幕張でポタリング日記

自転車趣味や好きなアニメやら思いついたことをチラホラかきちらしています

レッドブルエアレースのプラクティスフライト

2018-05-26 18:27:29 | 日記
この週末に千葉市幕張海浜公園で開催されている「Red Bull Air Race Chiba 2018」のプラクティスを例年通り見物してきました。

土曜予選、日曜の本戦は当然有料なのですがこの前日練習フライトは道路から見ることができるのでタダです。

土日になってしまえばこの道路脇もフェンスが張られ見えなくなってしまいます。



でも……遠い……



風が強く波も荒いので、



パイロンが立てられていません。



だから各選手も低空に降りてこず上空からコースをトレースするように飛んでいるだけなんですね。



まぁ風に関していえば海辺の幕張開催するというのが間違いとなってしまうのですが。

なんといってもプロ野球で唯一強風で試合中止になった千葉ロッテマリーンズのホームである千葉マリンスタジアム(現ZOZOマリンスタジアム)のすぐ目の前で開催されているですから。


でも……

少し風が弱まってきたような気が……



パイロンも立ち始めましたよ。

よく見ると風下である陸地側に全部傾いていますが。



すると今までとは明らかに違う高度で突っ込んできました。



そしてスモークオン!



パイロンを使ったフライトが始まりました。



やっぱりエアレースはこうじゃなきゃね。



ナンバーが記されていないこの機体は可否を見るためのオフィシャル機かな?



ただ今回は写真がどうも単調です。

コースが例年とは違い500mほど移動してしまったようなんですね。

なので歩道から見れるここからではすでに最終ターンの外になってしまいます。

なのでどうして同じ様な写真にしかなりません。



パイロンヒット。



倒してしまいました。



すぐさまエアゲーターが出動。

今日はこんな荒波をかき分けての急行です。



あっという間に修復。



これもエアレースの見どころのひとつなので見れて良かった。

もちろん本番では選手にペナルティを科されてしまうわけですが。



こんなにパイロンが流される強風の中でのアタックなので難しいのでしょうね。



スモークもすぐ流れていくので視界はずっとクリアではあるのですが……



パイロンは風に流されているだけでなく波で上下動も大きいのですがこれで正確なインコレクトレベルの判定はできるのでしょうか。

まぁ目視ではなくなんらかの装置を使っているのでしょうが。



コースが北西に移動したために全コースど逆光になってしまったのも痛い。



タダで見ているので文句は言いませんとも、ええ……



室屋義秀選手がコースインしました。



逆光…………



なんとか美しいFALKENカラーを撮れました……遠いけれど……



今日の予選では3位のポジションに決定。



3連覇を期待したいところですがまず対決するのはマット・ホール選手か……

簡単にはいきそうにないね。


相変わらず今年も公式HPが見づらいのですがなんとかならんのかね?


2017年のRedBullエアレース予選見物の記

2016年のRedBullエアレース練習フライト見物の記

2015年のRedBullエアレース練習フライト見物の記




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ミュージッククリップのロケ地探しは楽しい

2018-05-22 09:59:31 | 日記
地図を見るのが好きです。

学校でも社会科の授業もろくに聞かず地図帳をずーっと眺めている子どもでした。

大人になった今でもそのままなので仕事の調べ物でGoogleEarthなんか見だしたら2時間3時間平気で潰してしまいます。




先週の16日に新田恵海さんの新アルバムCD「EMUSIC32 -meets you-」がリリースされました。



リード曲となる「君に咲く愛のうた」のミュージッククリップDVDがセットになっているのですが、やはりそんな映像を見たからにはその場所がどこなのか知りたいし機会があれば行ってみたい。

そう思うのはファンとしては当然です。

まずはそのMVを目を皿にして何度も見て手がかりとなりそうなポイントを探します。



んん?

このメイキング映像に映ってる工事看板に利根川左岸94kmと書いてある。

左岸というと上流から見て左側、つまり茨城県側ということだね。

河口から94kmというと守谷あたりということか。

おおざっぱな測り方とはいえ鬼怒川との分岐まではいかない範囲なはず。



そして地点を絞り込むポイントとしては映り込んだこの排水(取水?)塔となる。

これは楽勝じゃん?



……と思い利根川河岸を寄ったり引いたり地図に切り替えたり衛星写真にしたりストリートビューや給水塔や水門マニアのHPを調べてみたりすること既に1時間。

全然見つからない。

んんー

千葉県側か?

利根運河とか?

でも工事看板に左岸って書いてあるし夕日の方位的にも間違っていないと思うんだけどなー

それにそういえばえみつんが撮影で茨城県に来ていますってツイートを見た憶えもある。

ならそんなに大間違いというわけでは無いんだと思うんだけどな。

なにか他に見落としているところは……



あの排水塔の向こうにある建造物は?

橋脚に見えるね。

利根川を渡る常磐道か?

