけびさん役の中村桜さんが1日艦長を務めるてんりゅうも体験航海に出港できなかったらしいですが…
この幕張の地のエアコンが効いた部屋からネットで同士のみなさんが発する報告を見つつ自軍の整備を進めます。
タミヤプラモはやはり安定の出来で、あっという間完成しました。
「ルノー シャール B1bis」アニメ「ガールズ&パンツァー」カモさんチーム車仕様です。
つくづく古くくさく変なカタチの戦車ですね。
この2輌が同じ戦争を戦ったとは思えません。
「積み荷を燃やして…」とか、”トルメキア軍風の谷駐留部隊”とか、「薙ぎ払え!」とかむしろそっちのほうが似合いそうなデザインです。
アンテナ基部なんかも、青白く光ってそこから発生した電気が供給されてアトムの敵ロボットが目覚めそう。
でも、この変なカタチゆえ作るのがとても楽しかったですよ。
部品ひとつひとつがいったいどこにどう付くのかが分からないんですから。
では、いつもの通り制作記を軽く記します。
ぼくはエアブラシを持っていないし、ピンバイスドリルを手にしたのも半年前という程度の浅い出戻りモデラーです。
ガルパン視聴を期に再び戦車プラモを作り始め、1輌目のヘッツァーからこの10輌目のB1bisまでに少しづつ劇中車に近付ける改造ポイントを増やしてきたという感じなので初心者を少しだけ脱しつつあるレベル、というくらいの制作記です。
今回のガルパン仕様車とタミヤキットとの差異部分の中で一番目立ち手間のかかる部分がサイドスカートの撤去と転輪のプレート設置ですね。
サイドスカート撤去は思ったより簡単でした。
普通のOLFAカッターでスカートの段差に沿って滑らせること3回くらい。
これで綺麗に切り落とせました。
気を付けたいのは、硬いものを切断するからって大型カッターを使わないことです。
切断線すぐ上にリベットがあるので、これを削ってしまうと面倒です。
そしてスカートを無くした為に露出した転輪抑えのプレートを1mm厚のプラ板で自作。
4つずつ1組でプレートを付けていくのですが、1番前の転輪はすこし持ち上がっています。
アニメ車はここは上がって無く他の転輪とフラットです。
これはアニメCGのミスなのでしょうか?
それを再現するのは大変だし、構造自体は実車から変えたくはないのでプレートの形を転輪に沿わせて持ち上げることにしました。
けっこう調べたのですが、スカートを外している実車写真はあったのですがこのプレートが見えている写真は見つからなったんですよね。
なので想像の形ですが、組んで塗装して見るとそんなに目立つ部分でもないんでこれで良しとします。
エンジンルーム上ハッチのディテール省略とリベット増設。
そしてサイド乗降ハッチ上の手すり撤去とその差しこみ穴にもリベット増設。
ひたすらいろいろなサイズのリベットがモールドされた商品もあるのですが、それだけを買いに出るのも面倒くさいので自作です。
リベット増設位置をピンバイスで穴を開けてそこに使わないパーツからとった細い棒を差し込み瞬間接着剤で固定します。
そしてそれを適当な長さで切断し、ヤスリで軽く整えるだけで終了です。
M3リーの時はパテを丸めて再現したのでとても苦労したのですが、この方法の方がずっと簡単でしかも同じ大きさで揃えることができますね。
すべての車外装備品は付けないので設置穴を開ける前に確認を。
ヘッドライトは無くその位置にはなぜか予備履板ホルダーがひとつだけありますのでそれをプラ板で自作設置です。
75mm砲身先端も一段太くなっているので0.1mmプラ板を巻いてヤスリで成形して再現。
ただこれを車体取り付け前に行ってしまったので、このあと付くパーツの穴に通らなくなってしまって難儀してしまいました。
きっちりと順序を計画的に。
マフラー後端は下向きではなく上向きに。
その他でもこの車体はリベットが多い上に登場も遅いためにポリゴン数削減のためかけっこう上面ディテールがあっさりと変更されています。
でもそれではこのヘンな戦車の魅力も減ってしまうので、そのさじ加減は各自の好みでって感じですね。
側面カモさんマークの目のあたりに丁度リベットがひとつあるのですが、みなさんの作品を見るとそこでデカールが破れちゃったりシワが入ったりして苦労されているようなのでぼくはそのリベットを削っちゃいました。
一番の楽しみは履帯です。
こんなパーツを61個づつ2組繋げるんですが、面白かったですよ。
接着剤もいらずにプチプチと繋がります。
完成後も外せるので塗装も楽ちんでした。
そしてデカール貼り……… ここでミスに気づきました。
右側面のカモさんが窮屈です。
これはカモさん前側リベットの撤去を忘れたからです。
もう今となっては遅いですが…
色はタミヤスプレーのオリーブグリーンです。
もう少し黄色かかったほうが良いのですが、スプレーでちょうどいい色がないので仕方ありません。
模型制作用レンタルスペース(エアブラシもコンプレッサーもある)を借りて調合した色を吹こうかとも思ったぐらいでしたがこれはこれで良しとします。
発見されてからプラウダ戦~決勝戦まで日数がない上に整備の手はポルシェティーガーにかかりっきりだろうと想像し、下地のオキサイドレッドを場所によっては少し透けて見えるくらいに濃淡まだらにオリーブグリーンを吹いておんぼろ感を出してみました。
ウェザリングを施してこれで完成です。
ああ、面白かった。
そーどーこーぉぉぉぉ
これで大洗女子決勝陣容の6輌が揃いました。
次はアリクイさんチームの「三式」です。
ファインモールド製で精度の高くガルパン車プラモ屈指の組みやすいキットらしいです。
そしてその後にはいよいよレオポンの「ポルシェティーガー」が待ちうけています。
これはかなりの難敵キットのようです。
大洗女子学園全8輌揃い踏み
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