いや、夕日の方向からすると川下側から見ているからつくばエクスプレスだ。

でもその割には橋脚の本数が多く間隔が狭い。

ってことは川の上では無く陸地かもしれない。

ちょっと利根川を離れ細かい支流なんかを探していると。



おや……



これは怪しい?

ストリートビューに切り替えると……



あった!

これだここだ!



すぐ横の工事看板に書かれた文字も一緒だ。



となると屋内撮影もすぐ近く。

MVでは徒歩で移動することわずかだったはず。



森の中の古風な洋風建物で同じ雰囲気があるここに違いない。



「スタジオムーンニンフ」という貸しスタジオみたい。



ここのHPを見るとアンティーク調な小物や部屋の感じも同じだ。

もっと調べてみると井口裕香さんのMVにも使われているし「相棒」シーズン7の第15話でもここで撮影をしたらしい。

ウチの奥様は相棒好きで全部録画保存しているので見てみると……



相棒特有の青色が強いけれど確かに一緒でした。




ここまで2時間ほどかかったけれど楽しかったな。

あとは実際に行ってみたいけれど機会あるかな。




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昼間のさるびあ丸

2018-05-20 06:51:26 | 日記
娘が通う学校から驚きの通知がきました。

横浜に全校遠足を行い、その行程は客船「さるびあ丸」を借り切るとのこと。

はぁ?

定期航路で運用されている船をまるごと1隻ひとつの学校生徒だけで借りる?

しかも本来客船は就航していない千葉港から発着させる?

そんなの聞いたことがない……

とびっくりしたわけですが、これは娘の学校では60年もの長い歴史のある伝統行事だそうで3年に1回行われているようです。

3年に1回に全校生徒ということはどこかにタイミング必ず全員があたるわけですね。

にしても小さくはない客船をねー

でもフネ好きとしては疼いてきちゃうわな。

夜勤前に外出するのは面倒くさいので基本したくないけど、千葉港で港めぐり以外の客船を見る機会なんてほとんど無いし。





やー

本当に「さるびあ丸」だ。

別に信じていなかったわけじゃないけれどこうして目の前にしてみるとやっぱり驚いてしまいます。

客船の定期便が無い千葉港にいるのも驚きですがそもそもこんなにも白く輝く船体……



東京竹芝から伊豆大島や式根島などの島嶼を結ぶこの「さるびあ丸」ですが、竹芝を夜の22時に出て朝に大島に着きます。

そして翌日の朝出発して竹芝に戻ってくるのが18時前というパターンを繰り返すこの船なのでこうして午前中の陽を浴びて真っ白に輝いている姿を見るためには島々に行かなければならないんですね。

いやー、何度も驚いてしまいますよ。



客船ターミナルなど無いからこうして自前でタラップを用意しているのですね。

客船でありながら島嶼部への物資輸送の任にもついている為に大型クレーンを装備しているさるびあ丸ならではの芸当かもしれませんね。



ターミナルが無く貨物船が接岸するバースなので関係者以外は立ち入り禁止で我々保護者も柵の外からこうして眺めなければならないというのがちょっと納得がいかないところではありますが。

まぁ保護者をここに入れたら転落防止のために監視要員をそれだけ用意しなきゃならないし大変なのでしょう。

こうして岸壁外の突堤から見る分には学校とは関係なく自己責任ですし。



舫いが解かれましたね。



と思ったらもうスルスルっと動き出していました。

タグボートも無しにバウスラスターを唸らせ既にかなりの速度で岸壁から離れていきます。



さすが定期航路の船は早い。

でも保護者の見送りもおらず白テープも無いし、朝の近隣マンションに配慮してか長三声の汽笛も無し。

うーん……

情緒がねー……



こうしてみるとボコボコだね。

2020年に新造船を就役させるようなのでそろそろ建造が始まるのでしょうね。



全校生徒と教員で船の定員は満たしてはいるようですがそれでも1隻まるまる借り切るというのはすごすぎます。

時々企画物で千葉港を使った納涼船があるみたいだしもしかすると災害時に竹芝ほか東京の港が使用不能となった場合の島嶼地域への物資搬入、あるいは東京から千葉への帰宅難民の輸送などを想定した千葉入港訓練を兼ねていたりすのでは?と勝手に想像しています。



やっぱり港を出るときにも汽笛は無しか……



船体を大きく傾かせ面舵が取られたようですよ。



どうやら貨物船と進路が重なっていたようですね。



程なくして取舵で横浜港に向けて増速していきました。

ご安航を。

……って今回は自分の娘が乗っているからまじだ。


往復で4時間の航海なので船内では手旗信号教室やロープワーク、フラダンスなどを学んだそうです。

そして航走中にブリッジ見学もあったよう。

停泊中のブリッジならイベント等で見る機会もあるでしょうが航走中とは……

羨ましいぞ娘!!


一部の船好きが昼間の横浜大さん橋に「さるびあ丸」が入港していることにSNS等で少しざわついたようです。
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ロナルド・レーガン出港

2018-05-11 23:31:32 | 日記


おおっ!

出てきた出てきた!



やっぱでけー!

米海軍空母CVN76「ロナルド・レーガン」です。



東京湾海上交通センターHPから引用

横須賀軍港めぐりでも時折見ることができるこのフネですが、走っているのは見たことがありませんでした。

東京マーチス(東京湾海上交通センター)で公開されている情報にこの空母が前日出ました。

狭く過密な浦賀水道を200m以上の大型船が通行する際には安全のためにこうして周囲の船と情報を共有するというのは秘匿が常の軍用艦艇と言えど同じです。

12時45分ならば見に行ける時間だ。

でも、どこで見よう。

いつもの軍港巡り遊覧船を考えたのですが、以前米潜水艦が出港する際には正規のコースを辿らなかったことがあるので潜水艦と同様にアメリカにとって重要な艦である空母の出港となれば同じ措置がとられる可能性が高い。

ヴェルーニ公園からでは影になっているところに空母が入るバースがあるのであまり長く見ることができないのもわかっています。

では港の出口が見える所に行ってみよう。

行ったことはないけど……




いつもは京急の汐入で降りているのですが今日は追浜。

「おっぱま」と読みますカワイイ。

初めて降りました。

そこからバスに乗り5分ほど。



軍港めぐり遊覧船ガイドのお兄さんは自分の自宅だと言って笑わせるのを持ちネタにしていましたが、横須賀市の資源ごみリサイクル施設「アイクル」です。



この前は海釣り施設として整備されており港の出口から浦賀水道の航路まで見渡せるのです。




手前の長浦港に出入りする艦艇であれば目の前を通るのですが横須賀本港となれば少し距離はあります。

けれども全長333mの米空母であれば十分その大きさを堪能できますね。



後部に1機だけFA18ホーネットを載せているのが見えます。

現在主力であるスーパーホーネットではなく所謂レガシーホーネットと呼ばれる機体なので甲板作業員のハンドリング訓練などを行うための用廃機なのかもしれませんね。

この時点では艦載機は載せておらず岩国基地に駐留しており硫黄島を使い発着訓練を行っている部隊と太平洋上で合流することになっています。

今回のこの出港は整備明けの公試らしいので艦載機部隊を呼び寄せるかどうかは知りませんが。



警戒にあたっていた海上保安庁の巡視船PS07「あしたか」もその任務を終え離れて行きます。



米海軍のタグボートもお疲れさま。

この前後が無いようなデザインが好き。



しかし……理屈はわかっているのですが……

それでも右舷側に横転しそうでヒヤヒヤしてしまうシルエットですね。



この時点で東京マーチスに通告してあった浦賀水道航路入航時刻の12時45分になりました。

今回は予定通りで運が良かった。



こちらは海上自衛隊のタグボート。



巡洋艦CG54「アンティータム」が沖合で出港を待っていました。

ロナルド・レーガン空母打撃群を構成するこの巡洋艦ですが10分ほど前にここで錨泊をしたので公試には同行はせず単に入港を待っているだけなのかも知れません。

共に行動するのであればわざわざここまで浦賀水道を入ってこなくとも房総半島沖で待っていればよいのですから。



右にぐっと転進して浦賀水道航路に乗りました。

ここ、もっと空気が澄んでいる冬に見に来たい場所ですね。



「アンティータム」の向こうを回り込み



対岸の房総半島富津市に立つ東京湾観音さまに見守られながら南下していきます。

この観音様は世界平和を願って建立されたそうなので世界中で一番の破壊力を持つ米空母の安全も見守っているのかどうかはわかりませんが……



出港を見続けて52分。

姿が見えなくなりました。

ご安航を!



軍港めぐり遊覧船13時の便がやって来ました。

12時の便は来なかったのでやはり通航制限がかかっていたようです。

今ごろあの船上では「私のワイフが家から手を振っているのが見えます」って舌も滑らかに乗船客の笑いをとっていることでしょう。


来る時にそんなに長くバスに乗っていなかったので追浜駅まで歩いて見ます。



目的はここ「追浜トンネル」

ここは娘が小さかったころ読んでいた絵本「ダットさん」に登場するトンネルで、窃盗団に追われたダットさん(フェアレディS310系)たちがこのトンネル内で「ルネントマパッオ」と唱えると空を飛んで追手を振り切ることができた場所です。

まぁ実際には絵本と違ってトンネルを抜けた場所は海を見下ろす高台ではなくここから飛び上がっても正面にある日産の工場に激突してしまいそうな場所でしたが……

駅まで歩くにはそこそこ距離があり途中のファミマでレッドブルを買って飲んでしまいました。

これ、途中からでもバス乗ったほうが安かったんじゃ……




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